買い物依存症。でもミニマリストになりたい。

買い物依存、ミニマリスト、相反する要素を包括、葛藤を綴るブログです。 買いたい。 でも貯金したい。 持ちたい。 でも増やしたくない。 そして、雨後の竹の子のように数多存在するミニマリスト本、お片づけ本、捨て本、シンプル本、そんな本を読んだ場合の感想など。 その他もろもろ。 どうなっていくかわからないブログですが、よろしくお願いいたします。

【人生がときめく片付けの魔法】なぜ私は片付けたいのか?

もはや、ミニマリストに興味のない一般の人でも知らない人はいないこの本。

何と言ってもいちばんの特徴は、

今までになかった判断基準、”ときめき”でした。

それゆえ、アマゾンレビューを読んでみると、

この”ときめき”という感覚に共感できるか否かでこの本の評価が分かれているようです。

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これを読んで目からウロコが落ちた!と

一気に片付け祭りを実行、ときめく部屋を手に入れた人もいれば、

ときめきって何?モノにときめくという感覚がわからないから、

結局1年間のうち1度も使っていなければ捨てるなど、

ありふれているけど、誰もが判断可能な基準で無難に片付けた方が手っ取り早い、という人もいます。

 

私はというと、どちらかというと後者に近い感覚です。

洋服はもともと愛しているので”ときめく”というのがわかるのですが、

その他のもの、

例えばキッチン用品や文房具、アクセサリー、日用品諸々については

まったくときめく感覚はわかりません。

 

そう思った人が結構多かった影響か、第二弾に出された本では、

明らかに必要なものについても”ときめき”と判断する、

というようなことが書いてありました。

(今手元にないので正確じゃない書き方になっていて申し訳ないです)

それはちょっと強引かなあ、と思いますね。

多分、無条件にときめくもの、と

ある一定以上の使用頻度のもの、

の2種類は残す、と言ってくれた方が納得感があると思います。

全てを、無理やり”ときめき”に持っていかなくってもな、と。

 

しかし私が言いたいのは、そんなことではないです!

この本の本当の凄さは、世間で注目されている”ときめき”の部分ではないと勝手に理解しています。

私がすごく影響を受けた部分、

この2点のことを知ることができたということだけでも、

充分元は取れたな、と思うぐらい。

 

①場所別ではなく、モノ別に取捨選択を行うこと

みんな知ってそうで知らない、やってそうでやってなかったことだと思います。

今でこそ断捨離本、ミニマリスト本は溢れかえっているので、

同じことを言っている本が他にもあるのかもしれませんが、

この本が出た当時までで、

この部分に言及していた本はなかったのではないでしょうか。

部屋を片付ける、となると、確かに1つの部屋の中で片付けがちですが、

服なら服、本なら本、と同じ用途のモノを全て集めた方が、

取捨選択の効率が良く、何より、正確なモノ選びができます。

難しいことではないのですが、この部分は本当に画期的だったと思います。

 

②モノを捨てる前に、理想の暮らしを考えること、

そして、なぜそんな暮らしがしたいのか考えること。

これです。

この部分(P55に載っていますので是非読んでください)

もう本当に、これこそ片付け、断捨離、ミニマリスト

もっというと、あらゆる行動の原点に触れている!

そういう部分だと思います。

 

私の場合、

とにかく床に何も置いていない、

家具も少ない、ブラウン、白を基調とした部屋で暮らしたい。

そう考えたら、『なぜそんな暮らしがしたいのか?』

を最低3回以上突き詰めていきます。

『掃除をしやすくしたいから、落ち着くインテリアにしたいから』

『なぜそうしたいのか?』

『毎日掃除した清潔な空間でリラックスしながらストレッチをしたいから』

『なぜそうしたいのか?』

『きちんとした生活の中で、健康で美しい身体が欲しいから』

『なぜそうしたいのか』

『自分を大切にしたい、幸せになりたいから』

 

こんまりさんによると、

『結局、モノを捨てることも、持つことも、自分が幸せになるためにすること』

さらっと書かれていますが、ここがこの本のいちばんのポイントだと

個人的に決定させてもらいます!

文字にすると簡単ですけど、

この部分が腹に落ちると、捨てる作業は格段に早くなります。

そして常に、自分の理想の生活とは何か、を考えながら残すものを選ぶことで、

ついつい、もったいないから、思い出の品だから、レアだから、などなど

捨て作業の邪魔になる感情の傾きを、すぐ軌道修正することができます。

”ときめき”という判断基準ははっきり言っていらないくらい、ここが重要です!

 

私も本当にモノを捨てられないタイプです。

明らかに必要ないのに捨てられないときは、

何のために、片付けをしたいのか? と何度でも同じ問いを繰り返します。

過去ではなく今からの未来、どうなりたいのか?

その実現に近づけるために、これは必要なのか不要なのか、

または、あってはいけないものなのか。

理想とする暮らしと、ここにモノがあることと、どっちが大事?

そう自分で問いかけると、捨てることができました。

今まで捨てられなかった、新品だけど放置しすぎてカビたブーツや、本、入らなくなったブランドの服も。

だって、清潔な部屋で健康になりたいから。

 

モノ達に申し訳ないことした。今後はそうならないように、

買う時は、そのモノの一生を引き受ける覚悟が自分にあるかどうか考えよう。

そう思っています。

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買い物依存症は、他のことに依存すると治る場合がある。

前回の続きです。

 

『普通の人と同じような感覚で服を買う生活』で1年近く過ごした方法。

それは、貯金です。

 

ブログ開始の日にちらっと触れましたが、

一時期特許事務所に勤めていたことがあります。

大学を出た後フラフラして、なんか技術を身につけねばと都立の職業訓練校に通い、

卒業した後、特許技術士として就職が決まりました。

もともと理系でない上に、内視鏡やデジカメの特許申請明細書を書くなんて

その業界の経験もないのによく面接に受かったなあと不思議なくらいだったので、

一年未満で解雇されてショックでしたが、納得でした(笑)

 

しかし、ここで得たのは、解雇されるという嬉しくない経験以外にもありました。

正しい消費行動と貯金、です。

なぜそれができたかというと、まあ、就職をきっかけにちゃんと生活したい、

もうカードの支払いに追われるのは嫌だし、貯金もしてみたいから、

節約ゲームだと思って、真面目な生活してみようかな、と思ったからです。

 

具体的にやったことは、

① 毎月お給料日に、自分で貯金用の別口座に8万円を振り替え、毎月増えていく通帳の残高を見てモチベーションを上げる

② 服は毎月2万円以内、食費やその他も具体的に金額を決め、その範囲内で買う

この2つです。

やっていることは本当に単純で地味ですし、

毎月10万以上洋服を買っていた自分が、突然2万に抑えられるかな、と

はじめは思ったのですが、できました。

それは、ただ被服費を2万に抑えただけでなく、同時に貯金していたからです。

 

やってみると分かりますが、貯金って、すごく依存性が強いのです。

毎月、〇万貯金するぞ!と決めて、

その最初の1回が口座に振り込まれると、次の月も絶対貯金できます。

できればその都度通帳記入して、貯まった金額を目視すると効果倍増です。

 

この時の私は、この残高を守りたい、

いや、計画通り順調に増やしていきたい、そう思うようになっていて、

そのためなら服に使えるのが2万でも我慢できました。

この頃、ユーズドミックスや原宿系、ノンノ、ミーナ、のようなカジュアルファッション(既に対象年齢は過ぎていましたが。。)が好きだったため、

ワンコーデなら2万以内で収めるのも難しくありませんでした。

雑誌を一通り読んでお店に行き、その時の自分のいちばん欲しいコーデを買いました。

 

いちばん欲しいコーデを、予算内で買う。

これってすごーく、普通の人の消費行動、じゃないですか?!

それまで毎月10万近く買っていた時は、

目に付いた欲しいものをあまり考えもせず即決して、

後から、ちょっと気に入らない部分があって、それでまた別のもっといい服を探しに行ったり、という買い物依存症ど真ん中だったんですが。

 

普通の消費行動、それを可能にしたのは、まさしく貯金のおかげ。

そう、この時の私は依存の対象が買い物から貯金に変化していたんですね。

だから、やっぱり、いくら消費行動が普通だったとしても、

やっぱり、ちょっと、普通、とは言い難いし、

何かに強く依存している時点で、それの対象が貯金であっても、精神的にはヤバイ人だったと思います。

 

この貯金依存、特許事務所を解雇され失業したことにより、終了しました(笑)

失業してたら、貯金、できませんから。

それとこの時、失業保険がもらえて、

しかも解雇になった月のボーナスもラッキーなことにもらえて、

総額100万以上貯まったことで、何だか目標達成したみたいな錯覚に陥り、

貯金への意欲がなくなったことも一因です。

 

このことで、私って、常に何かに依存しているなあ、とそう思いました。

貯金の前は、買い物、買い物の前は、親友のAちゃん。

じゃあ、その前は何に依存していたんだろう?

考えると、健全だったと思っていた高校時代や中学時代は、

それぞれ、大学受験、高校受験に依存していたんだな、と

今書きながら納得しました。

とにかく、何か夢中になれる人や物事、

それに依存して私は生きてきたみたいです。

 

依存って、必ずしも悪いことではないけど、

やっぱりニュートラルな感じが理想ですよね。

何にも影響されないのは不可能だけど、

少なくとも自分で舵を取る、というような。

 

結論。

買い物依存も貯金依存も、依存というヤバさは一緒。

ただし現実の結果として、カード地獄に落ちるか、銀行の残高が増えるか、

どっちか選べと言われたら誰でも即答ですよね。

というわけで、買い物依存症の人、

何かに依存するなら貯金依存が激しくおすすめです!

 

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買い物依存症だけど、買い物をやめる方法。

これは私の体験です。

なので、万人共通の方法というわけではないですし、

そんなこと知ってるよ、試したよ、という人もいると思いますが、

私が

① 洋服を1年近く買わなかった方法

それとは別に、

② 『普通の人と同じような感覚で服を買う生活』で1年近く過ごした方法

このふたつを書いてみますね。

 

まず①ですが、これは本当に意外なくらい簡単でした。

やったことは、主に3つです。

1、雑誌を見ない

2、ネットを見ない

3、店に行かない

これだけで、物欲が-90%(自分比)にまず減ります。

要するに、服に関するあらゆる情報を断つということです。

 

私の場合、

雑誌を見れば、モデルの〇〇ちゃんが着てる服が欲しい、

ネットを見れば、インスタやブログでリア充がドヤってる服が欲しい、

ブランドのツイッターでは新作入荷のお知らせのたびその服が欲しい、

店に行けば、ショップ店員さんとの会話も楽しく乗せられているうちにどんどん買いたくなるし、店員さんのコーデが可愛く、お揃いの服が欲しい、、

こういう服欲の沼にはまり込んでしまうのです。

 

でも、ふと気づいたんですね。

テレビもネットも雑誌も見ないでゴロゴロ引きこもって過ごしていたある日、

なんか今日は服のこと、考えていないな、って。

それで、考えてみると、今までも、自分でこういう服が欲しいから買いに行こう、と自発的に思って買いに行ってないな、って。

結局、消費行動を煽る情報に踊らされて、店にとっていいカモになっていただけなんですね。

 

それで、ちょっと実験してみたのです。

とりあえず一週間、情報、主にインスタとブログを見るのをやめて(アプリを削除し、ブクマも外しました)、雑誌も読まないでみようと。

最初は、すぐ挫折するんじゃないかな、と考えていました。

だって、毎日何回となくインスタもブログもチェックしていたし、ブランドの通販サイトで新作のチェックもしていたので。

そんな私が、すっぱりネットを見るのをやめられるのか??

アプリ削除したけど、すぐまたダウンロードしちゃうんじゃないかな。。

 

でもですね、驚くことに、本当にすっぱりやめれました。

アプリ削除して、ブクマも外すと、なんだかスーッと憑き物が落ちたみたいでした。

アプリの再ダウンロードも、もちろんしませんでした。

これは、ある程度、自分で自分に嫌気がさしていたからかもしれません。

この頃、毎月10万近くカード決済していたので、お給料が入ればそのままカードの支払いに消えていく自転車操業でした。

それがもう、本当に馬鹿みたいだな、って自分でも辛いし情けないし、

こんなことするためにここにいるんじゃない、って

まだ創作への希望を持っていて、だからこそ、本当に自分を変えたいと思っていて。

 

大学時代の先輩で、すごい倹約家の人がいたんですが、

その人のことを思い出しました。

彼女は、イタリアに語学留学したり、帰国すると、短期の仕事をして、また海外旅行に行ったり、と、いわゆる普通のOLさんとは違っていました。

そんな調子なので、同じ年の人が10年働いていた期間、4年くらしか働いていなかったのですが、その4年で1000万貯めていました。

 

彼女の名言は、個人的には2つ。

『昨日食べたチルドの餃子の残りが4つあるから、今日は飲み会行けない。』

『市場(しじょう)に出なければ欲しくならない。ないのと一緒だよ。』

 

最初の名言は、本当に私にとっては衝撃的な発言でしたw

だって、残り物の、それもチルドのお惣菜があるから、飲み会に行けない、って

普通そんな風に考えます??

私に言わせれば、そんなチルドの餃子なんてどうでもいいし、

仮に、捨てるのがもったいないなら家に帰ってから4つくらい食べれるでしょ、

って思うのですが。

でもそれは違うんですね、

彼女は自分を大切にする、人に流されず、自分のペースを守る、

ということをよく知っている人です。

彼女としては、『夕食として餃子4つがあるから、それ以外の食事は必要ではない、そこにお金を払う必要はない』ということなんですね。

飲み会=夕食っていう発想も、彼女らしいな、と思います。

 

そして何より、彼女は賢いなあ、と思ったのが、

『市場に出なければ欲しくならない。ないのと一緒だよ。』という発言。

本当に、そうなんですよね。

知らなければ、ないことと同じです。

 

この方法で、私は1年間服を全く買いませんでした。

でも今は服を買っています。

単純に、情報遮断を解こうと思って意図的に解いたからなのですが。

一度、服欲がない1年を体験したことで、それは結構簡単なんだ、ってわかったので、

もう一度やろうと思えばできるな、くらいの感覚で情報解禁しました。

ああ、そういう思い上がりがダメなんですねw

だから、今も買い物依存は治っていないです。

 

また長くなりました。

この調子だと、いつになったらミニマリストの話ができるのか。。

まず、

② 『普通の人と同じような感覚で服を買う生活』で1年近く過ごした方法

をまだ書いていませんので、それを次回のお話にしたいと思います。

 

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寂しくて買う、誰かになりたくて買う、買っている時はすごく楽しい、それは買い物依存症。

前回の続きです。

 

服を買う人の種類は7種類とその組み合わせだと考えました。

① 文字通り、着るものがなく、必要にかられて買う人

② ウインドウショッピング等、たまたま通りかかって見つけた服を買う人

③ 今持っている服が不満だから服を買う人

④ 発散で、服を買う人

⑤ 寂しくて、服を買う人

⑥ 理想の自分になりたくて、変わりたくて、服を買う人

⑦ とにかく買いたくて、買う時の快感がやめられなくて、買う人

 

そして、⑤以降からが買い物依存症かな、と考えています。

 

実は②に属する衝動買いや、④の発散は、一見依存症ぽく見えますね。

だけどそれは違うと思ってます。

 

衝動買いやストレス発散での買い物っていうのは、多かれ少なかれ、誰にでもあることじゃないでしょうか。

自分が想定してなかった時に、素敵な服を見つけてしまい、衝動買い、

っていうのは全然異常ではないですし、

仕事のストレス発散で、欲しかった服を思い切って買う、というのも異常ではないと思います。

もちろんこれが頻繁なら、お財布的にはきついでしょうけど。

それでもそれは、買い物依存症ではないですね。

こういう人たちは、お財布事情が本当にヤバくなれば、買うのをやめることができるからです。

 

買い物依存症の人は、大して欲しくなくても、買うことをやめられません。

現金がなければカードを切る、カード支払いの見込みが立たなくても、とりあえずその買い物がしたいから、買ってしまう。

服にしても他のモノにしても、それらを得ることが買い物の目的なのではなく、『買うこと』自体が目的に変化すると、依存症だと言えると思います。

『買うこと』が目的に変化するきっかけは、人それぞれだと思いますが、

私の場合、

⑤ 寂しくて、服を買う

⑥ 理想の自分になりたくて、変わりたくて、服を買う

の二つかなあ、と思います。

 

以前のブログにも書きましたが、親友Aちゃん(と少なくとも私は思っていた)に絶交され、

Aちゃんと過ごした大学4年間全てが、永遠に叶わない夢のような存在になった。

特に幸せな4年間というわけじゃなかったけど、

全ての思い出はやっぱりAちゃんと繋がっていて、

戻りたいけど戻れない時代、になってしまいました。

 

大学時代、服を買いに行く時は、いつもAちゃんが隣にいました。

全くタイプの違う二人でしたが、大学2年生の頃には、服のセンスも、ギャグセンも、面白い、やばい、と感じることも、注目する物事も、読んだ小説に対する感想も、驚くほど同じになっていました。

 

ある時、いつものように、一緒に買い物に行くと、

申し合わせていないのに双子コーデになっていました。

そして店に入って、同じタイミングで同じ服を触り、全く同時に同じ感想を漏らす。

この時はさすがに二人とも顔を見合わせました。

毎日一緒にいると、他人でもこんな風になるんだなあ、と私はぼんやり思っていました。

色んな意味で、彼女以上の友人は、もう自分の人生には現れないだろう、と。

10年以上経った今でもそう思っています。

 

私は小説創作の学科にいたのですが、そのことについてもAちゃんと切り離せない部分が大きく、以来、小説についても、何かが空っぽになったような脱力感で創作の意欲を失っていました。

寂しくて、勉強や創作も上手くいかない自分が辛い、そんな毎日でした。

 

今日こそ、図書館に行って創作しよう、そう思って出かけるのに、

ちょっとあの店見てから行こうかな?

大学の〇〇ちゃん(華やかで友人が多い子)が着てたようなワンピースがあれば。

そうすれば、私の創作も人生も挽回できるかな。。。

そうやって結局、丸一日をウィンドウショッピングに費やし、

当時から、太っていて恥ずかしいので試着もせず、多分入らないであろうと思っていても、大学の〇〇ちゃんが着てそうな素敵なワンピースを買っていたわけです。

その時は仲のいい店員さんとトークして楽しい時間を過ごすものの、

帰宅すると、図書館に行かなかった自分、少なくとも今の自分には不要なワンピースを買った自分に自己嫌悪していました。

 

こういうことを、私10年近く繰り返していたんです。

今は、年をとったせいか、ちょっと落ち着きましたが。

それでも買い物依存を完全に克服したわけではないです。

ただ、依存症を治すのは結構大変なのですが、

買い物をやめる、というのは実は結構簡単だったりします。

一見、矛盾してますよね?

買い物がやめられないからこそ、買い物依存症なんじゃないの?と。

その通りなのですが、

買い物に依存する、ということ自体は、多分工夫で止められる、と言いたいんです。

次回は、ここら辺をお話しできたらいいなと思います!

 

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洋服を買う人の7つのタイプとは? どこからが買い物依存症??

 

そもそも、服を買う人の種類って?

以下が現在私が想定しているタイプです。

 

① 文字通り、着るものがなく、必要にかられて買う人

 ※ 就職活動用のリクルートスーツを買う、などはこのタイプ

 

② ウインドウショッピング等、たまたま通りかかって見つけた服を買う人

 ※ 特に必要でもないけど気に入ったので買う、などはこのタイプ

 ※ 衝動買い、は実はこのタイプ

 

 今持っている服が不満だから服を買う人

 ※ 飽きたから新しい服が欲しい、などはこのタイプ

 

④ 発散で、服を買う人

 ※ 日常のイライラ、仕事のストレスや失恋などを忘れたくて敢えて買う、などは このタイプ

 

⑤ 寂しくて、服を買う人

 ※ することがなく、何となく店に行き、店員さんと仲良く話したりすることが嬉しくて、そんなに欲しくもないけど買う、などはこのタイプ

 

⑥ 理想の自分になりたくて、変わりたくて、服を買う人

 ※ 自分の何らかに不満があり、その服を買えば変われる気がする、〇〇ちゃんみたいになりたい、という理由で買うのはこのタイプ

 

⑦ とにかく買いたくて、買う時の快感がやめられなくて、買う人

 * 買うものは何でもよく、たまたまその日買ったのは服、というのはこのタイプ

 

服を買う理由は基本、上記の7種類のタイプの単体か混合ではないかな、と思います。

私の場合は、②、③、⑤、⑥の混合だと思っています。

 

そして、多分少数すぎるだろうと思いタイプに加えなかったのですが、

⑧ その服のデザイン、生地、色味などに惚れるものに出会ってしまい、もう二度とこのような服には出会えないんじゃないか、逃したら後悔する、着るとか着ないとかは関係なく手元に置きたい!と思って買うタイプ

これは ②のタイプと基本同じなんですが、②は普通の人で⑧は変態的なこだわりがありますね。

 

例えば。。

以前、オンワードのチェックのスカートを見つけた時、身震いしたくらい。

店員さんが引いていました。。。

どんなスカートだったかというと、

赤いチェックのフレアスカートで、裾から10センチほどが黒無地のシフォン地に切替えになっているというもの。

 

ここまでなら、まあ、普通のスカートなのですが、手にとってふと、

 『あれ? このシフォン切替、縫い目がない。。ですね?』

と何気なく言いました。すると店員さんは大した感慨もなく言い放ちました。

 『そうなんですよー。チェックの生地とシフォン生地の繊維が途中で編み込まれてて繋がってるんです』

『え!?えー!! 何すかそれ!! なんでそんなすごいこともっと宣伝して言わないんですか!? すごいじゃんそれ! えー!!!!』

 ほんとこれくらい見苦しく驚愕した私でした。

だって、2枚の生地がいつの間にか、1枚になってる、ってすごくないですか??

その技術やばい!

さすが日本製!

職人あっぱれ!

6年前のことを今思い出すだけで再び興奮状態なのですが。。

そのスカートは、よーく見ると、赤いチェック地の下の方は、

裾に向かうにつれ、徐々にシフォン地の繊維が織り込まれ、それが黒みを帯びたグラデーションとなり、

最終的には、完全に黒いシフォン地に切り替わっているんです。

美しいっ!!

このような切替の仕方を採用することで、

グラデーションというデザインも兼ねているわけです。

すごすぎる!

これが2万3千円って安すぎる!

もっと払わせてください!!

このくだり、まるまる興味ない人がほとんどだと思うけど、

今改めて文字に起こして満足しておりますw

 

えっと、どこからが買い物依存症か、の話をするつもりでしたが、、

基本、⑤の寂しくて、服を買う人、以降かな、と思いますが、

長くなってしまったので詳しくは次回に書きたいと思います。

 

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 【フランス人は10着しか服を持たない】の感想と、アマゾンのブックレビューの謎

服専の買い物依存症である私。

ご想像に難くないと思われますが、部屋が汚いです。

押入れ一間に服がいっぱいのダンボール、クリアケースが詰め込んであります。

タグ付き新品の山を見ると心苦しいのですが、

基本的に服を愛しているので(ここは他の依存症の方とちょっと違うのかも)

服がかわいそう!勿体無い!捨てるのがもともと苦手、の全てが合わさって、

50着くらいは軽くありますね、新品タグ付き。。

 

でもミニマリストに憧れます。

少数精鋭のワードローブを大切にお手入れしながら、長く着る。

なんて素敵!

この本を読んで本当にそう思いました。

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特に、マダム・シックについての記述は非常に魅力的です。

・流行に流されずに自分が本当に気に入っている、自分に似合う服だけを選ぶ

自分自身に満足し、自分を大切にする、他人と比べない

ありふれた日常を洗練された特別なものにする。食器など、いちばんいい持ち物を自分たちのために普段から使う

家事など、日常の繰り返しを面倒なことと思わず、楽しむこと。

・賢くお金を使う、見栄のために新しいものを買ったりせず、品質の良い食材や仕立ての良い服など、自分に取って重要なものにお金を使う

持っているものに満足する

 

上記の赤字部分は、特に私が感銘を受けた部分。

これって、買い物依存症からの脱却の根本だと思います。

自分自身にまず満足すること。

自分の人生は平凡だとため息をつきながら嫌々洗い物をするのも、

日々移り変わる四季の自然を新鮮な気持ちで発見しながら、食器が綺麗になっていく様に喜びを見つけるのも、自分が選ぶこと。

そう教えられた気がします。

 

今の私は、服が多すぎて、その他のものも散らかっている。

それ自体ももちろん、問題ですが、それは表面の問題ですね。

本当の問題は、そうしてしまう自分の意識。

なぜ、そうするのか。

私の場合は現実逃避です。

だから、自分のひどい有様(太った体型、入らない服を買い続ける、他人が羨ましい、過去に固執してる、後悔し続けている)をしっかり認識することが必要です。

変わるきっかけとして、お片づけからでもいいと思うんですよね。

服も物も断捨離して、全てあるべき場所に収めて、掃除をする。

それだけで気分も上がるし、毎日が変わってくると思います。

この本は、そうしたくなるモチベーションアップに役立ちました。

 

ここまでは、私の感想です。

ここから先、アマゾンのブックレビューの謎、についてなのですが。

結構な数の人が、タイトル通りではない!と批判しています。

「10着しか服を持っていない人の話だと思って買ったら、違った、騙された」

「主人公のカリフォルニアの女子大生がだらしなさすぎるだけで、マダム・シックは日本人にとっては目新しくない、質素に堅実に生活するというのは普通」

「服を減らすアイデアについて斬新なことは何も書かれていなかった」

というものです。

この感想を目にした時、私は、え??と驚きました。

私は全然そんなこと思わなかったからです。

 

まずタイトルの件ですが、タイトルはその本を象徴するものですよね。

必ずしもタイトルに言葉通りの内容が書かれているわけではないのは、他の本も同じだと思うし、みんなそう思ってると思ってたけど、そうじゃないみたいですね??

 

内容を読むと分かりますが、確かに、マダム・シックは10着以上服を持っています。

10着というのは、メインシーズンの中心となる服の枚数の話であって、

アウターや小物、オフシーズンの服はここに含まれません。

ただ、毎日ワードローブを選ぶ際にクローゼットを開けると10着ほどの厳選された服があり、その中でコーディネートを考えるということです。

 

ですから、単純に春夏、秋冬、を一つのシーズンとすると、

・春夏のメインワードローブ10着

・秋冬のメインワードローブ10着

・春夏のアウター3着くらい?(ここから以下は具体的に言及されてないのでわかりませんが想像です)

・秋冬のアウター3着くらい?

カクテルドレスイブニングドレス、サマードレス3着くらい?

合計30着くらいは持っているわけです。

その他、下着やTシャツ類もカウント外なので、単純に服の枚数、となると50着くらいはあるのだと思います。

だから、確かに10着ではないです。

それでも一般的な人の服の数よりはきっと少ないと思いますし、10着をメインにするという考え方は、少数だから1着1着にお金をかけてお気に入りを選ぶことを可能にしますし、少数だから、毎朝何を着て行こうか悩まなくて済むという合理的な方法だと思います。

10着っていう数の部分にフォーカスせず10着じゃなくても、ワードローブを少数精鋭にすることの素晴らしさを汲み取れたら、この本を読んだ価値があると思います。

 

そして、カリフォルニアの女子大生の主人公がだらしないとか日本人にとっては堅実な買い物や質素な生活は目新しくなく、服を減らす方法も斬新なものはなかった、という批判について。

あくまで人が何をどう感じても自由だと思いますし、そういう感想を持ってもおかしくはないと思います。

そういう感想しか持たなかったのだとしたら、確かにこの本を読んだのはその人にとっては無駄だったのでしょう。

ただ、どんな本にも言えることですが、その本をいい本に変えるのも無駄な本に変えるのも結局自分次第なのかな、と私は思います。

自分にとって目新しいことは何もなかったとして、そこに書かれている内容によって再認識したり、自分も頑張ろう、とやる気になったり、逆に、こういう風にはなりたくない、と反面教師にしたり、本っていくらでも活用ができるものですよね。

知っている内容であっても、モチべーションを上げてくれる本というのが確実にあります。

 

むしろ私は、そのために読書しているタイプです。

 

不要なモノを捨てる、あるべき場所に戻す。厳選して買う。

どのミニマリスト本も断捨離本も、結局書かれている内容の根源はほとんどその3点ですよね。

そんなことは本を読まなくても、みんなわかっている。

それなのにミニマリスト本、断捨離本がこれだけ世の中に溢れているのって、

そいういうことだと思います。

 

今日も長くなりました。。

次回は、私の現状について、買い物や掃除の話を書きたいと思います。 

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服専の買い物依存症です。

とりあえず備忘録的に、買い物依存周辺の歴史を記したいと思います。

 

大学時代

・親友といつも一緒に買い物に出かける

・服を買うことは好きだが、色チ買い、衝動買い、取り置き、取り寄せ、など依存にありがちな行動はなし

・毎月1着は買っていたが、価格は3900円程度

・今買わなかったら、売れちゃうかも!売れたら後悔するかも!みたいな焦りはない

  ※ 正直昔すぎて、大学時代の買い物は曖昧な記憶です

 

フリーター時代

親友に絶交され、買い物は一人

・この頃から創作のスランプ(この件は後日詳細を書く予定です)

・コールセンターのバイトで出会った友人がセレブ

・セレブに影響され、欲しい服は大学生向の安いファッションから、セレクトショップのブランドやシックで大人っぽい服に変化、ブランドバッグにも手を出し始める

・自分の懐を無視してカードで服を買い換えていく

第一次借金地獄(後述します。。)

・親に肩代わりしてもらって、しばらくは質素な生活に戻る

・心を入れ替え、大学時代みたいに、創作を頑張って買い物を止めようとする

・でも、どうしても創作する気にならず、図書館へ行っても、洋服のことばかり考えて、途中で店に見に行ってしまい、後悔の日々

 

特許事務所時代

・お金を貯めたくって、あらかじめ細かく設定した支出表どおりに買い物をした

・服は月に2万以内、と決め、その範囲内でしか買わなかった

・この頃、彼氏の影響でカジュアル系に目覚める

毎月必ず8万貯め、ボーナスは全額貯め、すぐ100万が溜まった

技術士に向かず、解雇される

 

派遣時代

・大学の親友を失ってから、ここまで、全く創作意欲がわかないまま

・むなしい気持ちを埋めたくて、お店をふらつく

・買い物をして、その時は嬉しくても、家で後悔

・やるべきこと(創作)をやっていないで逃げている自分に対する後悔

・この時は青文字系かわいい系ファッションに目覚め、価格は安いが買いまくっている

 

現在

・いろいろあり、15キロほど太ってしまった

・青文字系もコンサバ系もギャル系も、似合わないし入らない

入らない。でも買ってしまう

・その服が入るように、絶対痩せよう!痩せてかわいい格好するんだ!

 と気持ちだけは大きいが、痩せないので、タグ付き新品の服塚ができる

・似合わないとわかっていても、店員さんが可愛く着こなしていると、自分もそうなれるんじゃないかという錯覚で買ってしまう

・服自体がすごく自分好みだと、この服を逃したくない、着れなくてもいいから自分で所有したいという気持ちで買ってしまう

・新品タグ付きでも1年すると、他の服に興味が移って、手放したくなる

 

ざっとこのような感じです。

私の場合は、買い物が、親友を失ったショックと目標からの逃げ、ということに強く影響されています。

痩せたい、創作を復活させたい。

理想の自分になれず落ち込む気持ちを買い物にすり替えているんですね。

あと、お店で綺麗に着ているお姉さんを見て、こんな風になれるんじゃないか、みたいな妄想は、本気でそう思っているわけじゃないんだけど、そういう妄想に逃げることで、やっぱり目標から逃げているのですね。

 

長くなりました。

自分を客観的に見るのは難しい作業ですが、とりあえず恥ずかしいことも偽りなく書いていこうと思います。

次回は、片付け本、ミニマリスト本のアマゾンレビューに対する疑問!?を中心として書きたいと思います。

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