買い物依存症。でもミニマリストになりたい。

買い物依存、ミニマリスト、相反する要素を包括、葛藤を綴るブログです。 買いたい。 でも貯金したい。 持ちたい。 でも増やしたくない。 そして、雨後の竹の子のように数多存在するミニマリスト本、お片づけ本、捨て本、シンプル本、そんな本を読んだ場合の感想など。 その他もろもろ。 どうなっていくかわからないブログですが、よろしくお願いいたします。

TPO、マナー、礼儀、以前の話。

従姉妹の結婚式に

出席したのが、

去年の9月です。

 

あっという間に

一年経ちそうだなあ、

と思いながら、

何気なく

画像データを

見返していました。

 

クラシカルで

とても素敵だった

披露宴会場の

写真で

従姉妹のお友達が

写っている画像を

見て、ふと思い出しました。

 

結婚式当日、

私は

ネイビーの膝下の

サテンドレスに、

ヴァレクストラの

白いバッグを

選びました。

 

何かのマナー手帳で

最礼装の

バッグには

横幅25センチ以内、

ハンドルはひとつ、

蓋はかぶせがあるもの、

という3つの条件がある、

というのを確認

したことがあり、

 

ヴァレクストラの

バッグなら

派手な

ブランドマークもなく、

控えめなのに

きちんと感があり、

こういった場には

うってつけ、

だと思ったからです。

 

実際、

バッグは

小さければ

小さいほど

エレガント、

と私も思います。

 

しかし、

披露宴会場にいらした

従姉妹のお友達は、

エルメス

黒いバーキン

多分35センチを

お持ちで、

黒いストッキングを

履いておられました。

とても印象的で

よく覚えています。

 

マナーは

一番うるさい人間に

合わせるのが、無難。

 

私は知恵袋の

マナーカテが

”意地悪な姑”

の遥か上をいく厳しさw

だと思っているので

マナーはまず

知恵袋を

見るのですが、

 

バーキンの35なんて

真っ先に

叩かれそうな

チョイスだと思いました。

 

1、まずバーキン

エスメスの中でも

最も特徴的な

誰が見ても

エルメスとわかる

有名なブランドバッグ。

お呼ばれの場では

主役を立てるため

目立ちすぎるバッグは

控えたほうがいい。

 

2、さらにバーキン

あくまでシティバッグ。

ビジネスや

普段の外出など

日常使いする

ものであり、

いくら高価であろうと、

冠婚葬祭に

持っていく類の

バッグでは、ない。

 

3、そもそも

35センチは

結婚式には

大きすぎる。

冠婚葬祭には

安価でもいいので

マナーに沿った

小ぶりなバッグ

を持つのが

望ましい。

 

4、結婚式には

黒いストッキングはNG。

肌色で、

ラメなどもない、

シンプルな

ストッキングを

着用するもの。

 

多分この4点が

確実に

突っ込まれる

ポイントだなー

などと

マナーカテ住人の

意見を

妄想してしまいました。

 

実際、私も

最初はそう思いました。

 

しかし、

そのお友達が

笑顔で従姉妹に

話しかけ、

従姉妹も嬉しそうに

対応している、

その姿を見たとき、

無礼なのは、

私の方だ。。。

と、とても恥ずかしく

なりました。

 

今日の主役、

従姉妹があんなに

喜んでいる。

それが

全てではないか、と。

 

お友達が

自分のために

日程を合わせて、

時間をさいて

駆けつけて

祝福してくれる、

ただそれだけが

従姉妹は

嬉しいのです。

 

従姉妹が

喜んでくれることが、

ただ一つの正解。

マナー以前に

お祝いの気持ちが

まず重要。

 

マナーを

気にしすぎた私は

そんな

当たり前のことが

頭から

抜け落ちていたようです。

 

そして何より、

人様の服装、

持ち物に

心の中であれ、

ケチをつける、

その心持ちこそ、

最も無礼で

品のない、

恥ずべきもの。

マナー以前の

人間性の問題です。

 

なんて下品で

恥ずかしいことを

したんだろう。。

私、意地悪オバサン

そのものじゃないの。。

そのとき、

身にしみて

反省しました。

 

小さい頃から

母に何度も

言われてきたこと。

『よそ様は、よそ様。』

そして

自分は自分、です。

 

今後は、

自分の価値観は

大切にしつつ、

まず人を敬う、

他人を尊重する気持ちを

第一に持ちたいと

思います。