買い物依存症。でもミニマリストになりたい。

買い物依存、ミニマリスト、相反する要素を包括、葛藤を綴るブログです。 買いたい。 でも貯金したい。 持ちたい。 でも増やしたくない。 そして、雨後の竹の子のように数多存在するミニマリスト本、お片づけ本、捨て本、シンプル本、そんな本を読んだ場合の感想など。 その他もろもろ。 どうなっていくかわからないブログですが、よろしくお願いいたします。

30年前のコムサデモードのTシャツ

長崎に帰省するたびに

着るのが

コムサデモードフィユの

Tシャツです。

今はコムサフィユ、

として展開している

子供服です。

 

このTシャツ、

何と30年以上前のもの。

私が小学校6年生の

時に、買ってもらったものです。

 

今でこそ

モノコムサ

コムサイズム、等

低価格帯の

展開もあり、

コムサだから!

というような

威厳は薄れて

しまいましたが

 

当時は

コムサ様」と

子供の間ですら

特別扱いでした。

「あの子、コムサだ。

お金持ちなんだー」

みたいな(笑)

単純ですが

そのような

認識でした。

 

80年代中ば

バブル真っ只中、

そしてDCブランド

全盛期。


ピンクハウス

スクープ、

ケンゾー、

ビギ、などなど

田舎とはいえ

大人も子供もブランドに

敏感でした。

 

中高生は

ブランドの

ショッパー集め、

に勤しみます。

 

通学カバンに

補助バッグ代わりに添えた

ブランドショッパーで

周囲を威嚇w


一昔前の

スタバ&Macbook

ドヤりと

似たようなものですね(笑)

 

そして御多分に洩れず

私もコムサの服が

欲しかったのです。


だって「みんな」

持っているし。

持っていないの、

私だけだし。

私だって

ドヤりたいんだもんw

 

ここで言う、

「みんな」というのは

当時私が住んでいた

高級住宅街の

同級生たちです。

 

うちは

決して裕福では

ありませんでした。

なのに、

分不相応にも

当時一等地と言われた

新興住宅街に

家を買ったのです。

 

そうすると、

どうなるか。

とにかく

周囲との格差が激しい!

 

単なるサラリーマン家庭は

うちだけです。

周囲は、

銀行の支店長、

地元テレビ局の部長、

医者、弁護士、

老舗菓子店の会長。。

 

奥様方は、

当然皆さま、専業主婦です。

当時は「鍵っ子」

という言葉があるほど、

共働きは特別。

「お家が大変な方」

がすることでした。

 

お手伝いさんが

いる家だってあるのに、

ましてやお母さんが、

ダスキンレディ

(っていうのかな!?)

で周囲のお宅に

愛想を振りまいている、

だなんて。。。

 

パートで

少しでも家計を支えようと

頑張っていた母には

感謝していましたが、

 

住宅街の友達に、

「昨日、うちに

メジロさんのお母さん来て、

ダスキン替えてたよ」

とか言われると

とっても

ビミョーーー

な気分になっていました

(^_^;)

 

とまあ、

とにかくうちだけ

完全に浮いていました。

 

ジュエリーや服、

バッグ、靴、

なんにしても

分不相応な選択は

結局は虚しいだけに

終わりがちですが

 

こと家に関しては

一度買えば

そうそう手放す、

やり直す、

ということが

難しいものです。

 

住んでいる限り

格差の中に

身を置いて

生きていかなければ

なりません。

父も母も

大変だったことと

思います。

 

しかし

そんな選択をしたのは

他ならぬ父自身。

そして子供には

そんな事情は関係ない(笑)

 

容赦なく、

コムサの服が

欲しい、

そう言い続けて

やっと買ってもらったのが

このTシャツでした。


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 シワシワですね(^◇^;)


多分、5000円くらい

したのでは

ないでしょうか。

ブラウスやスカートは

高くて手が

出なかったのだと

思います。

一番お手頃なのが

このTシャツ

だったのでしょう。

 

それでも私は

このTシャツが

とっても

気に入っていました。


他の子供服

ブランドにはない

ベージュ、グレージュの

絶妙な色使い、

フリルやリボンは卒業した

クールなロゴの

バックプリント。

 

前から見たら

普通なのに、

背中でバッチリ主張w

というバックプリントが

今でも好きです(笑)

 

私のコムサ

この1枚です。

意気揚々と

小学校に

着ていき、

中高生になれば

休みの日に

友達と買い物に

行く時に

着ていき、

修学旅行にも

持って行き、、、

かなりヘビロテ

していました。


多分、100回以上

洗濯しているはずです。

それなのに、

どこも悪く

なっていないのです。

 

ほつれたり、

破れたり、

プリントがはげたり、

という部分は

どこもありません。

 

当時は

コムサに限らず、

日本製の服は

かなり高品質、

しっかりしていたんだなーと

実感します。

 

いま実家に

置きっぱなしにしています。

タグを見ると

150Aとありますが、

今でもサイズ的に

問題なく着れるため

実家に帰省すると

着用します。

 

ほつれの気配もなく、

捨てるのは

まだまだ

先になりそうです。