買い物依存症。でもミニマリストになりたい。

買い物依存、ミニマリスト、相反する要素を包括、葛藤を綴るブログです。 買いたい。 でも貯金したい。 持ちたい。 でも増やしたくない。 そして、雨後の竹の子のように数多存在するミニマリスト本、お片づけ本、捨て本、シンプル本、そんな本を読んだ場合の感想など。 その他もろもろ。 どうなっていくかわからないブログですが、よろしくお願いいたします。

私のバッグ選び2 まずは、ケリー。

比較検討、

試行錯誤の結果、

候補に挙がったブランドが

エルメス、シャネル、でした。

 

エルメスなら、

ルージュアッシュの

ボックスカーフのケリー。

シャネルなら

黒のラムスキンのマトラッセ

 

どちらも

老舗ハイブランド

定番デザイン、

定番カラーです。

 

目新しさはないけれど、

飽きずに長く使えそう、

カジュアルにも

フォーマルにも使えて

ベージュ系の服が多い

私のコーディネートにも合う。

万が一手放すことになっても

定番だから恐ろしいほどの

値崩れもしない。

 

何より、

これでお出かけできたら

どんなに素敵だろう、と

テンションが上がる!

これが一番の理由です。


そして私は

まず、

エルメスのケリーを

手に入れることに

しました。


なぜかというと、

ケリーの方が、

マトラッセよりも

価格・希少性

いずれの面でも

圧倒的に

入手しづらいもの

だったからです。

 

マトラッセ

現在もお金を出せば

シャネルの店頭で

購入できます。


あせって

今買わなくても

なくならないものです。

 

だから、

ケリーを手に入れた後の、

次の目標にしてもいい、

と思いました。

 

一方で、ケリーは

現在はまず

店頭に並ばない、

万が一入荷しても、

希望の大きさや

素材、色ではない場合が殆ど。


さらに、

ボックスカーフ自体、

今では

ほぼ生産されていない、

ということ。。

 

色や素材を

決めてしまうと、

中古でも

出会えるかどうか

わからないバッグでした。

 

そんなバッグを

買うのは無理。

もう他のバッグでも

いいんじゃない?

例えば

ロエベのアマソナだって

素敵だし。

 

何度もそう思いました。

しかしそのたびに

胸をかすめるのは、


エルメス銀座で

見せていただいた

カタログの中のケリー。


真っ先に

目に飛び込んできた

ルージュアッシュ、

ボックスカーフの

ケリーでした。

 

ルージュアッシュは

エルメス

黒の次に出した色で、

エルメスを象徴する色

だそうです。

 

もともとボルドー

落ち着いた赤が

好きだったのですが、

その話を聞いて

ケリーを買うなら

絶対にルージュアッシュ!

そして、素材は

エルメスの代表的、

古典的素材の、

ボックスカーフが

絶対にいい!

と高揚しました。

 
その凛とした

堅牢な佇まい、

こっくりと艶のある

深い色合いに

魅せられ、

 

どうしても

諦めきれなかった私は、

コメ兵などの

信頼できる大手の

ブランド買取ショップを

巡りました。

 

そして約2年後、

やっと出会いがあり、

中古のケリーを購入。


念のためすぐに、

正規品のみ受け付ける、という

エルメスの「お磨き」に出し、

ようやく

手にすることができました。

 

初めはおっかなびっくり

扱っていたのが

懐かしいほど、

今では日常のバッグとして

活躍させています。

 

ボックスカーフは

傷つきやすいものの、

エルメスで扱う

他のどの素材よりも

綺麗にエイジングして

味が出てくる素材です。

 

傷は増えましたが、

どんどん自分に

馴染んでいくような、

愛おしい感覚。

 

そして

その美しい形や

色合いが

目に入るたび

気持ちが落ち着くような、

そんな存在に

なりました。

 

赤、というと、

主張が激しいような

使いづらそうな

イメージが

あるかもしれませんが、

 

落ち着いたブラウン味が

あるせいか、

意外とどんな服とでも

合わせやすいです。

 

そして32、

というサイズ。

身長が158センチの

私にはやや大きいかも?

と思いましたが、

 

締まった色のせいか、

実際に持つと、

そこまで大きさは感じず、

スキニーデニムにも

スカートにも

合わせやすい

サイズ感だと思います。

 

また、ケリーは

物が入らない

イメージですが、

 

32というサイズは、

長財布、折りたたみ傘、

ポーチ、手帳、携帯、と

必要なものは

一通り入るような

収納力があります。

 

今年で4年目?

この飽き性の私が

全然飽きないでいる驚き。

これからもずっと

大切に使っていこうと

思います。

 

次回は、

ヴァレクストラ、シャネルです。