買い物依存症。でもミニマリストになりたい。

買い物依存、ミニマリスト、相反する要素を包括、葛藤を綴るブログです。 買いたい。 でも貯金したい。 持ちたい。 でも増やしたくない。 そして、雨後の竹の子のように数多存在するミニマリスト本、お片づけ本、捨て本、シンプル本、そんな本を読んだ場合の感想など。 その他もろもろ。 どうなっていくかわからないブログですが、よろしくお願いいたします。

『天河伝説殺人事件』に見る部屋。モノのない和室の美しさ。

昔の洋画に出てくるような

アンティークな家具に凝った織の絨毯のお部屋も素敵だし、

ライラック色の壁紙にミント色のチェストなど

カロンカラーな西海岸風のお部屋も可愛い。

でも実際私が住みたいなーと思うのは、

没個性でつまらないとアンチミニマリストに散々言われている

無印ショールームのようなニュートラル部屋か、

昔ながらのすっきりとした和室です。

 

和室というと、

この間DVDで映画『天河伝説殺人事件』を見たのですが、

そこで見た和室が美しかった!

水上流宗家宅、憧れます。

 

ご存知ない方は、映画の金田一耕助シリーズを想像してください。

同じ市川崑監督の作品なので、

独特の耽美な世界観が非常に似ています。

特に『悪魔の手毬唄』とキャストが結構かぶっているので、

余計そう感じました。

 

昭和初期の村特有の湿った何とも言えない薄暗く妖しい空気感。

古くから続く名家。定番設定ですね。

その内装は、新しい家には出せない闇の奥ゆきを感じさせます。

黒光りする長い廊下や

仄暗い中、重厚な金色の色彩際立つ襖の美しい、

何もない畳一面の和室がいくつも映し出されます。

そこを、岸田今日子が、あの独特の表情で

着物の裾をはためかせながら、

早足のすり足で寄ってくるシーン。

岸田今日子込みで完成だな、この和室。

非日常感が最高です。

 

このような非日常空感を維持するには、

現実なら

多くの収納や物置部屋が必要だったり、

もちろん部屋の数自体が多くないと無理ですね。

文字どおり”浮世離れ”しているからこそ

何もない部屋、の実現が可能なのだとは、わかっています。

でもそこがいいのです。

普段見れないような素敵なお部屋を見れた

それだけで、DVD見てよかった。

 

触発され、

ももっとモノを少なくして近づきたいな、とも思います。

以前晒した画像どおり、

我が家も幸いにして純和風w 和室です。

同じ和室なのに、天と地、いや、沼ほどの違いだ。。

比べること自体間違っていますね。

 

それでも最近、

モノの少なくなった6畳の和室に愛着を感じています。

以前は、

日当たりも悪し、古いし、狭いし、

と不満だらけだったのに。

今では、『陰翳礼讃』とか勝手にテンションあがってます。

想像力ってありがたいですねw

 

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