買い物依存症。でもミニマリストになりたい。

買い物依存、ミニマリスト、相反する要素を包括、葛藤を綴るブログです。 買いたい。 でも貯金したい。 持ちたい。 でも増やしたくない。 そして、雨後の竹の子のように数多存在するミニマリスト本、お片づけ本、捨て本、シンプル本、そんな本を読んだ場合の感想など。 その他もろもろ。 どうなっていくかわからないブログですが、よろしくお願いいたします。

「どうせ」なら楽しく。

今、『フランス人は10着しか服を持たない2』

を読んでいます。

 

何でもそうですが、

続編、って

内容がつまらなかったり、

繰り返しだったりで、

正直この2、も

期待していなかったのですが、

むしろ1よりも、

いいと思いました。

 

1、は

パリのマダムシック宅に

ステイした

アメリカ人の女の子

である著者が、

洗練された、

几帳面な、

過度な贅沢を

しない、

それでいて

豊かなゆとりのある

日常を過ごす

パリの人々を

驚きと羨望の眼差しで

綴っています。

 

その中で、

タイトルにもある

ワンシーズン10着、

というワードローブの

話が出てきます。

 

厳選された

ワードローブを

大切に着回す、

という

『丁寧な暮らし系』

『少数精鋭系』

が好みそうな

エピソードです。

 

一方、2はと言うと、

結婚し、仕事子育てに

奮闘する著者が

マダムシック宅での

ステイ経験を

思い出しながら、

 

そのエッセンスを

サンタモニカの

自宅での生活に

取り入れる工夫を

実体験を交えて

紹介しています。

 

なぜ2がいい、と

思ったかというと、

2には、1には

あまり触れられていない

著者が気づいた

マインドについて、

最初から何回も

出てきます。

 

ものが、

多い少ない、

散らかっている、

片付いている、

というよりも

もっと前の、

土台の話で、

 

どのようなマインドで

生活と向き合えば

マダムシックのような

充実した幸せが

得られるか?

ということです。

 

1のように、

具体的に

どんなワードローブで

過ごす、とか

効率的な家事の方法、

一週間の生活パターンも

もちろん参考になるのですが

 

いざやってみよう、

と思っても

腰が重かったり、

張り切って

掃除のスケジュールを

作っても、

 

実際には

めんどくさいな、、

という気持ちで

実行できなかったり、

やっとやりだしても、

早く切り上げて

テレビでも見たいな、

と思ってしまったり。

 

私は完全に

このパターンの人です(^_^;)

理想は高いけど、

実行できない。

洗い物は

いやいや片付け、

窓の桟なんて、

めんどくさーい!

誰もこんなところ

見ないから、

わからないよ、

なんて

思ってしまいます(^_^;)

 

フランス人の友人たちから学んだ一番大切なことは、家のことに対する考え方がポジティブなこと。毎日の家事や雑用でさえ楽しんでしまう。

「家事なんて面倒なだけで、時間がもったいない」とは思わず、快適に楽しく暮らすためには必要なことだと思っている。

 

何をするときも、生きる喜びを感じながら、心を込めてやってみよう。片付けは「仕方がないからやる」のではなく、自分たちの持っているものに対して「ありがとう」という感謝の気持ちを表す手段だと考えよう。ラルフ・ウォルドー・エマーソンの言葉を思い出して欲しい。

『人生は旅であり、目的地ではない』のだから。

だから「家が片付かないと幸せになれない」なんて思い込まなこと。だって完璧に片付いたなんて思える日は、来ないかもしれないから。わたしたちは、あわただしく過ぎていく毎日の中で、なるべくこまめに家のことに気を配り、愛情を注いでいく必要がある。まずはどんなことでも楽しみながらやる。それを心がけてみよう。

 

どうせなら楽しくやろう。

だって、他にどんな方法があるだろうか?

 

 

片付けの時間も、

人生の大切な

ひとときです。

何かを達成するために、

捨てていい時間、

など本当はないはずです。

 

家事だって

片付けだって

片付いた部屋で

くつろぐ至福の時だって

全部同じ、

大切な時間。

 

以前、所ジョージさんが、

『後片付けは

次の遊びの下準備』

と言っていて、

ステキ〜と

思ったことを

思い出しました。

 

いちばん大切なのは、

楽しくやろうと

思う気持ち。

 

私はそのことを

すっかり忘れて、

 家を片付けよう、

綺麗にしよう、

そのためには

いやなことを

さっさと片付けなければ、

とネガティブになり、

そのくせ実行できずに

大切な時間を

鬱々と

過ごしていました。

 

いやいや、

という過ごし方こそ、

最大の時間の

無駄なのですね。

 

そんなこと言ったって、

面倒なものは

面倒じゃない?

いやなものは

いやじゃない?

という気持ちも

ありますが、

 

著者の言う通り、

「だって、

他にどんな方法が

あるだろうか?」

 

どうせなら、楽しく、です!