買い物依存症。でもミニマリストになりたい。

買い物依存、ミニマリスト、相反する要素を包括、葛藤を綴るブログです。 買いたい。 でも貯金したい。 持ちたい。 でも増やしたくない。 そして、雨後の竹の子のように数多存在するミニマリスト本、お片づけ本、捨て本、シンプル本、そんな本を読んだ場合の感想など。 その他もろもろ。 どうなっていくかわからないブログですが、よろしくお願いいたします。

進化した「港区おじさん」

去年あたりに

はまっていた

港区おじさん

またふらっと

読み始めてしまいました(笑)

 

港区女子は、それ単体では存在しえない。
彼女たちの陰には、太陽と月の如く、欠かせない相手がいる。
——港区女子を無乱しているのは一体誰なのか。

その正体は”有り余る富”を持つ、港区おじさん。。。
彼らはいかにして港区女子と関係を持つに至り、
どのようなライフスタイルを送り、そして、何を考えているのか。
ベールに包まれた港区おじさんの実態に迫っていく。

 

この一節から始まる

東京カレンダー連載の

港区おじさんシリーズ。 

 

時代を完全無視した

バブリー感。

港区女子港区おじさん

生態を、乾いた視点で

描写する軽妙な筆致。

 

媒体が

東カレっていう時点で

何となく

わかりますよね(笑)

 

こんなのありえない、

っていう

エピソード満載なのですが

実在のレストランやバー

ブランドを絡めた

ストーリーが

妙に細かく妙にリアルで

(そもそも東京カレンダーは

お店を紹介する雑誌ですので(^_^;))

自分と別世界すぎて

飽きません。

 

ラグジュアリーな

ライフスタイルの裏には

その世界に

身を置く者特有の

虚栄心、

猜疑心、

浮遊感、

そして焦燥感があり

 

それぞれの

「立ち位置」

を理解した

「振る舞い」

があり、

ある種の

予定調和の世界を

形作っています。

 

港区おじさんの必需品、今日も隣にいる”タンバリン男”とは?

気づけばいつも権力者の隣にいる男。。。それがタンバリン男・春彦だ。

呼び出されると直ぐに駆けつけるフットワークの軽さが売りであり、カラオケの流行曲は大体網羅。名前の通り港区おじさんが歌う際はタンバリンを駆使して場を盛り上げることに全身全霊を注ぐ。(タンバリンの取り扱いは職人が織り成す技の域。)

そしてタンバリン男は、女子を適宜招集できる能力の有無で真価が問われる。

最重要事項は、適切に港区女子を用意すること。
港区おじさんの周囲に女子の人数が足りない際は直ぐさま携帯を取り出し、LINEを一斉送信。また、誕生日会などの集まりは格好の腕の見せ所であり、港区おじさんの誕生日会は春彦が呼んだ港区女子で溢れ返る。

 

うっかり電車内で読むと、

吹き出しそうになるので

会社の昼休みに

読んでいます(笑)

 

この「港区おじさん

ですが、

いつの間にか

港区ハーフマラソン

公式ポスターに

採用されている

というから驚きですw

 

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この二つをくっつけようと

思い立った方、

すごいですね。

 

今年から

連載ドラマも始まったらしく、

ドラマ内の港区おじさん

「寺田さん」が

実際、マラソンにエントリーし、

走るとのことです(^_^;)

 

当日早朝に

集まったファンは

特設会場で彼の

激走を見届け、

この日、限定上映される

港区おじさんムービー」

を鑑賞後、

ファンミーティングに

突入。

(全然想像できない。)

オリジナルTシャツ、

ファンミの様子を

映像化したコンテンツの

販売もあり。

 

正直、ココまで来ると

港区おじさん自体の

面白さの質が

変わってきちゃうな、

と個人的に思うのですが。

 

深夜枠で面白かった

マイナー番組が

ゴールデンに

進出してきた時のような

違和感(笑)

 

でもまあ、

去年は単なるウェブ上の

コラムだったものが

ここまで発展

するということは

実際、反響というか、

需要があるのでしょうね。

 

港区おじさん

という言葉は

東京カレンダーの

WEBプロデューサーの方が

作ったそうですが

 

そもそも

港区おじさん

という言葉が生まれなければ

すべては始まらなかった

わけで、

何だかすごい

と思ってしまいました。

 

何もないところから

言葉一つで

ムーブメント!?

を起こす

プロのクリエイターさん、

ライターさんって

やっぱりすごいなあ

と尊敬です。