買い物依存症。でもミニマリストになりたい。

買い物依存、ミニマリスト、相反する要素を包括、葛藤を綴るブログです。 買いたい。 でも貯金したい。 持ちたい。 でも増やしたくない。 そして、雨後の竹の子のように数多存在するミニマリスト本、お片づけ本、捨て本、シンプル本、そんな本を読んだ場合の感想など。 その他もろもろ。 どうなっていくかわからないブログですが、よろしくお願いいたします。

平日日中のカフェは〇〇の巣窟。

最近、平日の日中に

よくカフェに行きます。

 

今まで仕事終わりの夜に

行くことが多かったので

こんなに客層が違うんだ、

と驚いているのが、

 

夜は

カップル、友人、

がほとんどなのに対し、

平日は、

ビジネス関係、

もっと言うと、

セミナー、

コーチング、

宗教、

ネットワークビジネス等の

勧誘をしている側と、

大学生くらいの

若い子の組み合わせです。

 

人様の会話を

盗み聞きするのは

非常にはしたない、

とは思っていても、

やっぱり、

耳はダンボ(笑)

 

もう、せっかく

小説執筆に

集中しようと

カフェに入ったのに、

無理(^_^;)

 

連日、同じ人?

と思うくらい、

勧誘関係か、

ちょっと怪しげな

リクルーター

どちらかに

必ず遭遇します。

 

リクルーターは、

本来怪しいものでは

ありませんが、

会話を聞いていると、

調子のいいこと

ばっかり言ってるけど、

大丈夫かなーと

思ったり(^_^;)

 

また昨日は、

どうやら

知り合ったばかりの

女性二人組で、

片方が、

「今度、地元の仲間と

鍋パーティやるんだけど、

おいでよ〜」

と言っていて、

 

一見普通の

お誘いですが、

全く同じ経験のある私は、

ピンときました。

 

大して親しくない+鍋パーティ

ネットワークビジネス

の可能性大、ですw

 

20代後半の頃、

買い物依存で

カードのキャッシングが

すごいことになり、

昼間の派遣とは別に、

夜は銀座のクラブで

働いていました。

 

いわゆるキャバ嬢ですね。

そういう世界って、

キャストの女性同士は

基本、プライベートで

仲良くする、

ということは

ほとんどありません。

 

お客様との兼ね合いで

利害がからむ場合は

個人的な付き合いが

あるかもしれませんが。

 

だから

入店したばかりの私に、

楽屋での

振る舞いや、

お客さんの

あしらい方など

普通なら

「いちいち聞かないでよ」

と言われそうなことを

率先して教えてくれる

”お姉さん”の存在は

非常にありがたかったです。

 

お姉さんは、

当日知り合った

ばかりなのに

「よかったら、明日の夜、

うちに鍋パーティに来ない?」

と誘ってくれました。

「え、明日ですか?」

「無理なら、明後日は?」

 

こんなに

仲良くしてくれる人が

こういう業界にも

いるんだ、と

とても嬉しかった私は

お姉さんの鍋パーティへ

お邪魔しました。

 

パーティーの日、

恵比寿のマンションに伺うと、

何人かの人が

すでに集まって

談笑していました。

お姉さんは、

私に気付くと

手招きしてくれました。

 

通り過ぎる台所に

置いてあったケーキを

さして、

「これ、さっき焼いた

ばかりなの」

「え?ケーキも

手作りなんですか?

すごいですね」

「ううん、

ぜーんぜんすごくないの。

すっごく簡単なんだから!

これ、実は、

お鍋で作ったんだよ!」

 

お姉さんは、

そして鍋の紹介を

始めました。

聞けば、

このパーティー

お料理は、

全部この鍋で

作ったとのこと。

 

煮物はもちろん、

焼き物、炊き込み御飯、

ケーキまで作れるという

無水鍋

この鍋の凄さを

紹介するための

パーティーだったのです。

 

この時点で、

ああ、これは

ネットワークビジネスだな、

と気付きました。

別に断ればいいか、

と思いましたが

 

会ったばかりで

あんなに親切に

してくれたのには、

やっぱりワケがあったんだな、

と思うと

なんだか悲しくなりました。

 

他のメンバーには

私と同じように

事情を知らずに

連れてこられた人もいました。

大学生くらい若い子だと

ネットワークビジネス自体

全然知らないみたいで、

 

鍋の凄さ、

そして、元手なしで

ビジネスにする方法、

合法的な商法である

云々を

熱心に聞き入っているので、

こっちが母親的な気分になり、

「あの子、大丈夫かな。。」

と心配になったり(^_^;)

 

実態がわかったところで、

そろそろお暇しようと

お姉さんに声をかけると、

 

「待って。

あなた、すごく見込みがあるから、

トップセールス

会わせてあげる。」

 

「ありがとうございます。

でも、今、昼も夜も

働いてるから、

ビジネスを始める

時間もなくって」

 

「あのね、今帰るって

すっごく損よ?

全国の同じビジネスをしてる人が

会いたくても会えないような

すごい人なんだよ?

話聞くだけでも、

絶対損はないから」

 

「でも、」

 

「あなた、今は、

若いし綺麗。

だから、銀座にいられるし、

手っ取り早くお金が

欲しいから、

見た目で商売

してるんだよね?

 

でも、それって

一生は無理でしょ?

どんどん歳とって

おばさんになった時、

どうするの?

 

私が銀座にいるのは

人脈作りのためで、

単なる小銭稼ぎじゃないよ。

あと数年で、夜は辞める。

その時のため、

今からビジネスの基盤を

作っておくの」

 

こう言われた時、

このお姉さんは、

少しは私のことを

思って誘ってくれたのかな、

とちょっと思ってしまい、

結局私はその

”すごい人”の話を

聞くことになりました。

 

結論から言うと、

”すごい人”は

確かにすごい人、

だと思いました。

 

まず、話が面白い。

頭の回転が良く、

人を自分の世界に

惹き込むのが

非常にうまく、

微細な空気を読んで、

絶対に人を嫌な

気持ちにさせない。

 

”すごい人”は

下っ端がやっているような、

鍋の話、など

しないです(笑)

その他の

強引な勧誘もない。

 

個人の体験を通して、

ビジネスの考え方、

プライベートや

生き方そのものについての

考え方を、

ただただ、

語ってくれるのです。

 

その人柄は

非常に魅力的で、

この人の言うとおりにすれば

間違いがないんじゃないか、

果ては、

この人に喜ばれたい、

と思わせるような、

そんな話ぶり。

 

こういう人は、

別にこのビジネスじゃなくたって

どんな世界でも

成功できる人だろうな、

と私は思います。

 

結局私が

そのビジネスを始めることは

なかったのですが、

一つ素晴らしいと

思ったのは、

このビジネスの掟!?

として最重要視されていることが、

「即行動」

という原則。

 

早く誘う、

早く体験させる、

早く連絡する、

早く決める。

 

だから、

知り合ったばかりでも、

躊躇なく誘う。

そして鍋のパーティー

一週間後〜二週間後、

ではなく、

できれば明日、

無理なら明後日。

 

機を逸すること。

それが最大の損失。

早ければ早いほど有利。

という考えです。

 

42歳の今。

その通り!

だと思います。

後回しは最大の敵。

思ったことは、すぐやる。

1日1日、大切に!

 

お勉強させていただきました(笑)