買い物依存症。でもミニマリストになりたい。

買い物依存、ミニマリスト、相反する要素を包括、葛藤を綴るブログです。 買いたい。 でも貯金したい。 持ちたい。 でも増やしたくない。 そして、雨後の竹の子のように数多存在するミニマリスト本、お片づけ本、捨て本、シンプル本、そんな本を読んだ場合の感想など。 その他もろもろ。 どうなっていくかわからないブログですが、よろしくお願いいたします。

80年代。父のクリスマスのプレゼントとサンローランのバッグ。

この時期になると思い出すのは

なぜか80年代の

まだ私が小学生だった頃、

その頃の、

自分や、家族のことです。

 

クリスマスは毎年あるのに

なぜか、その頃のことを

思い出します。

今みたいに

パソコン、スマホ

ネット環境なんて

なかった時代です。

 

父はちょっと変わっていて、

女性のファッションや

コスメにもこだわりがあって

仕事関係のブティックの

展示会でいいと思う服を見つけると

勝手に買ってきたり、

海外で仕事があると

ブランドのバッグやコスメを

買ってきたり、と、

母はそれらを言われるがまま

身につける、

まるで着せ替え人形のようだった

そうです。

 

母は朝起きた時から

フルメイクしていました。

どこにも出かける用事が

なくても、です。

いつもきちんとしておけ、

とパパが言うから。。

ご近所の方に、

朝5時のゴミ出しの時ですら、

綺麗にしている!

と驚かれたそうです(笑)

 

私は小さい頃から

それが普通だったので、

特に変に思っていなかったのですが、

普通、夫は妻の服装やメイクには

興味がないし、

というか、むしろ普通は

面倒くさいと

思っているのですね。

(ショッピング中、

連れの男性は外で待って

スマホでゲームしてる人、

多いですよね。。)

 

そんな父が、

大好きなのが、

サンローラン。

スタイリッシュで、

エッジが効いていて、

でも色っぽい。

 

当時のサンローランを

象徴する、

(と私が勝手に思っている)

フューシャピンク。

この色のニットを、

父は母にプレゼントしていました。

 

フューシャピンク。

バブリーな色です(笑)

でも。この色を見ると、

当時の父、母、

そして自分を思い出します。

この色、サンローランでは、

バブルガム、という色名で

バッグが出ていました。

それを先日見つけて、

買ってしまいました。

 

先日断捨離したばかりなのに、

合わせてリップも購入しました。

リップは見るからに

似合わなそうなので、

完全に観賞用になりそうですが。。

 

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思いっきりゴージャス、バブリーにしたい私は、

ゴールドのタッセル付きです!

 

シャネルのマトラッセ

真珠のネックレス、などを

いつか買うために

貯金していたお金を

使ってしまいました。。

 

でもどうしても我慢できなかった。

80年代の空気を

取り戻したい、

幸せな子供だった頃に

戻りたい、という気持ちが

なんだか加速して。

 

父はこういう色が大好きでした。

母にもこの色はすごく似合っていた。

とても綺麗に見えました。

この色は

サンローランしか

格好よくできない!

と私は思っています。

 

しかし、

デザイナーが変わったことと

流行りの影響もあり

こういう色展開は

無くなっていくそうです。

(店員さん談)

 

エフォートレスな、

スモーキーな色展開に

なっていくサンローランは

私のイメージではないです。

その色なら他のブランドで

いいな、と私は思ってしまいます。

 

だから、最後、

まだかろうじて

前のコレクションが

残っているうちに、

父が大好きな

格好いいサンローランの

フューシャピンク、

バブルガムが欲しかったのです。

 

マトラッセ

真珠のネックレスは

当分買えません。。

でも後悔していません。

デニムに合わせて、

結婚式に、

お食事に、

どんどん使って、

今はもういない父と

母と、

もう戻れないその時の自分。

ときどき、

思い出したいと思います。