買い物依存症。でもミニマリストになりたい。

買い物依存、ミニマリスト、相反する要素を包括、葛藤を綴るブログです。 買いたい。 でも貯金したい。 持ちたい。 でも増やしたくない。 そして、雨後の竹の子のように数多存在するミニマリスト本、お片づけ本、捨て本、シンプル本、そんな本を読んだ場合の感想など。 その他もろもろ。 どうなっていくかわからないブログですが、よろしくお願いいたします。

ミニマリストしぶさん『手ぶらで生きる』感想。

久しぶりに

ミニマリスト本の

感想です。

 

しぶさんのブログは

以前より興味深く

拝見していました。

 

本の内容は

どのミニマリストさんも

大抵そうなのですが

ブログのまとめ、

といった内容です。

 

内容が知りたいだけなら

ブログを読めば

大体のことは

わかりますので

本を買う

必要はないかも

しれませんが

 

本はブログより

整理されていて

読みやすく

まとまっているのと、

やはり私は

形のないブログより

紙の本が好きなので

購入しました。

 

内容が重複していても

手元に本をおいて

いつでも

読めるようにし、

反復練習みたいに

同じことを

繰り返し

頭に叩き込むことで

ミニマリスト的な

感覚が

身につくようにも

思います。

 

しぶさんの

考え方の中で

私が特に素晴らしいと

思うことを

ご紹介します。

 

『生活の水準を

上げずに、

満足の水準を下げる。』

100万円の腕時計を買って喜んだところで、上を見れば1億円する時計がある。でも『時計はブランド物じゃなくても、防水性と耐久性が高ければそれでいい』とわかれば、『3万円の時計で満足』が、自分にとっての天井になる。

 

一度上げた生活水準を元に戻すのは難しいから、満足の水準を下げるだけ下げといたほうが得策だな

 

もし心から

このような思考になれたら

どれだけ世界が

自由に変わるだろう、

と思います。

 

考え方が変われば

持ち物、

自分を取り巻く状況

そしてお給料もw

変わらないのに、

一気に可能性が広がります。

 

見栄も

プライドも

いらない。

自分を

飾り立てる

ブランドはいらない。

自分という人間だけで

勝負する。

 

私には耳の痛い言葉ですw

しぶさんのように

私はそこまで

割り切れません。

もともと、

物欲の塊なので。(^_^;)

 

実際、ブランドが

大好きだし、

バッグが欲しいのも、

デザイン、品質、

歴史が好き

ということに加え、

 

少なからず

自分を良く

見せたい気持ち、

自分自身に

自分は価値が

ある人間だと

思わせたい、

という気持ちだって

含まれていると

思います。

 

ケリーを

持っていたって

私が素敵になった

わけじゃない。

マトラッセ

買ったからって

私が素敵に

なれるわけじゃない。

 

頭では、

わかっているのですが(笑)

 

俗物の私には

完全に見栄、

プライドを

捨てるのは

無理なのですが

でもしぶさんの

この考え方には

とても共感しています。

 

こんな風に

見栄もプライドも

捨てる、

まさに、

”手ぶらで生きる”

ことに憧れはあります。

 

必要最低限のもので

満足できる能力があれば

お金の使い方も

変わってきます。

 

1万円しかない、

と思うのか

1万円もある、

と思うのか。。

その選択も

自分自身ですね。

 

しぶさんは

60万円以上は

貯金しないで

他人に回す、

ということを

おっしゃっていて、

それには驚きましたが。

 

自分だけが

必要以上に

お金を持っていても

意味がない。

必要な人に

分け与えることで

社会に役立つ。

 

ということで

将来有望な若者に

MacBook

買ってあげるという

MacBookおじさん”

という企画にも

参加されたそうです。

 

病気など

急な出来事には

その時に考える、

とのことでしたが

私は20代で

病気をして、

その時結構

お金がかかったので

病気に対する

蓄えは

ある程度

必要だなあと

思っています。

 

しかし、

しぶさんくらい

お金に対する

執着心がない方が

ストレスがないのは

事実だと思います。

 

貯金は大切ですが

お金に

振り回されないのも

大切ですね。

 

この人生の主役は

自分なのだから、

と、時々自分に

言い聞かせています。

 

100円のパンを食べて貯金していた頃。

先日セブンイレブン

久しぶりに行き

何気なく

パンのコーナーを

見たら

懐かしいパンが

目に入って

思わず感情が

こみ上げてきました。

 

パンコーナーで

涙目の中年、

はたから見たら

何事かと(笑)

 

20年前。

私は大学を卒業し

親からの

支援もなくなり

安いアパートに

引っ越すことに

しました。

 

不動産屋の

お兄さんには

あなたみたいな

女の子が

住むような

物件ではないよ?

と念押しされながらも

内見させてもらいました。

 

築35年で

風呂なし。

とはいえ

新宿区で

駅近で、

二階の角部屋で

39000円なら

上等、と即決しました。

 

昭和初期を感じる内装

鍵は差し込み式の

古い木枠窓。

天井タンクの紐を

引っ張る方式の

和式トイレ。

言いようによっては

昭和レトロで

可愛い!

そう思いました。

 

就職もしていない、

お金もない、

けれど大学4年間

狭い世界に

閉じこもって

どこにも

旅行に行かなかった。

 

後悔していた私は

今からでも遅くない、

とフリーターをしながら

旅行のための

お金を貯め始めました。

 

修学旅行しか

行ったことのない

私でしたが

どうせ行くなら、

海外、それも

フリーターだからこそ、

正社員では無理な

1か月の長期!

そう目標を決めました。

 

家では完全に自炊、

主に野菜の味噌汁と

ご飯と、卵の

質素な食事です。

 

毎日、家から

徒歩1分にある

便利な銭湯に行くのが

日々の楽しみでした。

 

部屋には、

テレビがなく

ラジオだけです。

今は定番となった

”桜ソング”の

火付け役、

川本真琴

『桜』が

FMから

流れていました。。

 

会社には

冷蔵庫がないため

おにぎりを

持っていくのが

不安で、

お昼には

パンを買っていました。

 

お昼に

使っていいのは

100円だけ。

そう決めて。

 

当時

セブンイレブン

ベーコン、チーズ、

マヨネーズの乗った

のカロリーのすごそうな

パンがありました。

 

私はいつも

それを選びました。

理由は、

とても大きいからです(笑)

 

お弁当を買ったり

ドトールに行ったり

定食屋さんに入ったり

という他の

社員を尻目に

私はこのパン一つ。

 

一つで

お腹いっぱいに

しようと思うと

やはり大きさが

重要です。

味もこってりしている

このパンは

うってつけでした。

 

質よりも量。

それでも

ふわふわしっとりの

甘い生地に

チーズとベーコンが

よく合って

すごく美味しいと

毎日思っていたので

あまり我慢という

感覚はなかったのかも

しれません。

 

多分、半年くらい

そういう生活を

したけれど

欲しいものが

買えない、とか

食べたいものが

食べられない、

など辛かった

という記憶は

不思議と

ありません。

 

やりたいことが

 あったから、

その過程も

ゲーム感覚で

楽しかったのでしょう。

 

通帳を見るたびに

毎日質素に

暮らすことが

一歩ずつ目標に

近づいていく

実感がありました。

 

旅行のために

目標は20万でしたが

どうしても待てなくて

18万貯まった時点で

アルバイトを辞め

一ヶ月の

ポルトガル旅行に

行きました。

 

お世話になったパン。

当時と同じパンが

まだあったことに

驚きました。

 

20年前と

全く同じパンが

今もコンビニで

売られているのは

かなりの

ロングセラーだと

思います。

 

調べると

このパンは

何度か販売中止になって

その度にリニューアルを

繰り返して

復活しているようです。

 

パンを見た途端、

目標のために

必要最低限の

出費で

生活できた、

という経験が

自分にも

あったんだな、

と急に思い出して、

 

お金がなくても

充実していた

自分を思い出して、

とても悲しく

なってしまいました。

 

私は42歳。

でも常に、

今の私が

いちばん若い。

 

年を言い訳にせず

まず行動。

やめたらそれで

ゲームオーバー。

だから

諦めずに頑張ります。

 

ハンドバッグ、2つ手放しました。

以前の私は

あれも買って

これも買って

思いついたものは

全部手に入る

というような

意味不明の妄想が

心のどこかに

ありました。

 

正気の沙汰ではない、

とわかるのですが、

ごくナチュラルに、

手に入る、と

そう思っていた

時期がありました。

 

それがある日、

ミッドタウンの

ハリーウィンストン

通りかかった時。

何でもは、買えない。

何でもは、手に入らない。

いくつもは、持てない。

と、なぜか急に

理解しました(笑)

 

ハリーのダイヤや時計、

買えないです。

公式にはお値段など

記載もされていません。

お尋ねください。

そういうことですね。

その時点で

絶対的に縁がない、

と感じました。

 

でもお店を覗くだけなら。。

と思った私が、バカ!

9頭身近いドアマンと

目が合った途端、

くるりと背を向けて

退散(笑)

入店すら

かないませんでした。

 

物事には

人それぞれ

限度がある。

 

私の人生、

生活、

金銭的、

空間的余裕を

考えたら

上限はおのずと

決まってくる。

 

私が欲しいと騒いでいる

シャネルのマトラッセ

そして

デルボーのブリヨン

(最近欲しいものに追加w)

充分、高級品ですが

上には上があります。

 

それ以上の

高品質、高価なバッグも

探せばきっと

たくさんあるでしょう。

 

青山界隈には

いかにもヤバいw

という通りがあり、

知る人ぞ知る的な

ある意味ハリー以上に

入りづらいような

業界人だけが

出入りする

レアブランドの

意味不明に高い

一点ものの

バッグなど。

 

しかし

そうやって

上を見たら

キリがないです。

全てを知ろうと

することが

無理だし、無駄。

 

マトラッセ

ブリヨン。

どちらも私には

充分贅沢で

一生一緒にいたいバッグ。

 

私、結果的に

2つとも買うのかなw

でも仮に2つ買ったら

私、物欲に、

もう彷徨わなくていいのかも。

など考えてしまうのは

やっぱり病気ですね(笑)

 

しかし私は

もしお金があっても

管理しきれない

たくさんのバッグを

持つ人生は

送りたくないのです。

 

たまに特集される

芸能人のお宅拝見。

100個近いバッグや

靴がずらっと並ぶ

ウォークイン

クローゼットを

見ても、

全く羨ましいと

思わないのは

何故なのでしょう。

 

もちろん

そういった

華やかなクローゼットを

心底羨ましいと

感じる方も

いらっしゃると

思います。

それこそ

人それぞれ

理想が違います。

 

私の場合は

モノが多すぎて

管理の手間暇で

時間がなくなるのは

自分の理想の

生活ではありません。

 

モノの多い空間は

いくら広い家で

整理されていても、

何もない6畳の部屋

には敵わない、

とも思います。

 

モノがあるだけで

雑多なオーラが漂い

掃除しても

美しくなく、

リラックスできない、

という気がします。

 

マトラッセ、ブリヨンを

お迎えするかもしれない。

それではバッグ過多になる。。

 

そう思った私は

濱野のロイヤルモデルと

キタムラのネイビーを

手放しました。

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左上がキタムラ、右下が濱野

普段、

ケリー、

サンローラン、

イルビゾンテ

ばかり使っていて

濱野とキタムラは

ほとんど

使っていないのです。

 

何故か。

それは、

ストラップがないから。

ショルダーが

できないから。

い・ま・さ・ら(笑)

 

普段からよく歩く

タイプで、

休みの日など

特に長時間

お散歩するので

どうしても

手の空くバッグ

ばかり

選んでしまうのです。

 

マトラッセ

肩掛け出来るし、

ブリヨンも

斜めがけできる。

形は定番で

ロングセラー。

色は黒で

汚れづらく、

スタンダードで

長く使える。

値崩れしないブランド。

よし、条件は揃った!

(金額は、無視でーす)

 

濱野もキタムラも

以前から妹が

欲しがっていたので

妹にあげました。

 

いる?

と、妹に打診すると

キタムラは通勤に使うし、

濱野があれば

仕事先での

急な冠婚葬祭に

慌てないので

助かる!

と妹からすぐにw

ライン返信がきました。

 

妹よ、

買い物依存で

エキセントリックな

姉がいて、

よかったね(笑)

 

濱野のロイヤルモデルは

日本の職人さんが

厳選されたカーフで

仕上げた

一流のバッグです。

ただ、

私の活動的な!?

生活スタイルには

合わなかっただけで

素晴らしいバッグに

違いはないのですから。

 

これで私が所持する

バッグは

1、ケリー

2、サンローラン

3、イルビゾンテ

4、ヴァレクストラ

(売る予定)

になりました。

 

あとは

ヴァレクストラが

売れたら。。

そしたら多少は

マトラッセ

ブリヨンを

お迎えする資金の

足しになるのになー

などと

皮算用し始めた

今日この頃です。

 

いつの間にか、セール始まってました。

去年まで

夏にはセールを

待ち構え

いかに失敗しないか、

また、いかに

物欲を刺激しないか

が私の課題でしたが

 

今年は

いつの間にか

もうセールが

始まっていました。

買い物依存の私が

セールに気づかなかった

理由とは。。

 

理由1

去年までに比べ

今年はプレセールが多く

6月下旬から

じわじわ

セールを開始する

ブランドが多く、

いつになく

祭り感が薄いから。

 

理由2

夏に着る服として

本当に好きな

服ばかりを

シーズン初めに

まとめて

コーデ買いしたことで

今の所、毎日

好きな服を着て

満足しているから。

 

理由3

私の物欲、

買い物依存が

服から

バッグに

移行しつつあるから。

 

特に、

理由3が大きいですw

 

シャネルが

欲しいだの

デルボーが

素敵だの

ヴァレクストラを

手放したい、

だのと

日々、バッグ関連の

ことに意識が

集中しすぎて

服のことが

ほったらかしに

なっています。

 

服の買い物依存から

バッグの買い物依存に

変わるなど

そんな恐ろしいことは

避けたいところですが

(^_^;)

おかげで

今年のセールは

とりあえず

スルーできそうです。

 

でも無印の

フレンチリネンの

シリーズは

涼しそうで

いいなあと

思ったり。

 

無印も

セールが

始まっていますね。

フレンチリネンは

ブランド服に

比べても

遜色ない

おしゃれ感が

あるし

何より、

しわしわでも

だらしなく

見えなくて

お手入れも楽です。

 

私は

去年買った

フレンチリネンの

白いブラウスを

持っているのですが

涼しくて

肌ざわりも

気持ちいいので

今年も

欲しかったのですが

今年のデザインが

残念ながら

丸首で。。

 

丸首、

苦手なのですが

黒ならちょっと

シャープな感じに

なるから

おデブな私でも

着れそうかなあ

などと

考えています。

 

www.muji.net

 

あと、家で着る用の

涼しいワンピースも

ちょっと欲しいです。

 

私はワンピースが

合わない体型なので

もうブランドでは

ワンピースは

買わないと

決めていたのですが

 

無印のフレンチリネンの

ワンピースは

てるてる坊主みたいな

Aラインなので

そのままでも、

エストを絞っても、

体型に合わせて

着れそうだと

思い、これも

検討しています。

 

www.muji.net

 

特にこの

ワンピースは、

家着には

もったいないくらい

素敵です。

 

きちんとバッグと

ヒールのサンダルを

合わせれば

おしゃれ着にも

なりそうです。

 

リネンの黒って

夏に映えますよね。

 

これを着て、

日差しの中、

木立の葉陰を

縫うように

ゆったりと

お散歩できたら

素敵だなー

などと

妄想が膨らみます。

 

それにしても、

どちらも

セール対象外w

 

今年の夏はやはり、

セールとは

無縁で過ごせそうです(笑)

 

いちど生まれた後悔は、時が経つほど増幅していく。

昨日から

ずっと考えています。

ヴァレクストラの

白いバッグを

手放そうか、と。

 

前回、

中谷美紀さんの

バッグ選びの話を

しましたが

 

10年20年

長く一緒に

いたいかどうか

を考えた時、

この白いバッグは

持って後5年

くらいかなあ

と思いました。

 

上質なバッグなので

10年20年は

大切に使えば

使用に問題は

ないはずですし、

ほつれなどが

発生すれば

お店でのお直しは

できます。

 

でもこの白い色は

きっとくすんで

10年経てば

持ってお出かけしたいと

思えなくなるかも

しれません。

 

どのブランドも

普通、リカラーは

やっていません。

どうしても

くすみが気になる

ということで

街のお直し屋さんに

リカラーして

もらうことは

できるでしょうが、

もはやそれは

ヴァレクストラの

バッグでは

なくなるでしょう。

 

白という色は

汚れるし

くすみが目立ちます。

そんなわかりきった

ことをw

なぜ2年前の私は

考えなかったのでしょうか。

 

いえ、実際

考えたのですが

当時の私、

今もそうですが

とにかく

買うなら

スタンダードから

外れたくない

一心で

白を選びました。

 

というのも

ヴァレクストラと

いえば、

白がアイコンカラ

だからです。

 

どのハイブランド

その顔となるような

アイコンバッグ

アイコンカラーが

存在します。

 

例えば

サンローランなら

タッセルつきの

チェーンバッグは

定番化しつつあり、

お色ならバブルガム、

というフューシャピンクは

サンローランならではの

色出しだと

思います。

 

エルメスなら

バーキン、ケリー、

ボリードで、

色はルージュアッシュ

という赤か

エトゥープという

グレージュです。

 

エトゥープは

グレージュに白の

ステッチが特徴で

その組み合わせは

まさしくエルメス

ならでは、

なのですが

 

とても人気なため

他のブランドも

似たような

お色を出すように

なりました。

 

色はいいとして

ステッチまで

白になると

ちょっとパクリ感が

出るように

思います。。

 

話が逸れましたが

ヴァレクストラの

アイコンは

イジィデという

ピラミッド型の

ハンドバッグで

アイコンカラーは

白、です。

 

ヴァレクストラが

雑誌に出始めた頃

やはり白が

多く取り上げられていました。

 

というわけで

私はイジィデの白、

を購入しました。

 

白は汚れやすいと

思いましたが

店員さんに、

実はそんなに

汚れないですし

ちょっとした

汚れなら

消しゴムでも

消えますよー

などと言われ、

 

それに、

白は黒と同じで

何にでも合うし、

パッと明るくなるので

実は差し色にもなる

万能カラーですよ。

 

と購買意欲を

掻き立てられて

その気になりました。

 

そして何より、

高価なものを

買う時は

『ど定番!』

というのが

私の信条でもあります。

 

いくつも買えるなら

インスピレーションで

選んでもいいでしょう。

でも私は

そうではないので、

つまらないと

言われようと

後悔しない

定番のものを

選びます。

 

ロングセラーという

歴史に裏打ちされている

定番バッグなら

買って後悔しない

確率も高く、

万が一売ることに

なっても

シーズン物、

変わり種、

よりも

高値で売れるから、

というのが

理由です。

 

中古市場での

一番の条件は

まさしく需要、

に尽きます。

どんな新品も

どんなレアなものも

どんな高価なものも

需要がなければ

高値では

売れません。

 

その点、定番品は

やはりみんな

私と同じように

守りに入るためなのか、

とても人気で

常に需要があります。

 

なので

店員さんに

勧められるまでもなく、

ヴァレクストラで

買うなら

イジィデの白、

と決めていたのでした。

 

ここまで

長々書きましたが

このように、

一応は考察して

買ったつもりでも、

今、後悔しているわけです(笑)

 

ほとんどのことは

時が解決してくれますが、

いちど生まれた後悔は

薄くなっていく

どころか

どんどん

色濃く、

増幅していきます。

 

最初小さかった

モヤモヤが

日中仕事が

手につかないほどの

今や大後悔 (^_^;)

 

この後悔の

断ち切り方は

ただ一つ。

 

バッグを手放し、

綺麗さっぱり

忘れること。

 

買い叩かれるのは

わかっています (;;)

でも

後悔し続けながら

この夏を過ごすなんて

嫌なのです!

 

思い立ったら

即実行。

どんな手段になるか

わかりませんが

私、ヴァレクストラを

手放します。

今月中に。

 

手元に来てからの

二年間、

それなりに

楽しんだし、

30万円のうちの

5万円くらいは

使用料と

思えます。

残りの25万は

高い高〜い、

お勉強代です!

 

そう。

今、私の貯金から

25万円が

無くなるわけでは、ない。

だから、

新たに損するわけでは、ない。

死ぬわけでも、ない。

ただ、

バッグが

なくなるだけ。

 

無理やり

言い聞かせておりますw

 

しかしこれを

手放すと

私のバッグは5個。

いやあ、ちょっと

ミニマリストっぽく

なってきましたね(笑)

 

モノ選びの目。

先日、表参道の

デルヴォー

お邪魔しました。

 

世界最古の

ラグジュアリー

レザーブランド。

エルメスよりも

歴史は古く、

一つの製品を

熟練の職人さんが

一人で仕上げる

ベルギー王室

御用達のブランドだそうです。

 

そんなデルヴォー

アイコンバッグ、

ブリヨンは

1958年から

ずっと販売されている

デザインだそうです。

 

 

ワンハンドルで

かぶせの蓋、

というクラシカルな

デザインや、

日本では

あまり知名度がなく

持っている人が

多くないところも

素敵です。

 

デルヴォーについて

調べているうちに

中谷美紀さんの

『ベルギーらしさとの出会い』

という動画に

行き着きました。

 

ベルギーというより

ほぼデルヴォー探訪、

という内容です (^_^;)

 

そこで中谷さんが

白いタンペートという

バッグを勧められていて

『素敵ですね』

『触れるのを

躊躇うくらい

白くて清潔で。』

と大絶賛されていましたが、

 

私はそれを見て、

中谷さんは

このバッグを

選ばないだろうな

と思いました。

 

というのも

中谷さんは

この番組の中で

バッグ選びの

基準として

『10年、20年と

一緒にいたいと

思えるかどうか』

とおっしゃっていました。

 

私物でブリヨンを

所有されていて

いつも使っています、

と言いながら、

お直しに

出されていたのですが

実際それは

黒のボックスカーフ

のミニサイズでした。

 

日常では

さっと斜めがけして

気軽に外出でき、

かしこまった席では

ストラップを外して

腕にかけたり、

手に持ったり

多様できるサイズ感と

お色も

どんな席、

どんな服でも

違和感のない黒。

 

白いバッグは

夏には爽やかで

冬にはリッチ。

確かに素敵です。

 

私もそう思って

ヴァレクストラの

白を購入しました。

サイズも23センチで

普段使いも

かしこまった席も

使える、と

やはり考え

購入を決めました。

 

実際、

従姉妹の結婚式や

たまにある友達との

お出かけには

重宝しました。

 

しかし白は

買った時が

いちばん綺麗な色です。

エイジングで

味が出るタイプの

色ではありません。

 

白いヴァレクストラ、

購入して2年くらい

経ちますが

白という色は

汚れだけでなく

衣服からの

色移りも

気になるし

持っていると

疲れます (⌒-⌒; )

 

結果、

バッグの形、

大きさとしては

使い勝手はいいのに

思ったほど

普段には

使っていません。

 

ヘビロテする

前提で

思い切って買った、

高価なバッグ。

ちょっと後悔しています。

 

白に限らず

淡いピンク、

水色などの

パステルカラー全般、

買った時が

いちばん

美しい色だと

思います。

 

色として

綺麗でいられるのは

せいぜい2〜3年、

と思うと

パステル調のバッグを

どうしても欲しい場合は

高価なバッグではなく

一万円以内で買える

合皮のバッグで

充分では

ないでしょうか。

 

お手頃な価格で

色を楽しんで

2〜3年で

合皮の寿命とともに

手放すと

割り切っていれば

いい気分転換に

なりそうです。

 

対して

黒や、茶、

落ち着いたベージュ、

ボルドーなどは

革のエイジングによって

買った時とは

別の深みが

生まれます。

 

傷さえも

その存在感に

迫力を与えてくれます。

経年変化していくのが

楽しみになる

お色です。

 

だからこそ

自分が一生

寄り添いたい

バッグには

このような落ち着いた

トーン、

飽きのこない

シックな色を選ぶと

愛着もひとしおだと

思います。

 

『ベルギーらしさとの出会い』

 を見て、

中谷さんは

そういったことを

よくわかって

いらっしゃるんだなあ

と密かに心を

打たれました。

 

と同時に

お金があるからといって

全ての人が

気分のままに

バッグを

取っ替え引っ替え

するわけでも

ないんだなあ、

と感心してしまいました。

 

もちろん、

実際の中谷さんが

どうなのかは

私の知るところでは

ありませんし、

私は中谷さんの

信者とかファンという

わけでもないのですが、

 

ただ一つ、

白いタンペートを

勧められて

素敵ですね、

綺麗ですね、

とお店の人と

流暢なフランス語で

会話しながら

ブランドや

商品を立てながらも

軽やかな笑顔で

お勧めをかわす様は

スマートで

優雅で

さすがだな、と

思いました。

 

中谷さんの

落ち着いた

モノ選びは

女優として

いろんなブランドを

身につける機会の中で

培われた

審美眼ゆえでしょうか。

 

奇しくも

同じ年齢の私 (~_~;)

比べるのは

おこがましいのですが

中谷さんの

ぶれないモノ選びに

対し、私は

右往左往している

ばかりで

まだまだ

修行が足りないな

と思わせられた

動画でした。

 

表参道で見た

ブリヨン。

カジュアルも

正式な場もいけて

分かりやすすぎる

ブランドにありがちな

嫌味っぽさもなく

でもきちんとした

存在感がありました。

 

シャネルのマトラッセではなく

ブリヨンを

買ったほうがいいのかな?

などとブレ始めるほどです。

 

相変わらず

影響されやすい私 (^_^;)

一生ものの

バッグの候補として

とりあえず

欲しいバッグリストに

追加しますw

 

 

 

 

 

 

 

 

雨の日のお散歩。

梅雨も

ひと月以上は

続きますので

晴れる季節を

待ちわびて

くすぶっていては

もったいない、と、

雨の日の

お散歩を

計画しました。

 

今を楽しむ、

の実践です。

あれができない、

これができない、

ではなく

視点を変えれば

何かいいことが

見つかるかもしれません。

 

明日は金曜日。

今から

ワクワクしています。

金曜日の

仕事終わりに

まず、

行きつけのカフェで

小説を書き、

先日買った本、

ミニマリストしぶさんの

『手ぶらで生きる』

をゆっくり

読みます。

 

土曜は、お散歩の

下準備の日にします。

朝8時から

断捨離を開始。

 

今持っている

服を全部出して

夏物については

今年の夏までに、

いや、

一週間以内に

着たいか、

着たくないか、

を判断します。

 

オンシーズンの

ものなのに

一週間以内に

着たいと

思えない服は、

今季、

多分着ない服です。

 

思い切って

あらかじめ用意した

ダンボールに入れます。

 

生き残った服を

元に戻し、

今度は、

台所、風呂、

トイレの

本格的な掃除。

そして、4.5畳と

6畳の掃除も。

 

ダンボールに

入った服は、

寄付か買取に

出します。

 

買取は以前

あまりにも低い

買取価格にしか

ならなくて

撃沈したのですが、

 

今はちょっと

思い直して、

少しでも

お金になるなら

それも貯金にしていこう

という気持ちです。

 

100万だって

1000万だって

はじめは1円から。

 

千里の道も

一歩から、

と言いますので(笑)

焦らず、腐らず、

お金を貯めていこうと

思います。

 

一通りの

断捨離と掃除が

終わった夕方は

一週間分の

食材を買いに

出かけます。

 

夜になったら

日曜日の

雨のお散歩に向けた

服、バッグ、靴の

コーディネートを

考えながら、

綺麗になった部屋で

ゆっくりと

お茶をいただきます。

 

そして、日曜日。

目覚めると

清々しい部屋が

目に入って

とても

気持ちの良い朝を

迎えられるはずです。

 

土曜日、頑張って

よかった!

と思いながら

その余韻にしばらく

浸ります。

 

土曜日までに

するべきことをして、

着る服さえ

決めておき、

日曜日は、

何も考えなくても良い、

というのが

贅沢だなあ、

と思います。

 

ただただ、

雨のお散歩、

がメインですので

携帯とお財布と

リップだけが

入るような

小さなポシェット

みたいなバッグと、

傘だけで

外に出ます。

 

肩の力を抜いて、

頭を空っぽにして

雨の匂いを感じながら

ただ歩きます。

 

余計な荷物は

持っていないから

多少濡れても

気になりません。

むしろ

新鮮で楽しそうです。

 

と、ここまで

妄想した時に

限って、当日は

晴れたり

するんですよね(笑)

 

それはそれで

また一興。。

 

とにかく

この日曜日は

どんな展開に

なっても良いように

土曜日までに

いろいろと

必要なことを

片付ける、

下準備を

きっちりしたいと

思います。