買い物依存症。でもミニマリストになりたい。

買い物依存、ミニマリスト、相反する要素を包括、葛藤を綴るブログです。 買いたい。 でも貯金したい。 持ちたい。 でも増やしたくない。 そして、雨後の竹の子のように数多存在するミニマリスト本、お片づけ本、捨て本、シンプル本、そんな本を読んだ場合の感想など。 その他もろもろ。 どうなっていくかわからないブログですが、よろしくお願いいたします。

バブル期の子供時代とクリスマスの思い出。

クリスマスムードが

盛り上がってきました。

私はこの時期になると

子供の頃のことを

思い出します。

 

ちょうどバブルの頃です。

上の世代の方だと

年に何回かの海外旅行、

ボーナス6ヶ月は当たり前、

などと景気の良さを

実感できたのかもしれないですが

 

小学校低学年だった私は

バブルという言葉の意味も知らず

自分が豊かな時代の

真っ只中にいるという

実感もなく

ただ、親から毎日もらえる

50円のお小遣いを

堅実に貯めていたのでした。

 

その頃は

月に一度か二度、

”まち”と呼ばれる

長崎いちの繁華街

浜の町アーケードに

家族で出かけて

デパートでおもちゃを見たり

また、高学年になると

当時流行っていた

今は亡き

”ファンシーショップ”

と言われるジャンルの

キャラクターグッズや文房具、

小物やアクセサリーが

売っているお店に

行ったりするのが

私の楽しみでした。

 そして

夜は鉄板焼きや、中華、卓袱で

お食事をして家に帰る、

というのがお決まりでした。

 

その時代のアーケードは

いつでも人がいっぱいで

お店も華やかでした。

クリスマスシーズンは

ショウウィンドウの煌めきも

暖かくキラキラと

特別に見えました。

 

お出かけの時は

いつも自分なりに

服にこだわっていました。

秋冬なら

すごく気に入っている

ワインレッドの

ジャンパースカートに

白いレースの襟のブラウス、

黒いエナメルの

ストラップシューズ。

 

テレビでやっていた

小公女セーラみたいな

ファッションに

憧れていました(笑)

髪の毛は

二つのハーフアップにして

黒のオーガンジー

白いレースを

二重に重ねたもの!をつけました。

 

狭い田舎なので

アーケードでは

友達に会うこともありました。

彼女もおしゃれな

ワンピースを着ていて

同じように家族連れです。

すれ違う時の

なんとも言えない高揚感!

お互い、御機嫌よう、

とでも言いたげな笑みです(笑)

 

子供ながらにどこかで感じていた

余裕のある暮らし。

お小遣いは少ない、

持ち物も服も、

今より断然少なかったのに

私はこの時がいちばん幸せでした。

友達も、自分も、

みんなに余裕のある、

その時代の感じ、

確かにバブルだったんですね。

 

クリスマスは

シルバニアファミリー

グレーうさぎの家族と

”暖炉のついた木のお家”が欲しい。

もちろん

サンタクロースがいないことは

もうわかっていたし、

父が仕事関係の

知り合いの店で

おもちゃを買ってくれていること、

その包みの中には

必ず望み通りのものが

入っているということは

わかっていました。

 

それでも

25日の朝、

目覚めると枕元に

ラッピングされたプレゼントが

置かれているのを発見すると

もうドキドキして

毎回、とっても嬉しかったのです。

 

24日の夜、

寝ている間に

プレゼントを枕元に置く、

というこの風習、

実は高校三年まで

続いていました。

大学生になると

上京して

一人暮らしになったため

必然的にこの風習は

なくなりましたが

もし地元の大学に

通っていたら

社会人になるまでは

毎年、枕元でプレゼントを

発見していたのかもしれません。