買い物依存症。でもミニマリストになりたい。

買い物依存、ミニマリスト、相反する要素を包括、葛藤を綴るブログです。 買いたい。 でも貯金したい。 持ちたい。 でも増やしたくない。 そして、雨後の竹の子のように数多存在するミニマリスト本、お片づけ本、捨て本、シンプル本、そんな本を読んだ場合の感想など。 その他もろもろ。 どうなっていくかわからないブログですが、よろしくお願いいたします。

服は、買わない者勝ち!

一時期、フリマアプリで

断捨離した服を

売っていました。

しかし、

せっかちで心配性という

自分の性格は、

顔の見えない

不特定多数の人と

取引するということに

全く向いていなくて、

ストレスを抱えました。

 

そんな思いをしてまで

微々たるお金を

取り戻そうとするくらいなら

ノーストレスで

寄付する方が、まし。

そういう結論に達しまして、

最近は寄付しています。

 

フリマを辞めた

もう一つの理由は

まず適正価格では売れない、

ということです。

ブランド買取よりは

ましですが、

商品自体の価値

だけではなく

売買にかかる手間、時間に

見合う金額では

売れないのです。

 

今、好景気らしいですが

一般庶民の感覚でいうと

全く景気は良くないです。

だから、みんな

昔みたいに服を買わない。

 

実際、10年近く前の

ヤフオク高値時代から

比べると、何分の一、

の価格の取引です。

ヤフオクに代わって

台頭してきたフリマアプリですら、

一昨年に比べ、

去年は全然売れなかった

というのが私の実感です。

 

服について言うと、

ハイブランドではない

普通のブランドの服は

今シーズンのもの、

なおかつ新品であれば、売れます。

今、店頭に並んでいる服なら

何とか定価の6〜7割で売れます。

 

しかし、一つ前のシーズン以前の服は

まず、こちらが思っている

適正価格では、売れません。

一年以内の新品で、

デザイン的にも古くない服で、

送料込みで定価の1割。

それでやっと売れる、

といったところでしょうか。

 

各ブランドには

得意とするデザインがあって

色柄や生地、モチーフを

ちょっとずつアレンジした

定番といえるデザインの服を

毎年同じシーズンに

出すことがありますが、

今年の服は売れても、

去年の服は売れません。

ほぼ同じデザインにも関わらず、です。

 

このことは、

消費者がデザインや質ではなく

今店頭に売っている

流行の、旬の服かどうか、

という点で、

その価値を判断している

ということを表しています。

 

私の服選びの観点は

最新の服か、

ということよりも

服の生地やデザインが

好みかどうか、や

ブランドのストーリーが

好きだったり、

そういう基準なので

フリマでのその現実に

衝撃を受けました。

 

ブランドの新品なのに

1000円でも

売れ残っている、

というのは

そういうことです。

フリマには、

そんな服が大量に

溢れかえっています。

 

一度所有した服を

誰かに売る、ということは、

今、こんなに難しいことなのですね。

 

今は、買わない者勝ちの時代なんだ。

買ったら負けなんだ、と。

しみじみ思いました。

 

だから、ちょっと可愛い、

ちょっと欲しい、程度で

服を買ってしまうと

後が大変です。

売れない服は、

寄付する、ウエスにする、捨てる、

しかありません。

 

服を買うことって

なんだか、ババ抜きみたい、

と思います。

それがジョーカーかどうか、

買ってみないとわからない。

 

服を買う行為は

ババ抜きと違って

それがどんな服か

もちろん事前に検討できるし、

試着もできるのに、です。

 

どんなに考えて買っても、

失敗することはあります。

実際買って、所持して、

自分の生活の中で着てみるまで、

それが自分にとって

いい服なのかどうか、

本当にはわからない。

 

間違った買い物だった、

と気づいた時、

他の誰かが買ってくれないか、と

あの手この手で

売ろうとしても、

なぜか全然売れない。

ジョーカーに限って

何故かしぶとく

手元に残っているものです(笑)

 

このような間違った買い物を

避けるには、

まず服の最後を

決めることでしょうか。

 

ワンシーズンで着倒して

エスにする、とか

10年は大切に着て

寄付に出す、とか

その服を所持したあと、

最終的にどのように処分するのか、

までを想像しておく。

 

この時、

飽きたら欲しそうな友人に

譲る、売る、などの

自分だけで完結できない方法は

ほとんどの場合、想定通りに

ならないと思った方がいいでしょう。

 

そして最もシンプルで

間違いのない方法。

服は、なるべく買わないこと。

 

しかし

全く買わない生活は

さすがに楽しくないと思います。

どうしても必要なシーンがあった場合、

そしてとっておきのご褒美に

買いたいです。

 

それ以外の日常は、

今持っている服で

済ませられる工夫を

まずしてみようと思います。