買い物依存症。でもミニマリストになりたい。

買い物依存、ミニマリスト、相反する要素を包括、葛藤を綴るブログです。 買いたい。 でも貯金したい。 持ちたい。 でも増やしたくない。 そして、雨後の竹の子のように数多存在するミニマリスト本、お片づけ本、捨て本、シンプル本、そんな本を読んだ場合の感想など。 その他もろもろ。 どうなっていくかわからないブログですが、よろしくお願いいたします。

『わたしのウチには、なんにもない。』1巻の感想

ミニマリスト・ゆるりまいさんのコミックエッセイ。

わたしは特に、1巻と3巻が好きです。

まず1巻の感想を今回書きます。

 

1巻は、かなり衝撃的な内容。

ゆるりまいさん以前に、

このような大胆な『捨て』を

テーマにした本がなかったからです。

 

とにかく捨てまくる。

見ていて気持ちいいです。

不思議と、もったいない、

という気持ちは起こらないです。

わたしがまだ勇気がなくてできないことを、

代わりにやってくれている、

という感じで読んでいます。

捨てたら、こんな風にすっきりできるのか!

と疑似体験できます。

実際のリビングのがらんとした様子も

写真で見られるので実感できて、

モチベーションアップになります。

 

この巻で一番好きな部分は、

一瞬の不便より、スッキリした空間を選びたい!!

という部分。P87のセリフです。

断捨離にしても、ミニマリストにしても、

結局、この部分をどう捉えるか、

だと思うのです。

モノがあれば、そりゃ便利です。

しかし、なければないで何とかなる、

ということを考えられるかどうか、

そこまでしたいかどうか、

それは人それぞれ。

でも、一度はそういうことを考えてみる。

モノを見直してみる、

ということに意味があるのかなあ、と思います。

 

例えば、

味噌汁用のお椀を捨てて、

マグカップで代用できるかどうか。

味噌汁をマグカップで飲むことに、

本来、絶対的な、良い悪い、は

ないはずです。

誰かに迷惑がかかるわけじゃないし、

犯罪でもないから。

だからそれは、個人の自由な選択ですね。

汎用性の高いマグカップだけにして、

スッキリ空間を得る、というのもよし。

味噌汁は、やはりお椀でないと嫌だ、

というなら、

自分の中での確固たる用途を見出せたことで、

お椀の価値、そこに置く、という選択には

はっきりとした意味が生まれます。

また、お椀は残すけれど、

他にもっと必要性の低いものを捨てて

空間を作る、という選択をしてもよし。

 

大切なのは、

『あって当然』という意識を捨てて、

それぞれの必要性、可能性、

取捨選択をもう一度行うという発想だと思います。

 

この巻で、まいさんは、

テーブルをなくしてみる、

という普通はしないことをしています。

テーブルはあって当然、

という常識にとらわれず、

常に取捨選択する姿勢は

見習いたいです。

そして、今までは捨てられなかったものが

或る日突然捨てられるようになる、

『捨てのK点越え』

をいつか体験できたらなあ、と思います。

 

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