買い物依存症。でもミニマリストになりたい。

買い物依存、ミニマリスト、相反する要素を包括、葛藤を綴るブログです。 買いたい。 でも貯金したい。 持ちたい。 でも増やしたくない。 そして、雨後の竹の子のように数多存在するミニマリスト本、お片づけ本、捨て本、シンプル本、そんな本を読んだ場合の感想など。 その他もろもろ。 どうなっていくかわからないブログですが、よろしくお願いいたします。

スプリングコートは、買わない。

 

通勤ラッシュ時、

水色、ミントグリーン、

サンドベージュなど

スプリングコートを

きている方をよく見かけます。

 

その度に、

素敵だな、

と思うけれど、

我慢だ、我慢だ、

とも思います。

 

去年の冬は

3年ほど前に買って

捨てようかと思っていた

ユニクロのダウンを

引っ張り出して、

それ1着で過ごしました。

 

ダウンじゃ暑いな、

と思う日は、

20年近く前に買った

ダークブラウンの

羊革のコートを

着ていました。

 

春もこのコートで

良さそうですが

秋のコートなので

色合いも深く、

春には重い印象です。

 

スプリングコート、欲しい。 

それでも私は

スプリングコートを

買いませんでした。

 

地曳いく子さんが著書で

『バリエーションの呪い』

という言葉を提示してから、

ブログなどあちこちで

多くの共感がありましたが、

私は元々、

バリエーションの呪い、

には縛られていませんでした。

 

服の枚数が多い、

バリエーションが多い、

ことがお洒落だとは

思っていなかったし、

他人から

お洒落だと思われたい、

とも思っていないからです。

 

お洒落は所詮、自己満足。

そう思っていたので

毎日違うコーデをしなきゃ!

などという脅迫観念は

元々ありません。

その代わり

私が思うお洒落は、

季節感です。

 

お洒落は、

服の数ではなく、

季節感。

それも、

ちょっと先取りするのが

素敵だなあ、

と思います。

 

例えば、1月。

もう少しで春の兆し、

という頃、

カシミヤのニットはやめて、

コットンのニットに変える。

 

また、9月下旬の晩夏。

まだ暑いので半袖を

着ているけれど、

パンプスや小物は

スエードやファーで

来る秋を匂わせる。

 

色合いよりも

素材で季節を先取りする、

そんなコーデに憧れます。

だから、今年の1月、

コットンツイルの

スプリングコートが

欲しいとちょっと思いました。

 

でも、最大でも

たった2か月くらいしか

着れない服を

買おうとは思いません。

 

春服と秋服は同じ、

と思いがちですが、

スプリングコートは

その名の通り、

やはり春用。

秋に着ようとすると、

色味や素材に

違和感があります。

 

なるべく服の枚数を減らし、

管理する空間的、

時間的コストを

カットし、

その分、

人生にとって

重要なことに

空間も時間も

割り当てたい。

だから

スプリングコートは

諦めました。

 

今、寒い日は

羊革のコートを着ています。

季節感が〜とか

言わなければ、

適度な防寒という

衣服本来の目的は

このコートで充分、

達成されているのです。

 

このコート、

24歳の時に

思い切って買った

思い出のコートです。

カビが生えまくって

ダメ元で洗濯して

お手入れして復活した時、

私はこのコートを

限界まで着る、

と決めました。

 

お洒落の視点からは

残念失格でしょうけれど、

春、秋、はこれで乗り切ります。