買い物依存症。でもミニマリストになりたい。

買い物依存、ミニマリスト、相反する要素を包括、葛藤を綴るブログです。 買いたい。 でも貯金したい。 持ちたい。 でも増やしたくない。 そして、雨後の竹の子のように数多存在するミニマリスト本、お片づけ本、捨て本、シンプル本、そんな本を読んだ場合の感想など。 その他もろもろ。 どうなっていくかわからないブログですが、よろしくお願いいたします。

【僕たちに、もうモノは必要ない。】モノがないことに慣れ、あることに飽きる件。

人はモノがないことに慣れるし、あることには飽きる。

そのことについて考えてみました。

 

【僕たちに、もうモノは必要ない】の著者、佐々木さんは、

『家からタオルを手放して、すべて手ぬぐいに変えてみた』そうです。

お風呂から出たら、必ずタオルを使いますよね?

でも佐々木さんは、手ぬぐいで体を拭くそうです。

 

手ぬぐいは肌触りが悪い。

けれど、かさばらないから省スペースで洗濯物も少なくなり、

さらに、乾くのが早い。

なければないで何とかなる。不便さにも人は慣れる。

本書で私がハッとした部分です。

掃除機をなくしてほうきを使う、のもやってみるとできそうです。

 

逆に、モノがあることが当たり前になり、

飽きることについても佐々木さんは書かれています。

私のように、物欲が強く買い物がやめられない方は

ぜひ読んでほしい部分ですので抜粋します。

 

【なぜ少女はおもちゃの指輪で満足できなくなるのか?】P68〜

小さい女の子に、プラスチックでできたおもちゃの指輪を渡すと、

目を輝かせて喜ぶ。

いつしかそのおもちゃには飽き、

小遣いをせっせと貯めて買った1万円の指輪にも飽き、

給料を貯めて買ったブランドものの5万円の指輪にも飽きる。

30万の指輪にも飽きる。

最終的に世界で1つしかない名工の手による指輪を手にしても、

いずれ飽きてしまう。

 

そして以下は、買い物に出かけ、

これしかない!と思えるほどときめいたジャケットを見つけたときの話です。

 

【ジャケットを10回目に来た時の喜び】P77〜

残念なのはそのジャケットを「初めて着るときの気持ち」は想像できても、

「10回目に着るときの慣れた気持ち」も、

「1年後に着るときの飽きている気持ち」も、

ジャケットを持っていない現在からはどうしても想像ができないということだ。

 

そのまま、自分のことを言われているようでした。。。

 

次から次へと洋服を買いあさっても満足しない買い物依存。

そうか、結局、すべてのモノは飽きるんだな。と。

あれほど欲しくて、あれほどときめいていた服でも。必ず飽きるときがくる。

今更ながら、腑に落ちてスッキリした感じでした。

 

欲しいモノを手に入れた喜びは、ほんの一瞬。

すぐに、そのモノがある日常に慣れる。

ときめきという刺激がなくなる。

そして、また新たなときめきを求めて次に欲しいモノを探してしまう。

モノに依存している限り、このループから抜け出せないのですね。

 

買い物依存症ではない人にとっては当たり前のことなのかもしれませんが、

『すべてのモノはいずれ飽きる。』

ということを、買い物をするときにしっかり認識しておく、ということは、

私にとっては重要な気づき、でした。

次回は、その『気づき』に基づいて、

私なりの買い物基準について語らせてください。

 

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