買い物依存症。でもミニマリストになりたい。

買い物依存、ミニマリスト、相反する要素を包括、葛藤を綴るブログです。 買いたい。 でも貯金したい。 持ちたい。 でも増やしたくない。 そして、雨後の竹の子のように数多存在するミニマリスト本、お片づけ本、捨て本、シンプル本、そんな本を読んだ場合の感想など。 その他もろもろ。 どうなっていくかわからないブログですが、よろしくお願いいたします。

Akiさんは叩かれるのに、勝間さんが叩かれないのは?【2週間で人生を取り戻す!汚部屋脱出プログラム】

前回の続きです。

 

なぜ唐突に勝間さんを引き合いに出したのか。

前回は、家族持ちの女性ミニマリストという括りで、

やまさんとAkiさんを比較しました。

それで今回は、キャリア系ミニマリスト、という括りで、Akiさんと勝間さんなのです。

 

まず勝間さんは、外資系の監査法人を経て独立、経済評論家、という方なのですが、

経済にとどまらず、自炊やゴルフ、マージャン、バイク、ボードゲームなど次々と

興味を持ったことに手を出しているアクティブな印象です。

その1つとして、勝間さんが最近ハマっているのが断捨離です。

【2週間で人生を取り戻す!汚部屋脱出プログラム】は、

そんな勝間さんの実体験をもとに、書かれている断捨離本です。

 

本の感想ですが、私の場合、

とにかくやる気が出ます。

なんていうか、他のミニマリスト本には無いような勢いを感じます。

カレンキングストンの本を読んだ時も同じような勢いを感じましたが、

リアルタイムで勝間さんと一緒に断捨離をしている感覚です。

 

勝間さんは上記のようにいろんな趣味があるので、

趣味のグッズや電子機器も多く、雑誌や本も普通の人よりも多いので、

はじめはすごく散らかっていたのですが

(実際のビフォーアフター写真が本にあります)

寝室にものを置かないことを実践したことで、

断捨離に目覚め、そこからブルドーザーのような豪快さで、

これはいらない、あれはいらない、と

バッサバッサ切っていきながら2週間近く捨て作業をします。

まずこの部分を読むとやる気がでます。

自分もすぐに捨てたくなります。

 

その取捨選択の話の合間合間に、

なぜいらないものを買ってしまったのか、なぜ使っていないのか、

などを自分で分析しています。

断捨離に限らずですが、勝間さんは効率化重視なので、

料理や電子機器についても常にベストの状態を見つけるため、

試行錯誤するその過程をメルマガなどでも発信してます。

 

勝間さんも色々批判されていますが、

なぜ失敗したのかを分析して、次の試みを開始する。そして情報共有する。

その行動力には、ただただ脱帽です。

この断捨離本でも、このようなPDCAサイクルの話が出てきますが、

実はこの用語はAkiさんも使用している言葉です。

そのことでAkiさんはわかりづらいとか仕事できるアピールとか言われてしまっているのですが、

不思議なことに、勝間さんにはそのような種類の批判は無いようです。

 

勝間さんは著名人なので、Akiさんに比べれば批判の数は多いです。

しかしその内容は、勝間本全般に共通のレビューで、

『他の著書と内容が重複する。新しさが無い。一冊で充分』

『次々と多方面に手を出して、飽きっぽい。内容が薄っぺらい』

というな感じの批判がほとんどです。

 

勝間さんの本は、この断捨離本以外も、PDCAに限らず専門用語が結構多いです。

それなのに専門用語がわかりづらい、みたいな批判は無いです。

なぜAkiさんだけが専門用語いらない、とか批判されるのでしょうか?

 

① Akiさんは一般人だから。

本を出版したとはいえ、Akiさんはまだ一般人です。

対して勝間さんは、その評価は別として、数々の華やかな経歴と専門性を持つ著名人。

読者としては、まだ、Akiさんの方が自分に近い立ち位置と認識します。

プロの勝間さんに対し、そもそも自分と比べようとは誰も思わない。

自分に近いはずのAkiさんがPDCAだの何だのと専門用語で解説したり、

セレブ生活を満喫している様子に対して、

よりリアルに悔しい感じがするので、嫉妬心が起きやすいのかもしれません。

 

② 勝間さんはキャラ立ちしてるから。

財力のある勝間さんだからこそ、色んな分野の色んなもののPDCAができるし、

勝手に人柱になってくれる。

それをメルマガや本で教えてくれるというのは、本当に有難いです。

でもそれより面白いのは勝間さんの、通常とは異なった視点の発想です。

発想そのものがぶっ飛んでる感じがあります。

発想と切り離せないのがあのキャラだと思います。

あくまでメディアで拝見する印象ですが、

他のミニマリスト、断捨離やってる人とは明らかに毛色が違う。

猪突猛進で、でも彼女なりに理論的で、バッサバッサと切っていくあの調子、

そして、失敗したら失敗したことを即、詳しく報告してくれる。

飽きたら、飽きてやっていない、続いていないことも、即報告!

 

私はなんだか元気が出てきます。

そして、変なこだわりを捨てられず、今できる最善策をしない自分が、

本当にくだらなく思えてくるのです。。

 

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やまさんは叩かれないのに、なぜAkiさんは叩かれるのか!?ミニマリストのブックレビューについて。

まずやまさん。

やまさんの本は、普通の主婦(実際は普通以上にきちんとされている印象ですが)が、

装飾のないシンプルで統一感のある無印のインテリアで

家族、特にお子さんのことを中心に考えた生活の工夫を見せてくれます。

 

単に完成された今のミニマリスト生活を見せるだけでなく、

そこにたどり着くまでの試行錯誤、失敗などについても書かれています。

今から断捨離して部屋を綺麗にしたいと思っている人の参考、

励みになる部分が多く、共感を得ているのかなと思います。

 

もちろん批判レビューはあるのですが、その内容を見ると、

無印のショールームみたいで味気なく、服はチープに感じる、

食糧の在庫を持たないことについて、災害対策が不十分、

安価なものなら子供に壊されてもいい、というのは物を大切にする観点から違和感、

など、個人の趣味もありますが、なるほどなという内容です。

 

対するAkiさん。

Akiさんの本は、外資系マネージャー職という職業柄を生かした、

論理的な書き方、考え方が特徴です。

一般には馴染みのない専門用語を使用しての説明が随所に見られます。

掃除に使用するルンバは一般には高額です。

オフシーズンの服のクリーニング外部保管や、食材はオイシックス

などお金がかかります。

不必要と判断した手間、それを省くためにお金を使い、

その分、時間を有効に使う、という印象です。

 

Akiさんに対する批判の内容は、

専門用語がかえって内容を分かりづらくしている、

それが仕事できますアピールに見える、

マネージャー職とか肩書きはわざわざいらない、

紹介されている私物はブランドで素敵だけど

セレブ生活の見せつけにしか見えないし、

コーデのセンスがない、本人着画のせいで素敵に見えない、

など、結構な内容ですね。

 

この本に限らずですが、なぜ皆さん、自分と違う状況の人に

これだけ厳しいのでしょうか!?

 

PDCAサイクル、レビューミーティング、アジャイル開発、などの専門用語は、

確かに、読んでいて唐突な印象を受けます。

内容を説明する上でも必要ないな、と私も感じました。

けれど、このレビューを書いた方々は、

仕事できますアピールセレブ生活の見せつけが鼻に付く、

ということが、結局いちばん言いたかったことなのだろうと思います。

 

『私はあなたみたいなキャリアウーマンじゃないから、参考にならない。

都会のリッチな生活をただ見せつけられたみたいで不快です。』

そういう嫉妬心と、羨ましい気持ちと、

それをこじらせて、センスが悪いなどと見下す気持ちになるのかもしれません。

私もAkiさんの本を読んで羨ましいと思う部分はたくさんありました。

ただ、このような嫉妬心は正直ゼロです。

 

私にももちろん嫉妬心というもの自体はあるのですが、

基本的に昔からホテルのような非日常を感じさせる空間に憧れと高揚を感じるので、

そういう空間に出会うと、無条件で幸せな気持ちになってしまいます。

ホテルや美術館みたいな場所に行って、嫉妬心が湧く人っていないですよね?

それと同じような感覚です。

 

いいもの見せてもらったーっていう、嬉しい気持ちになるんですよね。

私がミニマリスト本がここまで好きでこんなに語ってしまう理由は、

ミニマリストになりたいから参考にしたいという以上に、

いろんなミニマリストの部屋や工夫を見るのが、

ただただ、好きだからだと思います。

 

。。。本の話に戻ります。

自分と状況が違う人の話が参考にならないとすると、

ほとんど全ての本は参考にならないです。

でも、どんな本も、必ず1つは学ぶことがあるはずだと私は思います。

嫉妬心や、逆に見下すという気持ちに振り回され、目隠しされて、

その人にとって有益なことが書いてある部分まで見落とすことが、

非常に勿体無い!

それこそ時間の無駄。そう思います。

 

例えば私の場合ですが、

やまさんのワンコーデ制服化、は私には無理だし、真似しようとも思いません。

私は、極端な言い方をすれば

自分が着るためだけに服を持っているわけではない部分があるからです。

着るためのもの、という機能から離れても、服自体、が好きなんです。

でも、服に執着がないという人にはやまさんの方法は参考になると思います。

それに、同じ服が整然と並ぶ様は、お店みたい!

それだけで私としては部屋を綺麗にしたいというモチベーションアップになります。

 

また、Akiさんのようなアウトソーシング家事は、

私のやりたいことではないです。

もしそうするだけのお金があったとしても、です。

この部分は、家事自体を丁寧に楽しむやまさんに共感しています。

 自分で掃除をすること自体が、自分の心のためでもある、と思っているからです。

でも、素材を活かす調理法で時間を短縮したり、卵も必要な6個だけを買う、

予定外のものは買わないなどは、真似したいと思った部分です。

そして厳選したものを長く使いたいという気持ちも共感します。

そのように実践しているAkiさんの本を読んで、

私も無駄な買い物をやめて、特にバッグと靴については、

いいものを見極めながら、ゆっくりと集めていきたいという気持ちが強くなりました。

 

ここで勝間さんのことも書きたかったのですが。。。

こんなに長くなってしまったので次回にします。

 

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【少ない物ですっきり暮らす】やまさんと【家事を手放してシンプルに暮らす】Akiさん。対照的なミニマリスト。

まず二人の比較です。

【家族構成と家】

やまさん:専業主婦。ご主人、小学生のお子さん二人の4人家族

(現在はご主人のご両親と同居されています)地方の広めの一軒家。

Akiさん:外資系企業のマネージャー職。ご主人、小さいお子さんの3人家族。

都内1LDKマンション。

 

【インテリア】

やまさん:無印が中心の家具。白を基調に、生成りやベージュ。お子さんがいかにものびのびできそうなナチュラルな印象の空間。

Akiさん:家具は基本、マンションに作り付けのもので、リビングボードやテーブルは、ウォールナット材のダークブラウン。本革のソファ。白を基調に、ダークブラウン、黒で統一されていて、スタイリッシュなホテルのような印象。

 

【服やバッグ、小物】

やまさん:無印やダイソーユニクロ、など、庶民でも素敵なミニマリスト生活ができるんだと思わせてくれるようなセレクト。ボーダーカットソーにチノパンなど、同じ服を3セット。アウター、色物の靴下などでコーデに変化をつける。基本、ワンシーズンで着倒す。

Akiさん:バッグはエルメス、ネックレスはティファニー、靴はセルジオロッシ、ニットはジョンスメドレー等、ハイブランドが目立つ。少数のお気に入りを長く大切に使う、という姿勢。ベーシックだけど洗練されたモノ選び。

 

【家事に対するスタンス】

やまさん:余分なものを持たないことでゆとりが生まれ、その分、何気ない自然や、家事ひとつひとつを丁寧に楽しんでいる印象。何もない和室の斜陽のインテリア、庭木を見ながらのアイロンがけを楽しむ。

Akiさん:掃除はルンバ、オフシーズンの服はアウトソーシング管理など、時間もスペースも徹底して効率化。朝、出社前に夕食の下ごしらえをして、帰宅後はできるだけゆっくりできる時間を作る工夫。手間のかかる料理ではなく、素材を活かすシンプルな調理法で効率化が加速。

 

そして感想。

同じ家族持ちでも、これだけ異なるテイストのやまさんとAkiさん。

ミニマリストは似たり寄ったりの没個性という世評はあてにならない。

この違いは、主婦とワーキングマザーという違い以上に、

趣味の違いはもちろん、目指すところがそれぞれ違うんだろうなあ、という気がします。

どちらが正解、ということではなくて、です。

やまさんは主婦という仕事に、

Akiさんは外資系マネージャー職に、誇りを持っている。

 

共通するのは、やまさんもAkiさんも、自分の生活を大切にしたいという思いが中心にあるということ。

子供と触れ合う時間や、ゆっくりお茶してくつろぐ、など自分が大切だと思うことに、時間を使いたい、という思い。

その時間を生み出すのが、必要なモノだけを持つ、ミニマリスト生活なんですね。

 

そして思ったのですが、

『やまさんはあまり叩かれないのに、Akiさんは何故叩かれるのか??』

ということです。

私はブックレビューを読むのが好きなのですが、

ミニマリスト本と言えば、世間の辛辣なブックレビューも定番です。

それについて次回は書いてみたいと思います。

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【もう探し疲れた!比べ疲れた!】最高のバッグを手に入れる旅を終了させたくて、エルメスのケリーを買った件。その2

昨日の続きです。

 

流行り廃りがなく長く使えるもの。

それさえあれば、他のはいらない、と思えるぐらい満足できるもの。

そういうバッグを探していました。

 

とはいえ、私はセンスもない上に、すごく移り気。

高額なブランドバッグを買ったところで、来年は違うバッグが欲しくなっているかもしれない。

センスがないので、すぐ雑誌やネットの情報にほだされて、

欲しくなってしまうところがあります。

 

ただ、長く使いたいのであれば、

やはりある程度のブランドのバッグがいいだろうとは思いました。

もちろん、自分の好みだけが全てで、他人の目は一切気にならないというような人なら、どんなバッグでもいいと思うのです。

でも私は、そんなに強くないし、やっぱり人の目というのも気になるし、

もっとはっきり言えば、ブランドの力を借りて自分を良く見せたい気持ちがあるのです。

 

もちろん、ブランドのバッグを持っているからって、

私自身が綺麗になったり偉くなったりするわけじゃないことは充分わかっているのですが。

でも素敵なバッグを持ちたい、それに見合う自分になりたい、

そういう気持ちもあって、

いや、もう、最終的にはもう、ごちゃごちゃ考えずに

欲しいバッグ買ったらいいよ、と自分自身を鼓舞しw

なんと、エルメスのケリー32を購入してしまいました。

 

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ルージュアッシュという深く落ち着いたレッドのこちら。

ケリーに限らず、エルメスはそれこそたくさんの種類のレザーがあるのですが、

私はとりわけこのボックスカーフというレザーのケリーが欲しかったんです。

 

ボックスカーフは、エルメスの中でも歴史のあるレザーで、

使えば使うほど、ツヤが出て、傷さえも味になっていくタイプのもの。

大切に扱えば、100年以上持つそうです。

 

そして、ケリーはかっちりした外縫い、柔らかい印象の内縫い、があるのですが、

私は外縫いが欲しかった。

ケリーは、そこにあるだけで空気感がキリッとするような凛々しく美しいバッグです。

その特性が生かされているのが外縫いだと思います。

 

そして色はルージュアッシュか黒が欲しかった。

私の服の色は、アイボリーやベージュ、モノトーン、ネイビー、ブラウンなどが多いので、上品な差し色となるルージュアッシュか、万能な黒がいいと思いました。

 

はじめは予算30万くらいで他のブランドを見て回っていました。

しかし、私が5年前に買ったクロエのパラティもそうですが、

高かったのに完全に過去のデザインとなってしまい、

持つ機会がなくなりました。

30万近くしたのに、数年で使えなくなるって。。

もちろん、流行を気にしない人はずっと使えばいいと思うんですが、

私は弱い人間ですので、、、

そういう意味でも永遠の定番が欲しい。

そしてどんな流行のブランドバッグに比較しても決して引けを取らない、

これで今後は、もっといいバッグがあるんじゃないか、と探し回らなくていい、

そういう安心感もあり、

差し色のバッグはエルメスのケリー、

そしてバッグの色はシンプルにしたい、というコーデの時用の

黒いバッグは、こちらも定番と言える、シャネルのマトラッセ

その2つに勝手に決めたのでした。

 

しかし、エルメスのケリーって

一般人には非常に手に入りにくいバッグなのです。

それは100万超え、という値段だけの問題ではありません。

100万持っていようが、1000万持っていようが、

現在、エルメスの店頭でケリーに出会える確率は非常に低いからです。

つまり、モノがないんです。

 

シャネルのマトラッセだって現時点で54万円、となかなか強気なお値段です。

でも、お金さえ用意すれば、こちらはすぐ手に入ります。

だから、とりあえずマトラッセは後回しにしました。

いつでも買えるという安心感があったので。

 

ケリーは、まず、出会えません。

その希少性から、もし目の前にケリーがあれば、

それがどんな色のどんな素材、どんな大きさでも、即完売。

こちらに選ぶ権利はない、出会えただけでありがたい、と

思わせるくらいのバッグなのです。

だから私のように、ボックスカーフの28か32というサイズ、

色はルージュアッシュ、などと限定してしまうと、手に入れることはほぼ不可能。

 

しかし、探してみないことには諦められない。。

私は、勇気を出してエルメスの店員さんに上記の希望を伝え、

在庫があるかどうか聞いたことがあります。

『ボックスカーフ自体が、今はお作りがありません。ボックスカーフにできる上質の素材が現在は手に入らないので。』

即答していただき、撃沈!

 

せっかく理想のバッグを具体的に決めたのに。。

ないと言われても諦めきれなかった私は、

コメ兵などのブランドショップでケリーを探し始めました。

ブランドショップだとケリーを結構たくさん見ることができます。

それでも希望を決めていると、なかなか出会えませんし、

基本、中古品なので、状態がいいものを探すのも難しい。

 

しかし探し始め、憧れ続けて約2年、

何度も諦めかけた私の前に、理想のケリーが現れました!

中古ですが、かなり状態が良く、価格とのバランスも納得できたので、購入。

真贋が気になるのと、お手入れをしたかったので、

エルメスに持ち込み、バッグの『お磨き』を依頼。

無事、美しくなって帰ってきたケリー。

今は週に一度くらい、使用しています。

きちんとした場はもちろん、デニムやスニーカーで外して持ったり。

とにかく買ってよかったです。

 

さ、次はシャネルのマトラッセ黒が目標です!

(切り替え早すぎですね。。。)

そのためにも、貯金しなければ!

 

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【もう探し疲れた!比べ疲れた!】最高のバッグを手に入れる旅を終了させたくて、エルメスのケリーを買った件。その1

ミニマリストになりたい。

用が足りれば、何でもいいというタイプの人。

少数ならなおさらお気に入りを持ちたい人。

私は後者です。

 

洋服は今まで買い続け、失敗や成功を繰り返しているのもあって、

自分の好み、自分が着るもの、がわかっているし、

ただ、数が多すぎる(200着くらい?)ので、

さすがにこれを何とかしない限り、もう買ってはいけないのですが。。

(そう言いつつ、買ってしまうと思いますが)

 

しかし、バッグについては今まであまり真剣に考えてこなかったんです。

だから、その時単純に可愛い!とか欲しい!とか思ったものを買ってきたのですが。

バッグと靴こそ、コーディネートの土台となる重要なアイテム

ということをスタイリスト・大草直子さんの著書で学んでから、自分にとっての理想のバッグ探しが始まりました。

 

もちろん、予算は重要です。

だけど、3万円のまあまあのバッグを3つ持つより、

10万の気に入ったバッグを1つ持ちたい

その方が、お気に入りを持っている心地よさ、選択肢のない心地よさ、

そして頻繁に使うことで、愛着がわき、お手入れしたりして大切にできそうです。

 

でも世の中には洋服に負けず劣らず

色や形、大きさ、素材、さまざまなバッグが溢れすぎていて、

自分のお気に入りを見つけるだけでも大変な作業です。

一時期、仕事が休みの土日に毎回のように百貨店やファッションビルを見て回りましたが、

それでもなかなか選びきれないんですね。

 

服に比べ、バッグは高価。失敗したくない。

そこで、まず買うバッグの条件を考えてみました。

① クラシカルでもシックでもカジュアルでもテイストが合うもの

② 今持っているお気に入りの服に合うもの

③ 長く愛せるもの(飽きないもの、後悔しないもの)

 

①については、これは私が好きな服のテイストを大別するとこのようになるので

(それについては後日)、

そのどれにも合うものだと、バッグの数を少数にできるから、

1個あたりの予算が増え、その分いいものが買えるな、と考えたのです。

②も同様で、とにかく今持っている服に合わせたいから。

私の場合、服の色はほとんど決まっていて、

アイボリー、ベージュ、グレージュ、のような柔らかいニュアンスカラーがいちばん多く、

その他、モノトーン、ボルドー、ネイビー、キャメル、などシックな色合いがあります。

 

今の手持ちはバッグは、

1、プレゼントされたサマンサタバサのレディアゼル(ピンク)

2、クロエのパラティ(濃いグレージュ)

3、サマンサタバサのアゼル(マゼンダ)

4、アンテプリマのイントレッチオ(ゴールド)

5、アンテプリマのスクエアワイヤーバッグ(シルバー)

あれ?

服は200も持っているのに、バッグはこんなに少ない私です。

 

このうち、1のレディアゼル以外、売るか捨てるかしようと思います。

本当は全とっかえしたいくらいなのですが、

1、は誕生日プレゼントとしてもらったのでちょっととっておきたいです。

2、は色が使いやすいけど、なんだかときめきがもうなくなってしまったし、

3、は1と同じサマンサだから、もういらないかな、と思い、

4、はすごく気に入ってるけど、サイズが大きすぎるので買い換えたい

5、も気に入ってるけど、シルバーなどの淡い色はワイヤーバッグはすごくくすむんです。あのキラキラ感がなくなってしまうので、

次アンテプリマ買うならブラックとかそういう濃い色にしたいです。

 

一生モノ、などというモノはない。

地曳いく子さんが著書でおっしゃっていて、深くうなずきました。

あるブランドのバッグ。

すごく素敵に見えて清水ダイブで手にいれたとしても、

次の年にはもう別の流行に変わり、一気に古臭くなっていく。

ただ、シャネルのマトラッセエルメスのケリーなど、

30年以上もある定番といえるモノについては、今後も色褪せることはないだろう、と。

 

マトラッセと、ケリー。

どちらも考えたこともないほど高価。

特に、ケリーは100万越えです。

人は飽きる生き物。

そんな高い買い物して飽きたらどうしよう。

それ以前に、今自分が持っている服にケリーって合うのか!?

そうやってダメ出ししてみるのに、

マトラッセとケリーを手に入れようとどんどん気持ちが膨らんでいくのです。。。

 

続きは、明日!

 

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【お店で見た時は素敵だったのに】買ってきたモノを家で見たら思ってたのとなんか違う件。

お店で見た時は素敵だったのに、帰ってきて包装をといてみると、

何だか違う、何だか違和感、何だか冴えない、という現象。

皆さんもいちどは経験がないでしょうか。

お店にあるからこそ、素敵だった。

自分の家にあると、あんまり素敵では、ない。

新しい素敵な洋服が、生活感のある部屋にひとつ増えたところで、

部屋も、そこにいる自分も変わらないから。

そういうことだよなあ、と今では思います。

 

私が小学生だった頃、『自分の部屋』というものに、激しく憧れていました。

でも現実は、妹と2人部屋で狭い5.5畳。

2段ベッドと机2台が置かれているこの部屋、何とかならないものか。

小学生時代は常にそのことを考えていました。

ちょっとでもオシャレにしたくて、頻繁に模様替えをしました。

もちろん、妹に発言権はありません(笑)

何とか1人の部屋っぽくしたい!2人部屋だけどw

そして日曜日、浜の町アーケードへ繰り出しました。

 

タナカヤ、という布地屋さん。よくそこに通っていました。

他にも手芸店はあったのですが、

タナカヤはブティックを経営しているからか、

扱っている布地のセレクトが断然おしゃれでした。

カントリー調の小花柄から、幾何学模様、無地だけど織が凝っているものやコットンレースなど。

 

特に私が夢中になったのは、多色展開の綿ブロードのシリーズ。

陳列棚に、きれいに並んだ生地のグラデーションが美しい。

この布で、2段べッドにカーテンみたいに仕切りを付けたらどうかな。。。

それから敢えて部屋の真ん中にベッドを移動させれば、それが仕切りになって2部屋みたいになるし!

。。。いま文字に起こすだけで泣けてきますw

お小遣いが月1000円ほど。そんな小学生の健気なDIYです。

悩みに悩んで、やっと選んだのは、藤と桜の中間、

春霞のようなイメージの綿ブロード。

早速、自分の住みかである2段ベッドの上段(上段はお姉ちゃんの特権ですよね)

を囲むようにして、天井に無理やり画鋲で留めた布を垂らしました。

なんか、違う。

すぐにそう思いましたw

カーテンのようになって、個室のような雰囲気にはとりあえず近づいたし、

ちょっと貧乏くさい感じっていうのも、悲しいけど想定内です。

なんか違う、っていうのは、息巻いて買ってきた布そのものについて、でした。

 

お店にあった時には、あんなに綺麗でうっとりできたのに。。

今ここにあるのは、単なる寝ぼけた色合いのピンクの布地。

この違いは一体!?

お店のオシャレなダウンライトと自分の部屋の蛍光灯の発色の違い。

その違いももちろんなのですが、いちばんの違いは、

ここには、あの圧巻のグラデーションがないこと、でした。

 

つまり、私が惹かれていたのは、単体の色ではなくて、

微細なグラデーションだったのです。

だからこそ、どの色にしようか散々悩んだ。

同じピンク系統でも、黄み寄りから青み寄りまで、その並ぶ様が美しかった。

そのうちのどれか一色を持ってきたところで、

当然その美しさは再現できないわけですね。

 

洋服もそうだと思います。

ひとつのショップは、何らかのテイストでその洋服、インテリアをセレクトしている。

同じテイストで集められた服、

それが更に、いちばん美しく見えるように陳列されている。

だからお店の洋服は美しい、欲しくなる。

 

4年ほど前から好きなヨーコチャンというブランド。

コンセプトがはっきりしていて、デザインや色、素材の統一感があります。

ヨーコチャンのブティックは、だからすごく素敵です。

シンプルだけどエッジが効いたデザインに、上質な素材。

そんな厳選された数点が、ラックにかかっている。

なんだかミニマリストのクローゼットを彷彿とさせます。

 

ヨーコチャンのお洋服、今、5着ほど持っているのですが、

集めて並べると、そこだけキリッとモードな空気が漂います。

雑誌のコーデでよく見るような、置き画、みたいな感じに。

あくまでその部分しか見ないようにした場合、ですね。

油断すると汚部屋が視界に入ってきて、モードもクソもない感じになりますが。。

 

テイストを統一する、同じブランドで固める。

そうすることが、手っ取り早く、モノを生かす方法です。

だから、洋服を買うときは、目指すテイストから外れていないか?

を考えるようになりました。

でも、いろんなテイストが好きな場合は!?

その件は、また別の機会にお話ししたいと思います。

 

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ミニマリストへの憧れを駆り立てる、”空間”それにまつわる原風景

時間に追われたくない、綺麗な部屋で暮らしたい、人生をリセットしたい。

ミニマリストを目指す理由やきっかけは様々だと思います。

私の場合、そのどれもが該当すると思いますが。

でも、よく考えてみると、ミニマリスト、という言葉を知らなかった頃から、

それこそ、小学生の頃から、私には憧れがありました。

 

実家は長崎市で、父、母、妹、弟を合わせた5人家族。

父は広告マンで、深夜2時に帰ってくることもザラ。

私が学校に行く朝には寝ていて、私が寝た後に帰宅します。

そんなすれ違いの生活でも、

休みが取れると、いろんなところに連れて行ってくれました。

 

海や山もいいのですが、私をいちばん高揚させたのが、”街”

長崎で”街”と言えば、浜の町アーケードです。

自宅から徒歩10分、とても近い場所でしたが、

煌びやかで、何もかもが手に入る、買い物を楽しむ人々で賑わう場所でした。

いわゆるバブル時代です。

 

父は華やかでオシャレなことやブランドが大好きな人でした。

女性ファッションにも興味があって、母は父の着せ替え人形のようだったと言います。

夕方5時頃、父が、出かけるぞ、と言うと、みんなそそくさと支度をして家を出ました。

 

私は、襟に少しだけチュールレースをあしらった白に近い生成りのブラウスに、

濃紺やエンジ色の別珍のジャンパースカートを合わせ、

足元は膝丈の編み上げ靴下に、艶やかなブラウンの、少しだけヒールのあるベルト付のフラットシューズ。

髪は耳上の髪だけを、左右の高い位置にそれぞれ黒や白のオーガンジーのリボンで結わって、前髪と後髪はまっすぐに下ろす。

 

家族でウィンドウショッピングの後は、父の行きつけや、仕事関係の知り合いの店で食事をして帰るのが定番。

アーケードを歩いていると、同じような家族連れ、同じ年頃の女の子とも出会います。

目が合って、すれ違うその瞬間。

襟足のあたりから、スッと満足感が立ち上ってくる、あの何とも言えない感覚。

彼女も同じような感覚なのだ、と少女である私は知っていました。

子供ながらに感じた、富裕感。いったい何だったのでしょう??

 

重厚でリッチな質感の絨毯が敷き詰められた昔ながらのブティック。

シックでモダンなインテリアのファッションビル。

そして当時流行だった無印良品の無機質でクールなインテリア。

どれも子供が興味を持つようなお店ではないのに、

その頃から私はそんな”空間”に非常に惹かれていました。

どれも共通して言えるのは、必要最低限のものしかないこと。

とてもすっきりとしていて、そこにいるだけで、その非日常にワクワクし、充足感を感じる。

贅沢な空間作りが、モノを素敵に見せる。

そのことを、お店はよく知っているんですね。

 

特に、ブティックの陳列棚、そして階段や踊り場を見ているのが好きでした。

ガラス張りの陳列棚に、綺麗に畳まれた華奢なカットソーやシルクのブラウスが、

少量、等間隔に並べられている様といったら!!

皆さんも見たことがありますよね?

すごーく広い棚に、ちょこん、と置かれた素敵なあれです!

 

少量のモノ、というだけでリッチな感じがするのに、

その贅沢な空間の使い方にうっとりして、ため息です。

そして、階段は大理石で、広々と、靴の音を響かせる。

踊り場に出ると、アンティークのソファと猫足の丸テーブル、

そして置かれているのはインセンスだけ。

 

洋服を置けるだけ置いてしまえば、途端に家庭的な、

悪く言えば貧乏くさい雰囲気になってしまいます。

”空間”こそが大事。”空間”こそが、モノを引き立ててくれる。

そして何もない心地よさは、理屈抜きで感覚に訴えかけてきます。

 

このような”空間”の贅沢に憧れ始めたのが、小学生の頃だったと思います。

海や山ではない、家から10分の”街”

そこに私の憧れる非日常がありました。

ミニマリストへの憧れを強くした、私の原風景です。

 

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