買い物依存症。でもミニマリストになりたい。

買い物依存、ミニマリスト、相反する要素を包括、葛藤を綴るブログです。 買いたい。 でも貯金したい。 持ちたい。 でも増やしたくない。 そして、雨後の竹の子のように数多存在するミニマリスト本、お片づけ本、捨て本、シンプル本、そんな本を読んだ場合の感想など。 その他もろもろ。 どうなっていくかわからないブログですが、よろしくお願いいたします。

 【フランス人は10着しか服を持たない】の感想と、アマゾンのブックレビューの謎

服専の買い物依存症である私。

ご想像に難くないと思われますが、部屋が汚いです。

押入れ一間に服がいっぱいのダンボール、クリアケースが詰め込んであります。

タグ付き新品の山を見ると心苦しいのですが、

基本的に服を愛しているので(ここは他の依存症の方とちょっと違うのかも)

服がかわいそう!勿体無い!捨てるのがもともと苦手、の全てが合わさって、

50着くらいは軽くありますね、新品タグ付き。。

 

でもミニマリストに憧れます。

少数精鋭のワードローブを大切にお手入れしながら、長く着る。

なんて素敵!

この本を読んで本当にそう思いました。

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特に、マダム・シックについての記述は非常に魅力的です。

・流行に流されずに自分が本当に気に入っている、自分に似合う服だけを選ぶ

自分自身に満足し、自分を大切にする、他人と比べない

ありふれた日常を洗練された特別なものにする。食器など、いちばんいい持ち物を自分たちのために普段から使う

家事など、日常の繰り返しを面倒なことと思わず、楽しむこと。

・賢くお金を使う、見栄のために新しいものを買ったりせず、品質の良い食材や仕立ての良い服など、自分に取って重要なものにお金を使う

持っているものに満足する

 

上記の赤字部分は、特に私が感銘を受けた部分。

これって、買い物依存症からの脱却の根本だと思います。

自分自身にまず満足すること。

自分の人生は平凡だとため息をつきながら嫌々洗い物をするのも、

日々移り変わる四季の自然を新鮮な気持ちで発見しながら、食器が綺麗になっていく様に喜びを見つけるのも、自分が選ぶこと。

そう教えられた気がします。

 

今の私は、服が多すぎて、その他のものも散らかっている。

それ自体ももちろん、問題ですが、それは表面の問題ですね。

本当の問題は、そうしてしまう自分の意識。

なぜ、そうするのか。

私の場合は現実逃避です。

だから、自分のひどい有様(太った体型、入らない服を買い続ける、他人が羨ましい、過去に固執してる、後悔し続けている)をしっかり認識することが必要です。

変わるきっかけとして、お片づけからでもいいと思うんですよね。

服も物も断捨離して、全てあるべき場所に収めて、掃除をする。

それだけで気分も上がるし、毎日が変わってくると思います。

この本は、そうしたくなるモチベーションアップに役立ちました。

 

ここまでは、私の感想です。

ここから先、アマゾンのブックレビューの謎、についてなのですが。

結構な数の人が、タイトル通りではない!と批判しています。

「10着しか服を持っていない人の話だと思って買ったら、違った、騙された」

「主人公のカリフォルニアの女子大生がだらしなさすぎるだけで、マダム・シックは日本人にとっては目新しくない、質素に堅実に生活するというのは普通」

「服を減らすアイデアについて斬新なことは何も書かれていなかった」

というものです。

この感想を目にした時、私は、え??と驚きました。

私は全然そんなこと思わなかったからです。

 

まずタイトルの件ですが、タイトルはその本を象徴するものですよね。

必ずしもタイトルに言葉通りの内容が書かれているわけではないのは、他の本も同じだと思うし、みんなそう思ってると思ってたけど、そうじゃないみたいですね??

 

内容を読むと分かりますが、確かに、マダム・シックは10着以上服を持っています。

10着というのは、メインシーズンの中心となる服の枚数の話であって、

アウターや小物、オフシーズンの服はここに含まれません。

ただ、毎日ワードローブを選ぶ際にクローゼットを開けると10着ほどの厳選された服があり、その中でコーディネートを考えるということです。

 

ですから、単純に春夏、秋冬、を一つのシーズンとすると、

・春夏のメインワードローブ10着

・秋冬のメインワードローブ10着

・春夏のアウター3着くらい?(ここから以下は具体的に言及されてないのでわかりませんが想像です)

・秋冬のアウター3着くらい?

カクテルドレスイブニングドレス、サマードレス3着くらい?

合計30着くらいは持っているわけです。

その他、下着やTシャツ類もカウント外なので、単純に服の枚数、となると50着くらいはあるのだと思います。

だから、確かに10着ではないです。

それでも一般的な人の服の数よりはきっと少ないと思いますし、10着をメインにするという考え方は、少数だから1着1着にお金をかけてお気に入りを選ぶことを可能にしますし、少数だから、毎朝何を着て行こうか悩まなくて済むという合理的な方法だと思います。

10着っていう数の部分にフォーカスせず10着じゃなくても、ワードローブを少数精鋭にすることの素晴らしさを汲み取れたら、この本を読んだ価値があると思います。

 

そして、カリフォルニアの女子大生の主人公がだらしないとか日本人にとっては堅実な買い物や質素な生活は目新しくなく、服を減らす方法も斬新なものはなかった、という批判について。

あくまで人が何をどう感じても自由だと思いますし、そういう感想を持ってもおかしくはないと思います。

そういう感想しか持たなかったのだとしたら、確かにこの本を読んだのはその人にとっては無駄だったのでしょう。

ただ、どんな本にも言えることですが、その本をいい本に変えるのも無駄な本に変えるのも結局自分次第なのかな、と私は思います。

自分にとって目新しいことは何もなかったとして、そこに書かれている内容によって再認識したり、自分も頑張ろう、とやる気になったり、逆に、こういう風にはなりたくない、と反面教師にしたり、本っていくらでも活用ができるものですよね。

知っている内容であっても、モチべーションを上げてくれる本というのが確実にあります。

 

むしろ私は、そのために読書しているタイプです。

 

不要なモノを捨てる、あるべき場所に戻す。厳選して買う。

どのミニマリスト本も断捨離本も、結局書かれている内容の根源はほとんどその3点ですよね。

そんなことは本を読まなくても、みんなわかっている。

それなのにミニマリスト本、断捨離本がこれだけ世の中に溢れているのって、

そいういうことだと思います。

 

今日も長くなりました。。

次回は、私の現状について、買い物や掃除の話を書きたいと思います。 

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