ふと実家のお墓のことを、と考えた。

東京は、台風一過の快晴。

真夏、です。

前日に運休と

わかっていたので、

私は今日

思い切って

会社をお休みしました（笑）

９時１０時に

運行再開予定と

いっても、

みんな群がって

何台かは

見送る羽目に

なりそうだし、

なんだかんだ

職場に着くのが

着くのがお昼前、

仕事は１３時から。

今、私１６時半で

上がっていますので、

滞在時間３時間半。。

そのために

往復２時間以上

かけるのって

何だかな。。

私が一日いなくっても

職場に支障は

ないと思うし。

そう思って

休みました。

今日は久しぶりの

ウォーキング。

午前中の木漏れ日の

中、いつものカフェにて

小説やブログを書く。

贅沢な時間を

過ごしています。

カフェの窓に

張り付いていた

若いイチョウの葉。

台風の名残を

感じました。

 ふと、

「長崎のお墓は大丈夫かな」

と思いました。

私は驚きました。

今まで、

実家のお墓の

ことなんて、

頭の隅にも

思い浮かべたことなど

なかったからです。

なぜだろう？

なぜ、突然、

お墓のことなんか

考えたんだろう。

歳とったのかな？！w

私の実家の長崎は

毎年毎年

台風や雨の被害が

大きい地域です。

それに比べると

東京の台風は

傘をさして

外に出れるレベル、

と思っていたのが、

昨日の台風で

久しぶりに

「台風っぽい台風」

を味わい、

長崎の台風を

ちょっと

思い出したのでした。

でも、そこで、

なぜお墓のことを

考えたのか、

と思った時、

さっきこのカフェに

来る途中で、

百日紅の木の、

濃い桃色の花が

目に入ったからだ、と

思い当たりました。

うちの実家の

お墓には、

立派な百日紅が

植わっています。

台風＋百日紅＝実家の墓、

という脳内の変換

だったようです（笑）

長崎市内は

お寺も多く、

山の斜面に

お墓が段々と

立ち並んでいるところが

たくさんあり、

そこに日常の道路、

細い坂段道が

張り巡らされています。

通学路も

お墓の脇

という場合も

結構あり、

私が子供の時は

よく缶蹴り、

かくれんぼなど、

（管理人さんに見つかると

当然怒られます(^◇^;)

みんな遊んでいました。

また、

お盆のお墓参りは、

昼ではなく、

夕方以降、夜に行きます。

そしてお墓では、

大人も子供も

ロケット花火や爆竹を

したり、

レジャーシートを敷いて

お菓子やいなり寿司を

食べたり

ジュースやお酒を飲んだり

（要するに宴会？！）

するのが普通なので

世間一般的な

「気味が悪い、不吉」

というイメージはなく、

肝試しは成立不可能。

他の地域の方よりも

お墓に対する距離が

近いのだと思います。

私が１９歳の時に

亡くなった父ですが、

生前は広告代理店で

CMを作る仕事を

していて、

「撮影でセミの抜け殻が

いっぱい欲しいけど、

どこかにないか？」

と困っていた時、

それを聞いた

小学生の私。

得意げに、

「すっごくいい場所

知ってるよ。

軽く１０個はすぐに

集められるよ」

と一人で

飛び出した先は、

うちのお墓、でした。

墓石にいっぱい

セミの抜け殻が

くっついていました。

百日紅の木にも。

１０個どころか２０個以上

集めて、父に渡しました。

どこにあった？

と聞かれても、

「秘密の場所」と

笑って答えなかった私。

。。。何だか、

健気だーw

役に立ちたかったんだね？

父は怖かったし、

そんなに

好きじゃないと

思っていたけど、

なんだかんだ、

好きだったんだねー、と。

その頃の自分が

可愛いです（笑）

台風一つで。

久しぶりに

いろんなことを

思い出しました。