買い物依存症。でもミニマリストになりたい。

買い物依存、ミニマリスト、相反する要素を包括、葛藤を綴るブログです。 買いたい。 でも貯金したい。 持ちたい。 でも増やしたくない。 そして、雨後の竹の子のように数多存在するミニマリスト本、お片づけ本、捨て本、シンプル本、そんな本を読んだ場合の感想など。 その他もろもろ。 どうなっていくかわからないブログですが、よろしくお願いいたします。

静かな気持ちで文章を味わう。

物欲が落ち着いた

今日この頃(笑)

再び読書の気分です。

 

STAP細胞の有無や

小保方さんが

嘘をついているか

いないかについて、

興味がある

わけではないのですが、

3か月くらい前に

図書館で

予約したこちらの本

が届きました。

 

 

小保方晴子日記 (単行本)

小保方晴子日記 (単行本)

 

 

実は、小保方さんの本は

最初に出された

『あの日』も

借りて読みました。

 

『あの日』の

内容は、専門的で

ついていけない部分も

あったのですが、

そこで小保方さんの

文章に初めて触れ、

なんと説明していいか

わからないのですが、

なぜか、引き込まれる

ものがありました。

 

特に今回の本は

日記、

ということで

より小保方さんの

文章を率直に

感じることができます。

 

誤解を恐れず言うと、

パッと見は

悲劇のヒロイン系の

文章。

ほとんどの

読者は

そこで脱落するかも

しれません。

 

ただ、そういう

表面の印象に

隠れるようにして、

光る細部が

見え隠れする。

 

いろんな先入観、

偏見、自分の経験さえも

削ぎ落とした目で

その文章に

対峙してみると、

音もなく降る雪を

見ているような

静かな気分に

なるようでした。

 

私自身、

この分野、事件に

なんの造詣もないですし、

彼女がどんな人なのか

知る由もないのですが、

目の前の文章だけは

純粋にそこに存在します。

 

哲学者、

殺人犯、

主婦、

障害者。

世の中には

いろんな方が

いるけれど、

 

誰が言った、

誰が書いた、

ということよりも、

その言葉、

文章自体を

味わいたいと

思っています。