貧しい心

東京は、

ものすごい突風で

真冬のような寒さです。

かと思えば、

コートもいらないくらい

暖かい日があったり。

。。。私、

三寒四温って

嫌いなんですよね(^◇^;)

○日まで耐えたら、

以後は

日々暖かくなる！

というのだと

なんとか頑張ろうと

思えて

非常に有難いんですがw

 

    近所に咲いてたタンポポ。

   もう春です。

さて、

今日ちょっと

凹んでいる話です。

会社で

気兼ねなく

つけれるような

イヤリングが欲しくて、

サンシャインに

行きました。

無くしたり、

電話を耳に当てて

傷ついたりしても

いいような、

安価で可愛いものが

たくさんありそう、

という勝手なイメージで

サンシャインを

選びました（笑）

予想通り、

高校生・大学生向けの

ブランドばかり。

アクセも

プチプラが充実

していました。

１０００円前後の

アクセ屋さんに入り、

眺めていると、

私と同年代か少し

お若いくらい、

４０才前後の

女性が、

同じように

イヤリングを

探していらっしゃいました。

「どれにしようかなー

これも可愛いなー」

と呟いています。

よく見ると、

それは独り言、

ではなくって。

お隣には

ご主人？

彼氏さん？

がちゃんと、

いらっしゃいました（笑）

たとえ安くても

後から

やっぱり違った！

なんて後悔したくないし、

真剣になる気持ち

わかるなー、

などと

勝手に共感

していたのですが、

「うーん、

これ可愛いけど

派手だと思う？」

「いいじゃん、

それにすれば」

「でもせっかく

もらうなら、

毎日つけれるような

デザインがいいし〜」

「記念日なんだから、

本当に好きなのでいいよ」

何気なく

会話を聞いて、

え。

と思ってしまいました。

記念日、って

多分、

付き合った記念日とか、

結婚記念日とか、

そういった記念日だと

思うのですが、

記念日に

１０００円前後の

イヤリングって

どうなの！？

高校生・大学生なら

微笑ましいけど。。

と、思ってしまったんです。。。

もし私が

「記念日だから、

サンシャインで

イヤリング

買ってあげようか？」

などと言われたら

瞬間、

顔が固まったと

思いますw

すぐ顔にでる

タイプです。

戸惑いながら

ありがとう、

と笑うのが

精一杯になりそうです。

でもその女性を見ると

本当に、

嬉しそう。

こういう女性は

幸せを手にするよね。

素直に思ってしまような

光景で。

お二人で

あれこれ選んでいる姿が

また本当に素敵で。

貧しい心。

その時

脳に降ってきた言葉。

こういう時に、

人間って

本性が出るよね、と。

さらにこれは、

人様の行動に、

上から目線で

自分の価値観を

押し付けていることと

同じで、

それは私が

一番しないように

気をつけている筈のこと、

でした。

「人様の好み、

選んだこと、

服装や

価値観に

口を出すのは

もっとも下品なことだ」

と日頃、

思っている筈の人間が

考えるような

ことじゃないよね、と。

ものすごく

自分が嫌に

なってしまいました。

プレゼントの価値、

いえ、物の価値は、

値段ではない！

心である。

そう思う人間だと

自分では

思っていました。

でも違いました。

４０代半ばに

差し掛かって

今更、

性根を正すのは

難しい。

こればかりは、

今まで積み上げてきた

その人の豊かさ、

だと思うので。

今もまだ、

もやもやしています。