現実を見よ。
昨日、ルミネエストB2を
ふらふらしました。
以前、好きなブランドが
B2にあったころ
毎日のように
通っていましたが、
ここ１年くらいは
足が遠のいていました。
一年も経てば
テナントが
変わりまくって
勝手が全然
違っていますね。
時の流れを感じますね。
こうやって
お店をのぞくと
触発されて
一気に買い物依存症を
発症して
爆買いに走る、
という危険性も
ありますが、
この日、
私が感じたのは
「欲しいものって
次々に出てくるし、変わるよね…」
という、
何とも言えない
しんみりした気分でした。
欲しいものいっぱい！
あれもこれも
買いたい！
みたいなテンションに
なるかと思いきや、
ずっと断捨離できないでいる
それこそ５年物の服だとか
そういう家にある服を
思い浮かべ、
「なんであんなに
固執していたのかな。」
そう思ったのです。
「これは唯一無二のデザインだから」
「これはもう二度と手入らないから」
そんな風に思って
今は着ることができないのに
（サイズが入らない！）
手放せなかった服。
そのほとんどは、
手放して後悔することは
多分ないな。
静かにそう思いました。
だって、
ちょっとお店を
のぞいただけで
目からうろこの勢いで
新しく気になる
デザイン、生地、色使い、
こんなにたくさん
いいなーと思う服が
あるのですから。
時代も変わるし、
あれだけ頑なだった
私自身の服の趣味も
実は徐々に変わっている。
ということを
認めざるを得ませんでした。
何度かの断捨離を経ても
まだ手元にある服について。
今気に入って着ている服は
大切に着ます。
でも、
いつかこれを着たいから、と
ずっと持ち続け、
頑なに
「絶対好きだから」と
思っていた服、
着もしない
脳内リストと、
実際の自分の気持ちとの
乖離があることが
わかったなら、
手放そうと思います。
私は特に
思い込みが強いタイプです。
でも目の前の
新しいお店、
新しい時代の服を見て、
自分のなかで
既に起こっていたけど
気づかなかったズレを
認めざるを得ませんでした。
私が言いたいことは、
持っている服を捨て、
新しく買い替えよう、
今の流行に合わせよう、
ということではありません。
固執して
持ち続けていた
出番のない服が、
本当に
今の自分の感覚の
リアルなのか？
現実を見よ。
と自分に問う気持ちです。
それでも尚、
この服は、自分だ。
そう感じられる服は、
持ち続けようと思います。
ただ、
実は自分の中でも旬が
過ぎてしまっていた服、
感覚との乖離がある服、
それは手放します。
年末はすぐそこ。
それまでに
服も心も整理します。
