買い物依存症。でもミニマリストになりたい。

買い物依存、ミニマリスト、相反する要素を包括、葛藤を綴るブログです。 買いたい。 でも貯金したい。 持ちたい。 でも増やしたくない。 そして、雨後の竹の子のように数多存在するミニマリスト本、お片づけ本、捨て本、シンプル本、そんな本を読んだ場合の感想など。 その他もろもろ。 どうなっていくかわからないブログですが、よろしくお願いいたします。

比べるこころ。

私が大学の時に

流行っていた海外ドラマ、

ビバリーヒルズ青春白書

御多分にもれず、

私も大好きです(笑)

 

本当に好きすぎて、

今でもDVDを借りて

見ているくらいですw

 

昨日見たエビソードで

改めて思ったことがあります。

 

軽く登場人物の説明を。

ケリー:みんなから憧れられているブロンド美人。

ブランドン:頭脳明晰な人気者、ケリーの恋人。

 

ケリーは、

とある事件で

首から背中に

ひどい火傷を

おってしまいました。

 

ブランドンは、

「全然気にならないし、

今まで通り、

君はすごく綺麗だ」

と慰めますが、

(実際、顔自体は

火傷がなく綺麗)

 

ケリーは、

セブンティーンマガジンの

表紙のモデルが

決まっていたのに、

この火傷ではもう無理、

と悲観し、

ブランドンとも

ギクシャクするように

なります。

 

そんな時、

いつも仲間が

集まっている

PEACH-PITで、

クリスマスの

ボランティアを

することに

なりました。

 

このボランティアは

毎年オーナーの

ナットさんが

主催しているもので、

ホームレスの方々に

無料で食事を提供する、

というものでした。

 

ケリーは、

とあるテーブルに

食事を運びますが、

そこで振り向いた

中年の女性を見て、

思わず立ちすくんで

しまいました。

 

女性は、顔半分が

ひどいケロイド状態で、

髪の毛も生えていません。

 

この日の夜、

ケリーはブランドンに

言いました。

 

ケ:「今日、見たでしょ?」

 

ブ:「何を?」

 

ケ:「何を、って、

あの女の人よ」

 

ブ:「ええ?」

 

ケ:「とぼけないで。

みんなジロジロ

見てたじゃないの。」

 

ブ:「・・・みんな、

気の毒だなって

思っただけだよ」

 

ケ:「うそ!

まるで幽霊を

見るみたいな目つきで、

気味悪そうに!

早く出て行け、と

言わんばかりにね!

・・・

私も同じように

見られてるのよ、

もう終わりだわ・・」

 

と、このシーンを見て、

私は、へえ、そう思うんだ。

と意外に思っていました。

 

私がケリーなら

全く別のことを

思ったでしょう。

 

ケリーは火傷と

いっても、

首から肩で

服を着ていれば

ほぼ分からない

範囲です。

なおかつ、

若く、美しい。

 

一方、火傷の女性は、

ケリーの言う通り、

誰もが一瞬は

息をのむほど、

ひどい火傷の跡があり、

若くもなく、

将来性もあるとは

言い難い

ホームレスの状態。

 

私がケリーなら、

こんなにひどい火傷で、

しかも生活にも

事欠いている人が

いると言うのに、

 

自分はこの程度の

火傷で、しかも

若く美人で

リッチな白人、

なんて贅沢な

悩みだったんろう、

と思うと思います。

 

そして

そう思った後に、

「私はこの人のことを

”自分より下”

と認識することで

私の方がまだマシ、

と思ったんだ。

なんて卑しい

心なのだろう。

と恥じ入ると思います。

 

人を勝手に見下し、

人と比べなければ

自分の人生の

良い悪いを

感じ取れないなんて、

なんて貧しい心

なのだろう、と。

 

私はこの、

「比べるこころ」

から逃れられません。

 

口ではどんな

綺麗ごとを

言っても、

誰かに嫉妬し、

誰かを見下し

勝手に安心している

ところがあります。

 

それは、

お金、仕事、

年齢、容姿、

運、不運、人生、

様々なことについて。

 

でも少しでも、

そういう気持ちから

離れたい。

 

だから、

なるべく自分を

大切にしようと

思っています。

 

誰かの人生を

見下したり

羨んだりする時間が

あるくらいなら、

自分のことに集中する。

 

自分を大切にする、

とは私にとって

「できる範囲で

丁寧にくらす」

ことです。

 

お金の管理、

体重の管理、

時間の管理、

自分磨き。

出来るだけ、

自分を心地よく

生活させるために。

 

人は、誰しも

「できることは、できるし、

できないことは、できない。」

のです。

できることを

することが最善の方法です。

 

そして言い聞かせます。

 

人の人生は、

一ピースのパイを

我先にと

奪い合うものではないのだ、と。

 

ミニマリスト筆子さんの言葉です。

幸せのパイは一人づつ持ってる。一つのパイを 奪い合うわけではない。人が幸せになったからといって、自分の幸せが減るわけではない」。