買い物依存症。でもミニマリストになりたい。

買い物依存、ミニマリスト、相反する要素を包括、葛藤を綴るブログです。 買いたい。 でも貯金したい。 持ちたい。 でも増やしたくない。 そして、雨後の竹の子のように数多存在するミニマリスト本、お片づけ本、捨て本、シンプル本、そんな本を読んだ場合の感想など。 その他もろもろ。 どうなっていくかわからないブログですが、よろしくお願いいたします。

流行っているバッグを欲しいバッグと勘違いした私。

地曳いく子さんの『服を買うなら捨てなさい』

を読んでいちばん印象的だったのは

『一生モノ、などというものはない。』ということ。

例えばブランドバッグ。

ここ数年、フェンディのピーカブーが

モデルの私物や雑誌でよく紹介されているから、

憧れる気持ち、欲しい気持ちはすごくわかります。

値段が値段なので、悩みに悩み、

『一生モノのバッグ!』と思って購入したとします。

でも数年後、ピーカブーは

『昔流行った』バッグ、ということになる かもしれません。

 

流行とは関係なく、

ピーカブー自体の形や質、色が

すごく気に入ったから買った。

という人は、古かろうが何だろうが、

ずっと使い続けるのは素敵。

そう思います。

でも大して好みでもないのに、

流行っているから、他の人が持っているから、

オシャレに見られたいから、

みたいな気落ちがどこかにあるまま買うと、

後悔すると思います。

 

ハイブランドも定期的にデザインを一新します。

さらにデザイナーが変われば、

前のデザインは、そんなものは無かった、かのように

影も形もなくなることもあります。

 

私の実体験では、クロエのパラティです。

当時、一斉を風靡したパディントン、という形が

やや廃れ始めた頃、このパラティが『来て』いました。

当時憧れていたモデルさんが

私物紹介していたのをきっかけに欲しくなり、

購入当時25万くらいで一生大切にする!

と息巻いたものの、

今では、パディントンはもちろん、

パラティも持っている人をあんまり見かけません。

その憧れのモデルさんも、

他のブランドバッグをインスタにあげていますw

 

憧れだけで、よく考えると

特別好きなデザインというわけでもなかったので、

廃れると同時に気分も盛り下がり、

ときめきがなくなり、

2年くらいは使ったけれど、

角すれや縫い目のほつれが出て劣化、

修理して使い続けるほどは

愛せていませんでした。

まだ、家にはありますけれど。。

 

ピーカブーだって5年後、

いや3年後には消え始め、

世間は他のバッグを推しているかもしれません。

そうなると、途端に古臭く感じてしまう。

50万も出して、数年でときめきがなくなったら、怖い!

もちろん、ポンポンお金を出せる人は

この限りではありません。

お金に関係なく、セレブのように

その時の『旬顔』バッグを買えばいいと思いますが。

 

限りのあるお金で、

ご褒美的にバッグを買うのであれば、

流行り廃りがない定番の形、定番色、をオススメします。

もしそこに、

最新作の形があっても。

限定のシーズンカラーがあったとしても。

春夏のアイスブルーや、フューシャピンク、など

可愛い色!と心惹かれても。

レアですよ!差し色になりますよ!

などと店員に推されてもw

まずは、黒や茶、ベージュ、などの定番色

もしくはそのブランドを象徴するアイコンカラーで、

そのブランドのロングセラー、

永遠の定番といえる形のもの、

を買うべき!

それが、いちど失敗している私の経験談です。

 

理由としては、

定番色や定番の形は、

珍しくない代わりに、流行り廃りもありません。

例えば、ヴィトンのエピ、ビビッドカラー

すごく流行った時期がありましたが、

今見ると、バブリーで古いなー、という印象です。

対してずっと生き残っているのは、

定番、モノグラムのスピーディ。

今でも年代問わず、持っている人を見かけるし、

古臭い印象はありません。

 

そして、定番色はやはりコーディネートしやすい。

黒や茶、ベージュのバッグが使いやすい、

というのは感覚的にわかりますよね。

あと大きな理由として、売りやすいから。

万が一、他のバッグが欲しくなったり、

別の事情でお金が必要で手放したい時に、

定番色と、アイコンカラーは高く売りやすいです。

 

ハイブランドのバッグだと、

失敗したくないと思っている人が多いからか、

中古市場においても定番色、

もしくはアイコンカラーが人気ですし、

ブランドショップでの買い取りも高値です。

シーズンカラーは好みが分かれるので、

それだけ興味を持つ人も少なく、

売り切るのが非常に難しいのです(経験談。。)

 

地曳さんによると、

究極の「一生もの」 といえば、

エルメスバーキン、シャネルのキルティングバッグなどでしょう。

これらは数十年かけてすでに定番化しているので、

もはや大きく色や形が変わることはないからです。

そのくらい使い続けられるものなら、

お金をかける価値はあるといえます。

 

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私がエルメスのケリーをお迎えし、 

シャネルのマトラッセが欲しい、

と思っている理由は、ここにあります。

2つとも以前から欲しいと思っていたけれど、

地曳さんの言葉で、

なんか自分のセレクトに自信がついたというかw

背中を押された気分でした。

それで、

エルメスのアイコンカラーである

ルージュアッシュのケリーに出会って

一ヶ月くらいで購入。

今はマトラッセ貯金をしています。

 

ケリーは、

女優グレースケリーが使用していたことから命名され、

今日まで続いたバッグですが、

それこそ大切に扱えば、

品質としても100年以上もつと言われています。

エルメスが存在する限り、どんなにボロボロでも

お磨きや補修は受け付けてくれるそうです。

私はケリー外縫いの形がすごく好きです。

クラシカルで、エレガントで、

でもカジュアルにも持てる。

だから、今後もたくさん使っていきたい。

定期的にメンテしながら、

おばあちゃんになっても大切に使おう!

 

今は週に一度くらい使っているのですが、

使った後は、毎回すべてのものを出します。

一度保存袋に入れて、

食器洗いや掃除を済ませてお風呂に入り、

やるべきことが全部終わって一息ついた夜、

ケリーを鑑賞しながらお茶を飲んでいますw

年々深みを増す色を想像しながら、

布でカラ拭きなどお手入れして、

美しいルージュアッシュの色をひたすら眺める。

最近の、私の贅沢です。 

 

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