買い物依存症。でもミニマリストになりたい。

買い物依存、ミニマリスト、相反する要素を包括、葛藤を綴るブログです。 買いたい。 でも貯金したい。 持ちたい。 でも増やしたくない。 そして、雨後の竹の子のように数多存在するミニマリスト本、お片づけ本、捨て本、シンプル本、そんな本を読んだ場合の感想など。 その他もろもろ。 どうなっていくかわからないブログですが、よろしくお願いいたします。

過去を思い出す作業、意外と危険かもよ!? 今更、川本真琴。

ダイエットと並行して、

大学時代を題材に小説を書いております。

住んでいた付近をふらふら歩いてみたら、

結構いろんなことを思い出すし、

一方で、全然思い出せなくなっていることもあって、

結構愕然とするのですね。

 

例えば、道。

アパートから大学まで行く道、

近道があるのですが、

途中まで普通に行けても、

そっから先、細い道が、

どこ通ってたっけ??

みたいに、行ったり来たりで

時間がかかってしましました。

昔は何にも考えていなくても

通り過ぎていた道です。

 

歩きながら、友達のこと、

サークルのことを思い出していました。

ここでも、やっぱり出てこないことがあります。

顔ははっきり浮かぶのに、

名前が出てこない。

あんなに、毎日毎日、

顔をつきあわせていた先輩も、友達も。

もちろん一部の人は覚えているんだけど、

全員は思い出せない。

 

こうやっていっぱい忘れていることもあるんだけど、

逆に、急に些細な、

出来事と言えないようなことを

思い出すこともあります。

昔の道を歩きながら

あれこれ思い出しているうちに、

それがトリガーになって

急に、

『あの時、こう思った』

という類の感覚がよみがえるんです。

その思考が幼かったり、

初々しかったり、

なんだか自分でも恥ずかしくなるんですね。

 

こういう場所めぐりも

記憶の掘り起こしにすごく影響するのですが、

いちばんは音楽ですね。

当時は90年代でした。

神田川沿いを歩いていた時、

ふと思いついて、流行っていた川本真琴

ユーチューブで検索。

イントロだけで、もう、

世界が広がりました。

それが川本真琴の、あの独特の世界観だから、

というのもあるけど、

引き込まれる速度もすごい。

一瞬、自分がどこにいるかわからないくらいに。

 

川本真琴、当時は全く興味なかったけど、

今こうしてみると、すごいなーって。

歌詞の世界観、破天荒なメロディライン、

言葉が次から次へと溢れてくる、

字面だけ追っても一見何を言っているかわからない、

でも情景が鮮やかで、聞き側の感性が共感する、

歌も特別上手いわけじゃないのに、

彼女じゃなきゃ歌いこなせない、

一度聞いたら忘れられない。

なんなんでしょうね??

どんなカテゴリーにも入れられない。

川本真琴は、川本真琴、というジャンル、というか。

特に、『愛の才能』『桜』が良かったです。

 

聞き終わって、もう一回リピート。

それを繰り返しているうちに

なんか、やばくない!?

神田川沿いの欄干で

川本真琴をリピートしまくりの謎のおばさんってw

ハッと我に返りましたが (^_^;)

何だか現実に戻るタイミングを失う。

昔の、特に自分の思い出深い時代とリンクした音楽って

魔法みたいじゃないですか?

ほどほどにね〜。。。

 

何だか最近ミニマリストやら買い物依存ネタから

遠ざかっています。

それはいいことなのか、

悪いことなのか。

もちろん、買い物依存が治ることはいいことですよ!

治ったかどうか、

それはこの自分の小説ブーム如何だと思うので

来年の今頃にわかると思います(笑)

 

 

 

 

 

 

人生の中で、優先順位をつけるということ。

こちらでも宣言した目標−20キロのダイエット。

そろそろ一ヶ月経つのに、

1.5キロしか減っていません。。。

 

やっていることは主に食事制限で

朝、無添加トマトジュース、ゆで卵1個、茹でブロッコリー4個

昼、社食の和定食かうどんやそば

間食 飴1個くらい

夜、無添加トマトジュース

このような感じで、1日1300kcal前後を目指しています。

 

若い時なら同じことして

1ヶ月で5キロくらい余裕で減ったと思います。

ももう中年なので、代謝が落ちているせいか、

なかなか落ちない。。

やっぱりジムにも通わなきゃかなと思います。

 

それはそうと、

いつもなら、なかなか結果が出ないと

すぐ挫折していた私ですが

今回、かなり気持ち的に余裕があります。

それは、優先順位を意識して生活しているからです。

 

 

あと半年、いや、3ヶ月しか生きられないと思った時、

何をしたいか?

死への距離は年齢に関係なく、

ある意味一定です。

明日、車にはねられて死ぬかもしれないし。

そうなった時、後悔したくない、

今、強くそう思っています。

ここが自分には今までにはなかった考え方です。

 

後悔しないためには、

限られた時間を有効活用しなければいけません。

優先順位って、人それぞれですけれど、

私の場合、美味しいものをいっぱい食べて、

好きなバッグを買って、旅行に行きたい、

みたいなことかなーと思っていたのですが、

紙に一つ一つ書き出して真剣に考えてみると、

意外とそうではなくて、

① 痩せて50キロになって大学時代の体型に戻ること

② 小説を書き上げて、新人賞に応募すること

③ いま持っている服を大切に着ること

④ いろんな本を読むこと

⑤ 好きな人と一緒にいろんなところに行くこと

という感じでした。

 

あと3ヶ月しか生きられないのに

ダイエットするの??

不毛じゃない??

と思う方も多いでしょう。

でも自分にとっては重要だとはっきり認識したんです。

デブのまま死にたくないんです。

 

ということがわかると

食事制限も不思議と辛くなくなりました。

トマトジュース、ブロッコリー、卵、

どれも体にいいものばかり。

体にいいことしてる感が、

私、遠回りしてないぞ感が、

むしろ満たされています。

 

ダイエットって痩せてからが本番で、

一生続けられることしかしちゃダメ、

ってよく言いますけれど、

今のところ一生続けられる自信あります。

今まで、空腹に耐えられなかったり、

期間限定のスイーツに弱かったり、

ビュッフェに行くとついドカ食いしたり、

大変意思が弱かったのですけれど、

危機感がなかったんですね。

明日死ぬかもしれないのに。

 

特に期間限定、って

抗いがたいものがあったのですけれど、

今は、

『期間限定スイーツと、痩せた体とどっちが大事?』

と自問すると、即座に

『痩せた体の方が、今は重要。スイーツは遠回りになる』

と思うようになりました。

もちろん、ある程度結果が出たら

スイーツでお祝いしてもいいと思うのですけれど、

今、口に入れるものは

ものすごくコスパというものを考えていて、

カロリーの割に栄養価が低いものはよろしくなく、

カロリーが低いのに栄養価が高いものは

コスパが良い、と判断して

積極的に摂取している自分がいます。

 

全て、

今やるべきことか?

今必要なものか?

今食べるべきものか?

で判断できるようになりました。

不思議と、

今までのどんなダイエットでも感じていた空腹を

今はほとんど感じていません。

ちょっとくらいお腹たすいたからといって、

それがなんだろう?

そんな気持ちになります。

あとは、優先順位2番目の、

小説を書き上げて新人賞に応募することですが、

これはダイエットと並行してできることなので、

早速始めています。

 

多分これは、

大学時代への未練があって、

それを昇華させるための行為だと思うので。

私がいちばん書きたいのは、

地元の長崎を舞台にした小説と、

東京で過ごした大学時代の自分を主人公にした小説。

今東京にいるので、

すぐ手をつけられるのは、

大学時代の自分をたどる行動です。

 

昔の自分を掘り起こすって

とっても後ろ向きな行動ですが。

今という現実を見ていない、

何をやったって、大学時代に戻れる訳ではない、

それは痛いほどわかっているんです。

でも、今いちばんやりたいことだから。

虚しい気持ちになってもいいから。

それをやってから、死にたいのです。

 

早速停止。質屋アプリcash そして今日は服を買いました。

先日、cashについて

破綻するかも〜みたいなこと書きましたが、

翌日本当に、現金化停止になりました。

早すぎる!

 

アプリ開始から16時間で現金化停止だそうです。

想定以上に現金化の利用があったということ。

そして、やっぱり

買取の体裁をとってはいるが、

金利の金貸の側面が

グレーゾーンで、

今後復活の予定とアナウンスがありましたが、

それも怪しいですね。

 

こんなことなら、2万ギリギリまで

現金化しておけばよかったな(笑)

実際使うまで

10件が一度に査定できる限度と知らなかったので

1000円の服ばかり査定してしまいました。

もし復活したら、

バッグとか高額になるものを

さっさと処分したいと思います。

 

そしてこうやって処分しきれていな服があるのに、

今日は服を買いました。

かなり吟味して。

いや、必要に駆られて。

 

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ユニクロ スーピマコットン リブクルーネックT

 

こちらはときめいたから買ったわけじゃありません。

現在13着で職場もプライベートも

着まわししているのですが、

そのうち白いトップスが3枚で、

下着が透けるので、インナーを合わせています。

それか、無印のタンクトップにカーデを羽織るスタイルか。

 

どっちにしても

2枚着る、ということが

最近は暑すぎるんです。

1枚で着れるトップスが必要だ!

1枚でも透けない色、

そして今手持ちのボトムスに合う色、

ということで

ブルーにしました。

ますます青みががって行く

私のワードローブです。

 

値下げされていて790円でした。

もしこれが調子良ければ

もう1枚、カーキか黒か買おうと思います。

 

そして7月になり

ついに恐れていたセールに突入しました。

行きつけのブランドを

フラーッと見てみましたが、

今のところ食指が動くような服がなかったのと、

たとえ1000円でも2000円でも

それが今本当に必要か?

お金も時間も有限。

そういう風に

しつこく考えるようになって

大抵のものは

スルーできるようになったっぽいです。

 

というか、

今も押し入れに眠っている

お気に入りの100着の新品服。

それが不憫なのです。

それまでそんなこと考えたことなかったけど、

何を買っても満足できなかったのは、

今の自分自身に満足していないのと同時に、

持っている服を着れないこと、

だったんだなあ、

と再認識しました。

私は、新しくときめく服を

買いたいんじゃないんだ、と。

早く痩せて、

今持っているこの服たちを着たい。

 

食事制限続けています。

でも1キロ以上落ちていません。

この体重なら、

月に4キロくらいいけそうなのに、

二週間経っても1キロです。

でも、焦るな焦るな。

増えてないからいいじゃない。

そう思って続けなきゃ。

ここでやめたらそれで終わり。

自分を変えられるのは、

自分を幸せにできるのは、自分しかいない。

そう言い聞かせています。

 

断捨離が加速する質屋アプリ cash 早速使って断捨離しました。

断捨離すると決めて

メルカリやヤフオクに出品したものの、

ずっと売れないで残っていた服がありました。

このままだといつまでたっても片付かないし、

叩き売りになることはわかりきってるけど、

ランディアとかに送ろうかな。。

そう思っていた矢先、

cashというアプリを発見して

早速使ってみました。

今日できたばかりのアプリみたいです。

とりあえず人柱になってみたいと思います。

 

概要は他の方のブログでも詳しく触れられているので

ざっくり説明すると、

① 対象はアプリ内に登録されているブランド・カテゴリーのもののみ

② 携帯で写真撮って、数秒で査定される

③ 商品を発送する前に、現金が受け取れる

④ 商品は二ヶ月以内に発送すれば良い

⑤ 売るのが惜しくなれば、

  15パーセントの手数料を上乗せして返金すれば売らなくても良い

⑥ どんな高価なものでも査定上限は2万円

⑦ 現金の受け取りは口座振り込みか、ローソンのレジ。

⑧ 受け取りには手数料250円がかかる。

このような感じです

 

商品を送る前に即金というスピード感、

しかも発送猶予は二ヶ月とゆるく、

フリマアプリのような相手とのやりとりなどの面倒は一切なく、

発送はヤマトが無料で集荷に来る、

というどこまでもストレスフリーなアプリ。

怖い。

本当に、大丈夫なの??

早々に破綻するかもなあ、

それなら破綻する前に使ってみよう、と

今日早速、ずっと売れなかった

マーキュリーの洋服10点を査定しました。

あと10着くらいあったのですが、

ちょうど11着目を撮影したところ、

限度数を超えているので、取引を完了させてから撮影してください、

みたいなアナウンスがでました。

どれもほぼ新品で一着1000円、

合計10000万円となりました。

 

これを安すぎる、と思うか、

手間がなくて楽!

ブランドショップに持っていくよりマシ、

と考えるか、人それぞれですが。

ずっと売れなくて

寄付してもいいくらいに思っていた服だったので

私はありがたかったですね。

一気に断捨離が成功した気分です。

売るもの、として押入れを占拠していたのですが、

空間がとってもスッキリしました。

 

やってみると分かりますが、

ブランド・アイテムカテゴリー・状態、

の選択で査定額は決まっているようです。

だから、一応画像を撮っているのですが、

それを見て査定しているわけではないのです。

 

だから、マーキュリーのワンピ、と選択して

ちょうど目の前にあったマグカップを撮影してみても、

1000円、とでました。

こんなんで大丈夫なのかな??

その他にも、二ヶ月の猶予を過ぎても商品を送らない、とか、

とんでもないものを送りつけてトンズラ、とか

いろんなトラブルが考えられますね。

とりあえずこのアプリが消えないうちに

処分対象だった服や靴は全部現金化しようと思います。

 

査定額の上限が2万円なので、

高額なものは間違っても出品しちゃダメです。

試しにエルメス、バッグ、で査定すると

やはり二万円でした。

どんなハイブランドでも2万円です。

ワンピースは、

マーキュリーもスナイデルも、アースも、

状態に関わらず1000円でした。

 

私としては、

えー。っていう感じですが。

だってアースの価格帯は高くても5000円くらい、

スナイデルだと20000万くらいするものもあるのに。

この辺り、

気が変わって返金する人の手数料が目的なのかなあ、

と思います。

商品の買取はあくまでうわべだけで、適当。

質屋さんですからね。

返金手数料を見込んだ商売、という感じなのでしょうか。

 

私の場合は、完全に断捨離目的なので

利息を払って返金する、

というのはまず考えられない選択肢ですけれど。

アプリがなくならないうちに、

あと20着くらいと、靴と、バッグ

換金しようと思います。

 

買ったもの。アネッサの日焼け止め。

6万のクリームを使用せずとも

これだけは絶対、というアイテムは日焼け止め。

先日切れたので、購入。

私はアネッサの金、通称・姉金。

通年使用です。

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以前、6万のクリームを買わない理由の一つとして

’”効果は気のせいの範疇”と書きましたが

そんな化粧品・医薬部外品の範疇の中で

確実に効果を発揮するもの

言い換えれば、

使う意味のある化粧品は

日焼け止めです。

日焼け止めは、肌を白くしたりリフトアップするような

”肌を変化させる効果”はないのですが

”紫外線から肌を守る”という効果がしっかりとあります。

 

化粧水や美容液、乳液は、

肌に合っていて(トラブルがでないということ)

保湿さえできれば(ここ重要。)

今の日本ではそんなに粗悪な化粧品は売っていませんので

どれを選んでもよし、なのですが、

日焼け止めには投資したほうが良いです。

 

同じPA++++SPF50でも

そのように表示するために

定められた基準を満たしていることは大前提ですが

さらに独自で厳しい基準を課している資生堂などの

大手の製品がやはり安心です。

日焼け止めは通常2〜3時間で

塗り直すことが本来必要です。

これは紫外線防御剤が、紫外線を受けることで

光劣化して機能しなくなってしまうからです。

この点に関して、

アネッサには光劣化防止機能として

光スタミナ技術が開発され採用されています。

なので基本的に頻繁な塗り直しはしなくても

焼けないです(実体験)

 

ただ、タオルでこすったりすれば

物理的に落ちたりすることはあります。

私は、炎天下でもガンガン都内散歩したりして

汗がだくだく出る、水分補給する、

の繰り返しで体内の水がどんどん

入れ替わっていく感覚が好きなのですが、

そういうことをする人も

2時間ごとの塗り直しが無難ではありますが。

 

高い美容液やクリームを買う理由って、

シミ・シワ、たるみ、くすみなど

肌の何らかのトラブルを改善したいからだと思うのですが、

そのすべての元凶となっているのが紫外線なので、

それをどうにかしない限り、

いくら高価な化粧品を使っても無駄。

美肌を保つためにも、

日焼け止めはかなり重要です。

 

年齢を重ねると、

容姿よりも肌の綺麗さが重要な気がします。

私、365日、姉金塗っています。

姉金は効果がある分、確かに乾燥します。

そういう意味では肌に悪いのですが、

それ以上に紫外線が肌に悪い!

姉金を塗ることで起こる乾燥なんか

どうでもいいレベルで悪いんです。

だから真夏でも保湿はしっかりとしてから塗っています。

そして真冬も姉金です。

真冬も焼けますので。

もともと地黒で、すごく焼けやすい肌質なので

日傘も日常使いです。

だから、日傘ブスとか話題になっても、

さし続けます(笑)

ドミニク・ローホーさんについて、どうしても書ききれません。

私がいちばん影響を受けているミニマリスト

ドミニク・ローホーさんについて。

その哲学・美学とも言える内容の

どんなところが素晴らしいと思っているのか、

どんなところが、他のミニマリストとは一線を画すと感じるのか、

言いたいことは山ほどあるのですが、

それゆえ、人にわかりやすく説明するのが、困難です。

 

なので、とりあえず、

数冊読んだ中で、

心に響いた箇所を幾つか引用しようと思います。

 

誰も海の貝殻をすべて自分のものとすることはできません。

その貝殻も少しだけが美しいのです!

【シンプルに生きる モノを持たない暮らし】より

 

本当の意味での贅沢とは、一般的な幻想とはかなりかけ離れたものです。それは、ゆっくりと時間を取る、無駄をしない、品質に妥協をしない、自分の個性を尊重し自分に敬意を払うとことです。そして何よりも自分にストレスを与え得る行為をはっきり断れる自由、または自分にとって邪魔、かさばる持ち物全てを捨てることができる自由です。

それは一日の仕事を終え、帰宅する自分を迎えるすっきりと片付いた部屋、静かで癒される寝室、何もない、従って何もする必要のない住まいです。

 

どうして私たちはホテル滞在、レストランでの外食、何もない海岸を散歩する、といった行為をなぜ好むのでしょう?それは何もしないで済むから、何の心配もしなくて済むから、自分の持ち物に「目を光らせる」必要がないからです。 

 

「モノを購入したいという願望が少なくなればいいのにと思います。すばらしい陶磁器をよそのお宅で拝見した時に、それが私の家ではなく、そのお宅にあることを喜べるようになりたいと思うのです」

                    ガブリエル・フィールディング Less is more

                               

【シンプルを極める】より                     

 

特にガブリエル・フィールディングの引用には感銘を受けました。

物欲、所有欲、って

その大部分は、他人を羨ましい、妬ましいと思う気持ちや、

自己顕示欲でできている、

そう気付かされました。

美しい素敵なモノに接することができたことに対する

純粋な感動だけを味わえるようになれば

物欲なんてなくなるのかもしれません。

巷にあふれる素敵な服、バッグ、宝石、

それが私のものでなくたっていいじゃない。

そう思えたら、幸せですよね〜(笑)

 

実際はこんな風にうまく切り離して考えるのは

難しいと思うのですが、

こういう考え方を知っているだけで、

ちょっと楽になるというか、

綺麗なもの、素敵なものに出会った時

純粋に楽しむ、

ということを少しでも心がけると

自分自身も明るくスッとした気持ちになれそうです。

 

 

生活レベルを下げてみるということ。

物欲まみれの私ですが

質素な生活、清貧ということに

憧れがあります。

先日語った『感謝祭のお客』のミス・スックのような考え方。

生活に不自由している人のことを考えると

なんの危機感もなく物欲だけの自分の生活というのが

愚かに思えるし、

今後、仕事を失って

お金を作ることができなくなり、

現状維持できなくなる可能性だってあるので、

そこに向けて、

今のままの生活態度ではいけない、

と思っています。

 

足るを知る。

モノを大切に扱う。

物欲・所有欲に振り回されずに、

自分の時間、友人、家族を大切にする。

モノを買うときは、本当に必要か、

本当に気に入っているか

見極めて焦らず慎重に。

ミニマリストの中でもこういう考え方の人が好きです。

やはり別格かなと思うのが

ドミニク・ローホーさんです。

彼女の著作は幾つか読んでいて、

いろんなミニマリス本の中でも

かなり私の理想に近いので、

別途触れたいと思います。

 

生活レベルを下げる、

というのは一種の方法です。

これはミニマリストの方たちの生活で、

モノを少なくするために

何かで代用する、という方法に

ちょっと似ている気がします。

例えば、味噌汁用のおわんを持たず、

マグカップで代用することや

タオルを持たずに

手ぬぐいで代用するなど。

用途ごとにモノを揃えるのは素敵ですが、

上記の例は、それよりも

モノのない空間、

モノを管理しないことでできる時間、

などを優先しています。

なければないで、どうにか過ごせます。

 

そうすることによって、

モノがないことが当たり前の日常になり、

なくても不満がなくなります。

多少の不便を許容できるかどうか

それは人それぞれなのですが、

今の私は、

その不便をあえて感じたい衝動に駆られています。

 

それって余裕のある人

(一般的にも決して裕福ではないのですが(^_^;))

の貧乏ごっこなのでしょうか。

私としては、そういうつもりではなくて

なんでもかんでも手に入れて、

衣食住全てが贅沢って、

そういった家庭で育っていないので、

そうできたとしても罪悪感があるのですよね。

たまのご褒美はいいとしても、

やっぱり、

お金は貯めるべき、

使わないことがいいこと。

みたいなのが小さい頃から

考え方としては染みついているので。

 

だから買い物依存症の自分が許せないのですが、

大学生の頃は、こんなじゃなかった、

もっと買い物の時にためらっていたし、

まず買おうとも思っていなかった、って。

だから、慎ましくして、

堅実な消費をすること自体が、

元の自分に戻ったような、

今、自分は正しく生きているな、

っていう安心感が得られる、

というか。

 

もうすぐ7月で魔のセール時期ですが。

30%オフには耐えられても

50%オフになっていると

リミッターが外れたように買ってしまう私。

今季はどうなることやら。。

 

①太っている自分に嫌気がさしていて、服を買おうと思えない

②ものを買わないでいる、堅実に生きている、という安心感が欲しい

 

この二つの理由で、今まで10年以上継続して

手を出さなかったことがない

セール時期を乗り越えられるのか。

乗り越えられないのか。

その場合、何を買ったのか。

また報告したいと思います。