買い物依存症。でもミニマリストになりたい。

買い物依存、ミニマリスト、相反する要素を包括、葛藤を綴るブログです。 買いたい。 でも貯金したい。 持ちたい。 でも増やしたくない。 そして、雨後の竹の子のように数多存在するミニマリスト本、お片づけ本、捨て本、シンプル本、そんな本を読んだ場合の感想など。 その他もろもろ。 どうなっていくかわからないブログですが、よろしくお願いいたします。

改めて、お金、モノ、を考えてみる。

ミニマリスト佐々木さんの

「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」

の文庫版を持ち歩いています。

 

ミニマリストの本、

どれか一つだけ、

と言われたら、

私はやっぱりこれを

選ぶのでしょう。

 

この本を読むと、

単純に、元気が出る、

断捨離のやる気が出る、

からです。

 

たくさんのモノに

囲まれた状態の僕、

がモノを捨てていく

過程で見えてきたこと。

 

特に、

人は何にでも

飽きるし、慣れる。

だから、刺激が欲しくて

モノを求める。

これは永遠でキリがない。

その部分にしっかり

触れているところが

好きです。

 

飽きることを

防ぐことは難しくても、

人ってそういうものなんだ、

と常に意識しておくことで、

 

欲しい欲しい!

から一歩引いて、

それは刺激が

欲しいだけじゃない?と、

買い物の時、

ちょっと慎重になれます。

 

この本に出てくる引用で

私がいちばん好きなのは、

 

『敷物を2倍意識すれば、

敷物を2倍持っていることになる』

 

というアレン・キンズバーグの言葉。

 

モノを持っている、

ということは、

そのモノを持っているという

ことをはっきり自覚し、

強く意識すること。

 

逆に言うと、

押入れを整理したら、

10年前に買った

ブランドバッグが出てきた、

などという場合、

その人はブランドバッグを

10年間持っていなかったことと

同じです。

 

また、

自分の意識を

変えなければ、

いつまでたっても

足りない!

から抜け出せない、

ということ。

よく、幸せのハードルを

下げる、と言いますね。

 

最近ヤフーニュースで

山口百恵さんが言ったという

言葉を見て

感動しました。

 

ご主人の俳優業が

うまくいかず、

家のローンもあって

どうしようか、

という時期が

あったそうです。

 

百恵さんは、

「10万円なら10万円の、

千円なら千円の生活をするだけよ」と。

 

どんな偉人の言葉も

かなわないな、と

思いました(笑)

 

焦っても心配しても

しょうがない、

その時、できることを

できる範囲でやるだけ。

 

基本的なことですよね。

でも、私はいつしか

見えなくなっていたことでした。

 

家や物を売ってお金を作る、

または、働きに出る、

いろんな選択肢がありますが、

生活を見直す、

ことが基本ですよね。

 

誰かに比べて少ない、多い、

などという価値観で

生きていると、

早々に詰みます(笑)

 

もちろん、

すれ違った方が

ヴァンクリのアルハンブラ

素敵につけていたり、

電車のつり革で

思いがけずハリーウインストンの

腕時計が目に飛び込んでくれば、

「うっ。。」

となりますよw

 

そう思っちゃうのは

仕方ないことです。

それが素直な感想ですから。

 

ただ、そこで、

自分なんて、、と

卑屈に惨めな

気持ちになるか、

人と比べてもキリがない、

生産性もない、

と冷静に考え直すか。

むしろ素敵なものを

見られてよかったな、と

プラスの感情に変えて

達観するか(笑)

 

 

何事も、

出来る範囲のことしか

出来ないし、

それは、

幸せでも不幸でもなく。

それが自分の生活なんだ、

ということ。

 

日々を大切に味わっていきます。