買い物依存症。でもミニマリストになりたい。

買い物依存、ミニマリスト、相反する要素を包括、葛藤を綴るブログです。 買いたい。 でも貯金したい。 持ちたい。 でも増やしたくない。 そして、雨後の竹の子のように数多存在するミニマリスト本、お片づけ本、捨て本、シンプル本、そんな本を読んだ場合の感想など。 その他もろもろ。 どうなっていくかわからないブログですが、よろしくお願いいたします。

カフェでミニマリストを疑似体験。 

どうして私たちはホテル滞在、

レストランでの外食、

何もない海岸を散歩する、

といった行為を好むのでしょう?

それは何もしないで済むから、

何の心配もしなくて済むから、

自分の持ち物に『目を光らせる』必要がないからです 。

 

 ——ドミニック・ローホー『シンプルを極める』

 

 以前もこの言葉、

このブログで抜粋しました。

この文章を読んだ時、

ああそうか、と

何だか色々腑に落ちたのです。

 

便利であるはずのモノ

そして一度は欲しいと思い

所持することにしたモノ

便利の反面

人を縛り付けている部分もあるのですね。

意識はしていなくても

モノを持つということは

疲れることです。

 

ドミニックさんの言う、

海岸の散歩やレストランでの食事、

私にとっては

週に一度のカフェでの時間かな、と思います。

 

大学時代から

定期的に通っているこのカフェ。

落ち着いた照明のもと

趣のあるマントルピースのあるフロア

ダークブラウンの木のテーブル

お揃いの椅子には真紅のベロアがはってあり

飾り棚にはたくさんの

古びたポストカードが

無作為に貼られ

近隣大学の卒業生のアート作品が

飾られています。

 

入り口には

数種類のケーキが並ぶ

魅力的なショーケースが

そこだけ明るく浮かび上がっています。

マスターの手作りのケーキです。

ホームメイドのあたたかな味わいが好きです。

そして私はいつも紅茶を注文します。

この紅茶も香りがよく

適度な渋みとキリッとした後味がとても好きです。

 

私は仕事帰りに

このカフェに寄ります。

カフェに行く日の持ち物は、

以前こちらで紹介した

プエブロレザーのバッグ。

中身は、

Macbook12

その日の気分で持ってきた本

手帳

iphone7plus

化粧ポーチ

マネークリップ

小銭入れ

これだけのモノで、

二時間ほど過ごします。

 

カフェに入って席に着くと

これから味わえる充実感を

想像してワクワクします。

そして紅茶とケーキがくると

ゆっくり味わいながら

最高にリラックスし

何より、

静かに流れる時間自体を味わって

幸せを感じるのです。

 

と同時に

今まで無駄な買い物をしていた時間

本当にもったいなかった、

と思うのです。

すべての買い物を否定する気はないし

本当に買ってよかったものも

たくさんあるのですが

その何十倍も

無駄な時間とお金を消費しています。

でも、今は違います。

 

カフェでは

pcを開いて小説を書いたり

手帳に無謀な目標や決意、

計画、妄想を書いたり(笑)

本をめくったり

または、何もせずに

ぼーっと頬杖をついていることもあります。

 

この習慣は

今年の四月ごろ

断捨離を始めて

買い物依存を治したい、と

取り組み始めてからです。

 

以前は、

こんな時間を過ごしたくても

できなかった。

買い物の計画でいっぱいいっぱいで。

今日はやめよう。

今日はカフェで小説を書くんだ。

そう決意するのに

『新作が入荷しましたー』

仲良しの店員さんから

ラインがくると

やっぱりお店に行ってしまう。

そして

服を買っても買わなくても

その時間の消費に

毎回後悔する。

そして次の週こそ、

と、ようやくカフェに行っても

小説を書くでもなく

本を読むでもなく

考えているのは

買い物のことばかり。

買い物がやめられないだけでなく

買い物のことを考えること自体も、

やめられなかったのです。

 

今はその時より、

というか、ここ10年以内で

いちばん幸せです。

頭が解放された感じです。

なぜそうできたのか。

抜け出すきっかけって

よく分からないのですが

強いて言うと

自分の馬鹿さ加減に

嫌気がさしたということでしょうか。

そして

『もう後がないよ、ほんとに。』

と、かろうじて残っていた理性が

囁いてきたから。

今でも買い物欲が疼く時はありますが。

去年と今とでは違う、

とはっきり思います。

 

とはいえまだまだモノ、

特に服が多い私です。

でもこのカフェにいる時の私は

押入れに入っている100着以上の服も

キッチン用品も、雑貨も、取扱説明書も、

何も持っていないのです。

つかの間のミニマリスト気分です。

素晴らしい開放感の中

目の前の自分だけに集中して

ゆっくり考えることができます。

今の私には絶対必要な空間と時間です。

 

 

素敵な伯母さま。

先日、従姉妹の結婚式があり

出席したのですが

その時久しぶりに会った

伯母さまがとても素敵だったので

書かせてください。

 

伯母さまは、

新婦の母方の祖父の従姉妹。

なんだか、すごーく、

遠いつながりですね!?

 

祖父や祖母は亡くなっていて

出席していません。

祖父の妹は存命ですが

招待されていません。

それなのに、この伯母さまは

招待されているのです。

 

さらに言うと、

伯母さまは、実はうちの家系とは

血の繋がり自体はない方です。

現在78歳ですが

生まれてすぐに身元不明の孤児となり

私の祖父の叔父に引き取られ

(当時は孤児を養子にすることがよくあったそうです)

祖父と伯母さまは従姉妹同士として

一緒に育ってきたそうです。

 

伯母さまは、

小さい頃から賢くて、朗らかで

祖父は自分の実の妹以上に

可愛がったそうで

嫁に来た祖母ともとても気が合って

私の父も新婦の母も

よくなついていて

家族ぐるみで付き合っていたそうです。

 

奨学金で大学に進学し

公務員となって

福祉系の仕事を勤め上げた後

現在は、独立したお子さんとは

住まいを別にし、

趣味で集めていた蔵書を

図書館に寄贈して断捨離し

広くなった家で

悠々自適に暮らしてるのです。

 

そんな話だけは聞いて知っていたのですが

伯母さまが式場に現れた時

キリッとした白髪のショートカットに

カーキ色から深い紫への

グラデーションが美しい

すぐにそれとわかる

シルクの静かなツヤを湛えた

何とも言えない優雅なシルエットの

ワンピースをお召しで、

それがあまりにも素敵で

私はあまり親しくもないのに思わず

『とっても綺麗な色合いとドレープ、素敵ですね』

と声をかけました。

無類の服好きとしては

感情が抑えられなかったのです(笑)

 

すると

『あらほんと?

若い人に褒めてもらえて嬉しいわ。

これはもともと、

お友達からお土産で頂いたスカーフなのよ。

それを、別のお友達がこんな風に

仕立ててくれたの。

持つべきものは、

友達ねえ。』

と、茶目っ気たっぷりに笑って教えてくれました。

 

こんなことを言っては

主役の従姉妹に失礼なのだけれど

今回のお式で

いちばん印象に残ったことは

伯母さまの衣装と

その立ち居振る舞いです。

 

披露宴での親戚との会話、

大勢の知らない方々との挨拶と会話、

伯母さまは誰に対しても

とてもにこやかで

饒舌なのに知的で

でも堅苦しくなく、

会話の返し、冗談が洒落ている!

 

その後、

同じく出席していた母に

『あの伯母さまは、

話には聞いていたけど

とても頭がいいのが、

実際会って話すとよくわかるね〜』

と私が言うと、頷いて

『お勉強が優秀なだけじゃなくてね。

決して人を不快にさせないのよね。』

と言い、

私は、そう、それそれ!!

と思わず手を叩いて同調してしまいました。

 

人を不快にさせないで交流する。

それがいかに難しいことか。

和して同ぜず、

とう言葉がぴったりくる方です。

自分の信念や意思はきちんと持ちつつも

相手にそれを押し付けない

相手の話をよく聞く

気持ちを汲み取って会話する

場の空気を読みつつ

ユーモアを忘れない

そういうことができる人は

人にも縁にもチャンスにも

恵まれます。

 

遠縁だろうと

血が繋がってなかろうと

だからみんな

彼女のことを慕うんだな、

私もあんなおばあちゃんになりたいな

素直にそう思いました。

週末になるとやりたくなること。掃除、断捨離。

明日は金曜日。

三連休の週末ですね。

昔から、

金曜日、土曜日が好きです。

週末、頑張って部屋を掃除、断捨離すれば

来週には生まれ変われるんじゃないか?

毎回、色んな妄想をして

ワクワクするから。

 

わたし、昔から

1日の時間割を考えるのが大好きで

到底実行できそうにないような

円グラフとか

(小学生が夏休みの計画で作らされるようなやつです)

妄想の中の新生活を紙に書き出します。

ものすごく理想的な1日を想像して。

 

例えば

朝5時に起きて近所をジョギング

帰宅後に、シャワーを浴びて朝食の用意

朝食後にお弁当を作り

部屋全体を軽く掃除してから出勤、

みたいな(笑)

実際にその通りの生活をされている方

もいらっしゃると思いますが

今のわたしには無理です。

でも、考えるだけでも楽しいのです。

 

週末が近づくと

掃除や断捨離の計画を

考えたい気分が高まります。

帰宅後には不用品を捨て

台所、風呂、トイレを徹底的に掃除

それから、ちょっと贅沢な

ボディクリームを用意して

ゆっくりと入浴後、

リラックスした気持ちで

スキンケアとボディケアをする

紅茶を丁寧にいれて

お気に入りのジャズや

アルゼンチンタンゴを聴きながら

その日の気分で選んだ文庫本をめくる

そして、スッキリと美しい部屋で

朝を迎える。。

 

しかし現実は

仕事帰りに疲れ果てたまま

メイクも落とさず

畳にごろ寝し、

気づいたら朝の9時

何だか疲れが取れないまま

ようやくシャワーを浴びて出ると

目に入るのは

昨日使った食器が

汚れたまま放置されている台所。。

優雅とは程遠いです。

 

去年に比べると

洋服やモノが圧倒的に減り

その分時間、ゆとりができたことは

実感していて

生活スペースである6畳と4.5畳は

掃除機がすぐにかけられる程度には

片付いたのですが

台所の掃除・断捨離が手付かず

かなり汚いです。

 

シンクのくすみやレンジの油汚れ

あまりきちんと掃除していません

食器棚がないので

食器類はシンクの下の収納スペースに

無理やり詰め込んでいるし

食品のストックもたくさんあるし

何かを出そうとすると、

確実に、他の何かが崩れ落ちてきます。

 

いくら部屋が片付いても

台所が汚いって。。終わってるよな。。

三連休はどこかに出かけて気分転換!

と言いたいところなのですが

現状だと、

この台所の汚さがネックで

ただの現実逃避にしかなっていないので

どんなに秋晴れで清々しい休日でも

出かけるのは、ぐっと我慢。

ぐっと堪えて。

まずは丸一日、

台所を徹底的に

掃除、断捨離したいと思います。

早ければ早いほどいい。

それだけ心地よく過ごせる時間が

増えるはずなのです。

三連休、頑張ります。

 

今後を充実させるための、後悔リスト

私は本来ネガティブな性質なので

物事の捉え方は後ろ向きだし

失敗や後悔を

いつまでも引きずるタイプです。

 

『失敗してむしろ良かった』とか

『遠回りしたけど、それも必要なことだった』とか

失敗や後悔をポジ転する考え方、

素晴らしと思うのですが

私には合いません。

そうやって考えても結局

もう一人の自分が、

そうは言ってもやっぱり後悔しているでしょ?

と、心の底の本音を

突きつけてくるからです。

 

見て見ぬ振り、というのが苦手というか。

それより、

そういう失敗があった。

これはものすごく後悔している。

と潔く認めてスッキリしたいです。

自ら傷をえぐる作業ですが

そういう現実を直視して、

初めて先に進めるタイプのようです。

 

買い物したいけど断捨離したい。

相反する気持ちは、

私の場合は、

自分の不安定な心を

そのまま表しています。

そして、それも表面的な発露であって

買い物も断捨離も

根っこは同じ部分の後悔が

元になっていると思うのです。

そこで、根幹を再認識しようと、

後悔リストを作りました。

 

➀ 大学卒業後、小説創作のスランプに陥り、

なんの努力もしないで15年もの時間を無駄にしたこ

きっかけは人間関係です。

大学時代に双子のようにシンクロしていた友人に

突如絶交され、

また、大学時代の不完全燃焼の恋愛を引きずっていて、

買い物以外は無関心、

自暴自棄になっていました。

 タイムスリップして、21歳の自分に声を掛けたいです。

『あなたには若さと時間、可能性がいっぱいあるじゃない!』

今の私が喉から手が出るほど欲しいもの。

それをあなたは持っているというのに、

なぜ何もしないの?

 

➁大学四年間、最初の失恋を引きずったこ

大学時代、彼氏

(と呼べるかどうかというほどの短期間)

ができたのは、一年生の4月でした。

そうです。入学早々、彼氏ができ、

そしてその三ヶ月後には失恋しました。

以降、合コンにも行かず、紹介も断り、

稀に告白してくる人がいても断り、

卒業までずーーーっと引きずりました。

今の私から一言。

もったいない!!

たった三ヶ月の恋愛で四年間を棒に振って。

男は彼ひとり、ではない。

そして(当たり前だけど)

世界は恋愛が全て、ではない。

若いんだから頑なにならずに

いろんな人と付き合ってみればよかった。

それで合わなければ、

別れればいいだけです。

始めなければ、終わりもしない。

 

➂買い物依存に、莫大な金額と時間を費やしたこ

15年のスランプのうちの10年間は

まさに、これです。

スランプで腐ってただけではなく

買い物で気を紛らわせて

無駄な洋服を増やし、

罪悪感に苛まれて

何とか創作活動を立て直そうと机に向かうのに

ネットサーフィンでまた欲しいものを見つけて

在庫確認、取り置き、取り寄せの嵐。

頻繁に店に足を運んで新作チェック。

懇意にしている店員さんとのあれやこれや。

莫大なお金を時間を失いました。

その分のお金で

何度、海外旅行に行けただろう?

その分の時間で

何時間、小説創作できただろう?

何冊の本が読めただろう?

もう絶対繰り返したくないです。

 

いくら後悔しても

時間は取り戻せません。

そして今後、

過去の後悔を引きずっていたら

時間がなくなるばかりです。

 

『今この瞬間が、いちばん若い』

『もう遅いかもしれない。でも、今始めるのがいちばん早い』

過去の後悔にがんじがらめになったら

そう呟きます。

もし私が60歳、80歳まで生きていたら

今の私に、若いんだから何でもできるじゃない、

と、きっと今の私と同じことを言うと思うから(笑)

 

今思いつくだけのやりたいこと。

やらなければいけない、と思っていること。

それを、着実にやっていきたい。

私は要領がいいわけではないので

こんな風にここに書いたりして、

一つずつ確認しながらです。

小説を書き続ける。

健康に気を使う。

ものを大切にする。

経験にお金を使う。

家族と自分を大切にする。

 

無性に買い物がしたくなる時

それは多分

現状から逃げて気を紛らわせたい時です。

そんな時は

『今いちばんしたいことは、本当に買い物なの?』

『この買い物に、お金と時間を使うだけの価値があるの?』

『これを買ったら幸せになるの?』

『これを買ったら不満はなくなるの?』

自問自答しながら

常に軌道修正していきたいです。

 

洋服を断捨離したいけどできない人は、空のダンボール箱を用意してみましょう。

先日、ブランディアから返却されてきた服、

そのままフクサポに寄付しました。

ランディアでも寄付は行っているのですが、

値段がついたものに関しては買取になり、

それ自体は寄付できないので、

返却してもらいました。

 

新品1年以内のブランドのワンピースで50円だったので。。

で、50円で買い取って、ものすごい値段つけて、

売って、利益出すんですよね?

それは嫌なので。

それなら、ぜーんぶ、寄付したいので。

 

フクサポの規定を見ると、

段ボールのサイズは最低で120サイズとのこと。

結構な大きさです。

今回返却されてきた洋服だけだと、

ちょっと空間ができるなあ

と思って、

もう一度、押入れを見ました。

他に、寄付できる洋服はないか、と。

 

すると不思議なことに

結構、手放そうと思える服が出てくるんです。

今まで、

これはお気に入りだから、

痩せたら着るから、と

そう思ってとっておいた

新品同様の100着の服の中から、

出てくるのです。

 

もし痩せたら、

その時はもっと他に着たい服が現れそう、

とか

すごく気に入ってるけど、

多分、痩せても似合わなそう、

とか

実は勢いで買ったけど、

高いしタグ付きだから手放せなかった、

とか

そういう洋服が、

ぽんぽん出てきて、

何かが吹っ切れたみたいに、

段ボールに詰め始めたのです。

 

寄付用の段ボール、すごいです。

見てると、どんどん入れたくなります(笑)

決して捨てる訳じゃない、

無駄になる訳じゃない、

っていう安心感、

誰かが着てくれるから、

誰かの役に立つなら、

っていう大義名分?!

が、洋服を手放すハードルを

すごーく下げているんです。

 

そして寄付なら、

ブランドでもノーブランドでも、

多少の使用感があったとしても

普通に着用できる洋服であれば

引き取ってくれます。

要するに、

これ大丈夫かな?

とか余計なこと考えないで

ぽんぽん入れられるわけです。

ここ、重要!

 

例えば、フリマやオークションは

知らない相手とのやりとりだけでも

ストレスなのに、

使用感の感じ方も人それぞれだから

後からクレームになったりするかも、

とかそういう余計なことを心配しなきゃいけなくて、

ものっすごい大変なんですね、

私にとっては。

だから、何にも考えないで

ぽんぽん入れられる、

っていうのは

ものすごくありがたいです。

 

寄付という方法、

もちろん、知ってはいたのです。

でも、

タグ付きのブランドの服を寄付するのはもったいない、

売って少しでも元を取りたい、とか

意地汚い根性で、検討もしませんでした。

でもフリマやブランド買取でもストレスを経験し、

ああ、私が求めているのってお金じゃないな、と

ものすごく実感しました。

 

この歳になると、

ちょっとお金が増える、とかよりも

ストレスなく生きたいという気持ちが大きいです。

そもそも、

今も今後も着ないだろう服がなくなったところで、

私は、1円も損しないのです。

プラスにはならなくても、

マイナスには絶対ならないのです。

むしろ、その分空間が増え、

その分、管理に必要だった手間がなくなって

時間が増え、

それが回り回って

私を幸せにしてくれるかもしれない。

そういう考え、よく断捨離本で紹介されていますが、

本当に、腹落ちした、というか。

 

知る、考える、やってみる、

は、それぞれ本当に別だなあ、と思いました。

まずやってみる、っていうのは

効果あります。

服が多すぎて困っている方、

ぜひ、目の前に

寄付用の空の段ボール、用意してみてください。

 

 

秋の夜長は、革のお手入れ。

昨日あたりから、急に冷えるようになりました。

秋は、レザーの季節。

いや、私の勝手な定義ですが。

特に、ヌメ革系のレザー。

(経年変化でどんどん味のある色に変化するのを楽しめる種類です。)

これは、秋冬、かなり可愛くなります。

秋冬のコーデが、ぐっと引き立つ、

本領発揮するのです。


f:id:mejiromeikyuu:20171001200458j:plain


去年の秋にPC用に買ったこちらのバッグ。

そして、マネークリップ。

これは、sotというお店の

プエブロレザーのシリーズです。

どちらも同じ色だったんですが、

マネークリップは毎日使っていて

触れる頻度も多いので、

より濃い色合いに変化、

いまではダークチョコレートみたいになりました。


今年の春に、

ある程度服を断捨離し、

掃除もするようになってから

こういうお手入れ系が

楽しくなりました。

今までは部屋が汚すぎて、

そんな気も起こらなかった。

部屋が綺麗だと、

やっぱり時間が増える。

余裕が、でる。

それに尽きますね。


このバッグ

エルメスやらシャネルのような

いわゆるハイブランドではないですが、

かなり気に入って買いました。

この、プエブロというレザーに惚れました。

イタリアで千年以上前からある製法で作っているもので、

植物タンニンで時間をかけ

牛脂で鞣されており、

ゆっくりとオイルを染み込ませているため、

普通の革よりもオイルが抜けず

使用しているうちに

どんどん艶が増すのです。

(こういう能書に弱い。。)  


元々、モノの使い方が荒くて

すぐ傷をつけてしまうので、

エナメルなどの加工がされている革は

すぐ汚くしてしまうのですが、

こちらの経年変化を楽しむレザーは

傷もまた個性、味になります。

実際、約一年使用しているマネークリップ、

結構ツヤツヤになってきて

色味もアンティーク感がでてきました。


昨日

1日の終わりに、

床に何も置いてない部屋で

バッグとマネークリップを広げて、

エスで磨きました。

途中、紅茶を入れて。

一息ついて、また磨きはじめました。

少し開けた窓から

夜の冷たい風がスッと入ってきて

頬にふれたとき、

なんか

すごーく、

。。、いま、贅沢!?

そう思いました。

こういう贅沢は

物欲とガラクタと借金にまみれた去年では

考えられなかった。


掃除をして、

モノを適量にして、

買い物を抑えて、

健康のためにダイエットして、

滞納してた税金を払う。

それだけで、いいんだな、と。

それだけでも、

こういう時間が過ごせるんだな、と。

いろいろなことに

感謝したい気持ちになります。

ああ、

こういう穏やかな気持ちが

ずっと続きますように!


メルカリとフリル 受取確認を待つ間、やっぱり不安。 

一時、フリマはお休みしていたのですが

服以外にも、

昔使っていて今は使っていないバッグや靴など

一気に処分したくて

またフリマを始めました。

 

早速、バッグと靴が売れました。

どちらも試着のみの美品、

未使用に近い、というやつです。

売れたのは、よかったんですけど、

どっちも結構高額なので

不安だーーー

 

出品者として何が不安かというと、

きちんと受取確認をしてくれる相手かどうか、

ということです。

受取確認。

そうです、購入者が受取確認をしないと、

取引は終わりません。

お金が入ってこない、ということです。

ネットを見てると

フリマアプリの詐欺や嫌がらせの話、

いっぱい目にします。

 

パターンとして多いのは

受け取っているのに、受け取っていない、という人。

そういう人を避ける為、

私はどんな少額のものでも

追跡番号が付帯する発送方法のみにしていますし、

プロフィールにも到着から1日以内に

受取確認ができる人限定にしています。

 

追跡番号で、何日の何時何分に配達が完了しているか

こちらではっきりわかるのですが、

それでも1日以上経っても何の連絡もなく

受取確認してくれない人が結構います。

 

私が心配性でせっかちという

面倒くさい性格のせいなのかもしれないですが。

基本的に、私は相手を待たせる、

不安にさせるということが嫌なので

すぐに受取確認をするタイプです。

(小さい頃から母に人を待たせるなと

厳しく言われ続けたせいで、今でも気にしてしまいます)

 

そういう自分の性格に合わせてものを考えるから

不安になったりイライラしたり。。

要するに、フリマアプリに向かないんですね。

100回近く取引しといて、

ようやくそれがわかりました(笑)

 

確かに、不用品をお金に変えられたら

お部屋はきれいになるし、

お金もできるし、

一石二鳥です。

でも、私みたいな人は、

待つこと自体に不安を感じる人は、

やめといたほうがいいです。

 

相手とのやりとりにいちいちストレスを感じ、

受取確認があるまで

大丈夫かなあと不安になり、と、

心理的な負荷が大きすぎるのです。

今日も、30000円近い商品の受取確認が来なくて

不安で、ここに書いて気を紛らわせている始末。

そうまでしてやることか? と。

それこそ、小1時間問い詰めたい(懐かしい。。)

 

不安を抱えて過ごす日々が、

むしろもったいない。

数千円、数万円のために、

そんな気分になりたくない。

毎日楽しく過ごしたいし。

そんなストレスを感じるくらいなら

もう全部、寄付した方がマシ。

 

先日ブランディアに査定に出した服が、

とうとう明日、返却される予定です。

返却まで結構日数がかかりますね。

返却された服は、フクサポに寄付予定です。

それと一緒に、今回フリマで売ったものも、

フクサポに寄付すればよかったんだ。。

 

もし、今回受取確認が来なくっても

もめるのは嫌(私にとってすごいストレス)なので

相手の言う通りにします。

何か言いがかりをつけてのキャンセル、

着払いでの返送、

こっちが損することになっても、

もういいです。

いい勉強になったということにします。

もし、受取確認があって

無事取引終了したとしても、

もうフリマアプリはやらないことにします。

 

しかし、これだけは絶対やって欲しくないことがあります。

故意に商品を傷つけたり汚したりして、

「商品説明にはなかった傷や汚れがあった」

と理由をつけてキャンセル依頼や

事後の値引き交渉をすること、です。

 

信じられますか?

そういう人が、いるんですよ。

幸い、私はまだそんな目に遭っていないけど

友人が被害に遭いました。

お願いだから、

そんなことしないでください。

そんなことしないでも、

返品や値引きの相談に応じますから。

傷つけられた服やバッグがかわいそうです。

ものを大切にして欲しいです。